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2022/04/03

キリシタンの里「切捨場霊場から海無沢三経塚へ」

今回のプチ湯治では、以前から気になっていた宮城県北部のキリシタン殉教の地を訪ねました。
 ご紹介する二つの地域は、旧仙台藩の所領で製鉄が盛んだった場所ですが、その技術者として備前(岡山県)から招いた、千松大八郎・小八郎兄弟によってキリスト教がもたらされました。
 南蛮式の製鉄術にすぐれ、キリシタンでもあった彼らは、「あるまじないを唱えると鉄がよく溶ける」と、キリスト教の教えと祈りの言葉を伝えたとされます。
 しかし、幕府のキリスト教禁止令によって仙台藩でもキリシタン弾圧がはじまり、登米市東和町米川と一関市藤沢町大籠では、多くの信者が殉教しました。

【第一話、切捨場霊場から海無沢三経塚へ】(登米市東和町米川)
初めて訪れる場所でまずは米川カトリック教会へ、そして国道を北に2キロほど辿り、綱木親和会館の奥にある「案内板」を見つけました。

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ここからはやや山道となりますが、「案内板」に沿ってのぼると「切捨場霊場」、さらに山道を進んで行くと「海無沢三経塚」に行き当たります。

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切捨場霊場の説明書きを読み、改めて人間の凄さ、強さを感じさせられる精神世界でした!!

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