2022/08/26 歴史を物語る「旧上戸沢検断屋敷、木村家住宅」 【材木岩公園に移築、復元された「旧上戸沢検断屋敷、木村家住宅」】白石市小原の上戸沢(かみとざわ)は、山中七ヶ宿街道の最南端に位置し、20数件ほどからなる山間小集落で、仙台藩境の番所がおかれていた宿場でした。 七ヶ宿街道は、福島県小坂(現福島県国見)から、上戸沢、下戸沢、渡瀬、関、滑津、峠田、湯原を経て、山形県上ノ山に至る街道で、上戸沢から湯原まで仙台藩領の七つの宿場の存在から「七ヶ宿街道」と呼ばれてきました。 上戸沢には本陣はなく、検断屋敷(宿場の伝馬人足を取り仕切る、木村家)が準本陣として、大名などの休憩にあてられていました。
コメント