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2013/10/09

今日の秘湯「鹿児島・栗野岳温泉“南洲館”」







九州自動車道を栗野ICで下り、霧島連山の西端を上ること約20分、栗野岳の
中腹に白い湯煙を上げる一軒宿「栗野岳温泉“南洲館”」が見えてきますが、
今回の鹿児島の湯めぐりはここからスタートしました。
 ここ栗野岳温泉の歴史は古く、今をさかのぼること約280年と言われており、
このお宿も明治9年(1876年)に明治維新の立役者、西郷隆盛が約一ヵ月間
温泉と狩猟を楽しんだ地でもあります。
 温泉の泉質は、灰色の通称ドロ湯と呼ばれる明礬緑礬泉、乳白色の硫黄泉、
ラジウム泉の蒸気を利用した蒸し湯と、この場所で三ヶ所の湯めぐりができる、
湯治場の風情ただよう「山あいのいで湯」です。

【スナップ写真の解説】
1、「桜湯」の出入り口から眺めたお宿の風景
     中央奥が正面玄関、左下にお食事処、右端が旅館部の建物の一部
2、3、「竹の湯」の外観と内部
     正面玄関の裏手にある通称ドロ湯の雰囲気です
4、5、旅館とも繋がっている「桜湯」
     乳白色の硫黄泉で、石組みの床が男湯、木のすのこが女湯
6、「蒸し風呂」の外観
     白煙を上げる「八幡地獄」の登り口にある、自然を利用した優れ物

実は、これら三種類の異なる源泉は二日かけて50℃ほどに下げられ、私たち
をもてなしてくれますが、一湯のみ300円、二湯で500円、三湯全部で600円
という、おもてなしの料金システムでもあります。

2013/10/08

今日の名湯「鹿児島・湯之谷温泉“湯之谷山荘”」





今回の旅で二日目に泊まったのが丸尾温泉の「旅行人山荘」でしたが、その近く
にもう一軒、どうしても泊まりたいお宿がありました。
 それが、旅の最終日に立ち寄った「湯之谷温泉“湯之谷山荘”」ですが、噂通り
の素晴らしい温泉を満喫することが出来ました。

ここ湯之谷温泉は、江戸時代から湯治場として賑わっていた所で、名水湯之谷の
山峡に抱かれて建つ「湯之谷山荘」は、そんな往時の面影を今に伝える宿でした。
 日帰り入浴は10時からと思い込んでいたら玄関の張り紙は9時から、既に三名
のご常連が談笑中で、お隣の女湯からも賑やかな声が聞こえていました。

しばらくおとなしくしていた後、写真を撮ることを了解いただきましたが、こちらから
撮った方が全体が入るとか、赤いバルブを捻ると湯滝になるからそれを撮れとか、
ご指導がピシピシ入る楽しい撮影会でした。
                       (とにかく感謝!!感謝!!のひと時!!)

1940年創業の宿は何と自家源泉を5本も所有し、湧出量は毎分480ℓ、泉質は
硫黄泉(60℃)と炭酸硫黄泉(30℃)の2つで、真ん中がブレンドの湯です。
 加水も加温もしない生のままの湯が、二つの浴槽にジャブジャプと注ぎ込まれ、
贅沢にかけ流されている風景は、思わず顔がほころんでしまいました。

2010/08/03

今日の秘湯「鹿児島・霧に咽ぶ“関平温泉”」



温泉バカ九州の旅のスタートが、いよいよ今日で一ヶ月を切り、こころは既に九州、
福岡や大分方面に飛んでおります。
 前回の3月は、鹿児島の妙見温泉をメインとした“気ままな秘湯めぐり”でしたが、
今回は大分の長湯温泉・七里田温泉をメインとした“炭酸泉の旅”となります。
 そんな訳で、今日はまだブログに登場させていなかった「関平温泉」をご紹介し、
勝手に気分を高揚させてみたいと思います。

【ヴィラ付きの貸切露天風呂】
ここは霧島の緑に包まれた、見晴らしの良い高原にある温泉ですが、妙見温泉から
宮崎の白鳥温泉に向かう途中、霧の中で立ち寄った温泉でした。
 自炊設備もある公営の宿泊施設で、大浴場とは別に2つだけ貸切露天風呂があり、
内湯を出るとサンデッキに露天風呂、その脇には冷蔵庫を備えた休憩処まであり、
裸のままデッキチェアでまどろむという、抜群の“安らぎ空間”がありました。
事前予約制の露天風呂でしたが、これで一人1,220円とは信じられませんでした。

【今回予定の主な温泉及び宿】
  ・長湯温泉「大丸旅館」、「大丸外湯・ラムネ温泉」、「ガニ湯」
  ・七里田温泉「下湯」、「七里田温泉館」
  ・船小屋鉱泉、長田鉱泉
  ・山川温泉「小杉庵」
  ・寒の地獄温泉        などなど

ご近所で“おすすめ”があれば、是非おしらせください。

今回再チャレンジ!!、2/25「寒の地獄温泉」の投稿記事はこちらです。
http://blogs.yahoo.co.jp/hitounimegumare/8861475.html

2010/03/10

今日の秘湯「鹿児島・妙見温泉“和気湯”」④



鹿児島・妙見温泉の4部作、いよいよ最後の第4部となりました。
 仙台の今朝は雪、しかも朝の積雪は23㎝で、今も降り続いておりますので、
旅の余韻を楽しみながらまとめに入ります。

憧れであった「おりはし旅館」をスタートし、向かった先は振舞い湯「和気湯」!!
 ここは5年前貰い湯をしてから、その先にある「犬飼滝」を見物した帰り道、
中津川の川縁にも自墳の湯を見つけひとり喜んでいた場所です。
 (上の写真は、その川にかかる橋の上から撮っております!)
そして30~40分後この湯船に戻ると、お湯はすべて抜かれており、
女性がおひとり竹ぼうきで浴槽を洗っておられました。
 斜め向かいにある家の所有物で、子どもたちが小さい頃はよく使っていたが、
お年頃になると内湯が欲しいという事で、いまは誰も使っていないようです。

そんなエピソードを思い出しながら、今回は時間もなく手のみの入湯でした。
 石組みの湯船の底からは、新鮮なお湯が今もコンコンと湧き出ており、
温泉バカとしてはすぐ脱ぎたくなりますが、初午祭で時間を取ってしまいました。
 最近読んだ記事の中で、龍馬とおりょうさんは、ここ犬飼滝を見物したり、
ピストルで野鳥を取ったりして、故郷にそんな暮らしを知らせておりますが、
有名な塩浸温泉だけではなく、ここ「和気湯」にも入ったかもしれません。
 後ろ髪をひかれる思いで、貸切湯を予約している「関平温泉」に
やや遅れると連絡を入れ、これから「湯めぐり最終!第4ラウンドの開始」です。

2010/03/09

今日の秘湯「鹿児島・妙見温泉と初午祭」③



妙見温泉「おりはし旅館」の朝は、離れ裏の竹林で暮らしている「鶏」に起こされ、
外に出てみると、昨夜の土砂降りの雨も止んでおりました。
朝は5年ぶりの露天に浸かりましたが、貸切状態でユッタリ・マッタリのひと時です。

さて、朝食の後しばし旅館の周りを散策していると、
川向うの橋をゾロゾロと渡る幟とハッピ姿のご一行がありました。
 あまり気にも留めずに清算を済まし、車に荷物をしまいスタートしたら、
先ほどのご一行が旅館に向かってくるではありませんか。
 しかも、先頭には着飾ったポニーくん?ちゃん?、龍馬とおりょうさん、
明治のハイカラお嬢さん、などなど!!

今日午後からの「妙見温泉・初午祭」、開催のご案内だそうです。
 一旦、車をバックして離れの玄関前に戻し、しばしお祭り見物となりましたが、
この仔馬が実に可愛いんですネ~!! しかも踊るんです!!
 本来五穀豊穣をお祈りする踊りですが、ここでは「おりはし旅館」の商売繁盛を祈り、
前脚と後ろ脚を交互に持ち上げ、鈴を鳴らしながら踊ってくれました。
嬉しくなって喋っていたら、この子「妙見号」が一番踊りが上手なんだそうです。

2010/03/09

今日の秘湯「鹿児島・妙見温泉“おりはし旅館”」②



3月6~7日の宿泊先が、ご紹介する妙見温泉「おりはし旅館」ですが、
こちらは「日本秘湯を守る会会員の宿」でもあります。
 創業は明治12年(1879年)と、妙見温泉ではもっとも古く、
多くの文人墨客が訪れた宿としても有名です。

さて、第1部でご紹介した「旅館・本館」に4組、そして「離れ」に4組、
一日限定8組が泊まる宿の敷地が7,000坪なのです。
 我々、温泉馬鹿コンビが泊まったのが、一番古い離れの「有楽」ですが、
ここがまた贅沢で、6畳・7.5畳・9畳の続きの間、そして高い天井と欄間、
24時間かけ流しの内湯、僅か2人が専有する空間がこの広さでした。

5年前と変わったところは三つ、まず、川べりに「新しい離れ」が二つ、
そして「貸切露天・藤の湯」の誕生でした。
 もちろん、日帰り入浴にも開放されている、露天風呂も内湯も健在でしたが、
この可愛らしい「貸切露天」はなかなか面白く、名前の通り天井は「藤棚」、
花のシーズンに又来たくなりました。
 最後になりますが、こんな贅沢が奉仕料15%・税5%を込みにしても、
お一人様2万円で若干おつりがくるのが驚きです。

2010/03/09

今日の秘湯「鹿児島・妙見温泉“おりはし旅館”」①



3月6~7日の宿泊先が、ご紹介する妙見温泉「おりはし旅館」ですが、
こちらは「日本秘湯を守る会会員の宿」でもあります。
 創業は明治12年(1879年)と、妙見温泉ではもっとも古く、
多くの文人墨客が訪れた宿としても有名です。

初めてこの宿を訪れたのは5年前、東京から鹿児島出張時の「ひとり旅」で、
ひとりでも泊まれ自炊もできる「別館山水荘」でした。
 今回はどうしても泊まりたかった「おりはし旅館」そのもので、
かつ一番古い離れの「有楽」、名前が良いんですよネ!!
 裏山を借景として、かつ7,000坪の敷地をゆったりと使い、
木々の育ちは自然に任せ、「むささび」と「あおばずく」の陣取り合戦も
自然に任せるという、独特の雰囲気を味わえる杜のお宿です。

我が故郷・宮城の青根温泉「不忘閣」も同じような雰囲気がありますが、
自然の中のロケーションでは、こちらが一枚上手です。
 更に詳しい内容をお知りになりたい場合は、HPをご覧いただきますと、
心が躍らせられるかも知れません。
なお、このシリーズは4部作の第1部となっております。