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2021/07/12

仙台歴史さんぽ「仙台愛宕下発電所跡」

前回は、明治時代の水力発電発祥の地を紹介しましたが、こちらは大正9年から昭和4年という短い間に稼働し、操業停止後は忘れ去られ廃墟となった発電所跡です。
(この時代の仙台は水力発電所ブームで、広瀬川に5つの発電所ができたとか!?、今の時代の太陽光パネルと同じような代物ですよネ~!!)
 廃墟好きには有名だったこの場所を一般公開したのが、「仙台ふららん」の街歩きツァーで、導水トンネルの内部を見学し、広瀬川沿岸の歴史や自然にまつわる貴重な話も聞けました。
 (なお、このツァーは定員10名で、8月28日にも追加実施の予定だそうです。)

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地底調整池(通称ホール)でのレクチャー後は、いよいよ歴史のトンネルへのスタートです!!

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導水トンネルは途中で塞がれていましたが、横を回り込むと起点の「竜ノ口沢側坑口」まで、全長1,337.6mが繋がりますが、起点の坑口は鉄格子の門で施錠されています。
 さて次に、皆さんが見ているのは後から掘られた延長57mの横穴で、その先は広瀬川の断崖にポッカリと穴を開け、手前にたまった水と共に実に神秘的でした。

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最後は、地底調整池(通称ホール)Wアーチ柱の下に隠れている、歴史建造物の探検です!?

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歴史さんぽは約2時間、扉の外はコロナの世界に戻されてしまいました。 「残念だネ~!!」

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コメント

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No title

昔はこの跡で、もやしを作ったりしてました。下の側のたまりでは冬はスケートをしました。

「おじさん」への返信

おじさん、どうもでございます
三枚目の左端の機械が、そのもやし工場のボイラーで、もやし工場の遺構はコンクリートで仕切られた、2畳弱の小部屋が連なっていました。