湯めぐり雑感「今年一番の思い出は下風呂温泉」
今年一番の思い出の湯めぐりと言えば、仲間と晩秋に訪れた下北半島の「下風呂温泉」でした。
10年以上前に訪ねた共同浴場「大湯」と「新湯」は、共に50年以上経過し老朽化の為、旧長谷旅館の跡地に昨年12月に建て替えられていました。


新しい共同浴場の名は「海峡の湯」、同じ浴室内に「大湯」「新湯」が仲良く並んでおり、新たに「井上靖ゆかりの湯」まで出来ておりました。


建物の二階は、下風呂温泉にご縁のある著名人の展示室で、井上靖が「海峡」を執筆した長谷旅館の部屋まで復元されており、額には小説の一節が切り取られていました。
ああ 湯が滲みて
くる
本州の果ての海のはたで
雪の降り積もる
温泉旅館の
浴槽に沈んで
俺はいま硫黄の匂いを
嗅いでいる
なぜこんなところに来たのだ
美しい姫の幻影を洗い流す
ために俺はやってきたのだ
杉原は 詩人になっていた


ブログと言うものは有難いもので、10数年前の下風呂温泉の風景には「長谷旅館」が、そして共同浴場の一つ「大湯」も残っておりました。


とか言いながら、来週は年内最後の「みやぎ宿泊割キャンペーン」、好評につき期間を延長するとか、県内限定でなく隣の県まで拡大するとかほざいております。
「ほどほどにしとけ!!」「また、国と悪徳旅行業者が結託してGoTo詐欺だぞ!!」
10年以上前に訪ねた共同浴場「大湯」と「新湯」は、共に50年以上経過し老朽化の為、旧長谷旅館の跡地に昨年12月に建て替えられていました。


新しい共同浴場の名は「海峡の湯」、同じ浴室内に「大湯」「新湯」が仲良く並んでおり、新たに「井上靖ゆかりの湯」まで出来ておりました。


建物の二階は、下風呂温泉にご縁のある著名人の展示室で、井上靖が「海峡」を執筆した長谷旅館の部屋まで復元されており、額には小説の一節が切り取られていました。
ああ 湯が滲みて
くる
本州の果ての海のはたで
雪の降り積もる
温泉旅館の
浴槽に沈んで
俺はいま硫黄の匂いを
嗅いでいる
なぜこんなところに来たのだ
美しい姫の幻影を洗い流す
ために俺はやってきたのだ
杉原は 詩人になっていた


ブログと言うものは有難いもので、10数年前の下風呂温泉の風景には「長谷旅館」が、そして共同浴場の一つ「大湯」も残っておりました。


とか言いながら、来週は年内最後の「みやぎ宿泊割キャンペーン」、好評につき期間を延長するとか、県内限定でなく隣の県まで拡大するとかほざいております。
「ほどほどにしとけ!!」「また、国と悪徳旅行業者が結託してGoTo詐欺だぞ!!」
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