今季の夏鳥「コチドリ(小千鳥)」
「カンムリカイツブリ」の観察に訪れた、農業用ため池の「大沼」ですが、
この日は沼の上空を、ピォビォ!と鳴きながら飛ぶ子たちがいました。
その内一羽が、田んぼや農道に下りたお陰で正体が分かりましたが、
今季の夏鳥第1号「コチドリ(小千鳥)」です。
何せ距離がある為、目一杯切り出してザラザラですが、証拠写真と
してお許しください。
【「コチドリ(小千鳥)」の習性】
黄色いハッキリしたアイリングが特徴の、チドリ類では最も小さな子で、
主に夏鳥として全国に渡来し、河原や砂浜、埋め立て地、干潟などに
暮らします。
少し歩いては立ち止まることを繰り返し、昆虫などの小動物を捕らえ
ています。
地面に窪みをつくって巣にしますが、卵やひなに天敵が迫ると、けが
をしたふりをして天敵を遠くに誘い出す「偽傷」でも有名な子です。
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