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2010/03/18

今日の名湯「宮城・青根温泉“不忘閣”」蔵湯



昨日に引き続き、ここ青根温泉「元湯 不忘閣」の紹介となります。今回は「蔵湯」です!!
 さて、このお宿も「日本秘湯を守る会会員の宿」ですが、最近泊まらせてもらったのは、
先週末の14日・日曜日、東京の仲間の一人がスタンプ帳10個のご招待に選んだ宿でした。
この日の部屋は大好きな「一心」、突然の地震で向かいの「青根御殿」も揺れておりました。

【まずは「蔵湯」の誕生秘話から】
昨日、青根大火にも少し触れましたが、100年前この温泉街が火災で消失した際、
唯一残ったのがこのお宿の三つの蔵だったそうです。
 明治初期に建て替えられたこれらの蔵は、そんな天災の中で温泉街を復興させるまで、
村人たちの仮の住まいとなったようです。
 2006年、一番奥の蔵を修復し土壁を塗り直し、蔵の中に檜の浴槽をしつらえた「蔵湯」誕生、
誰がこんなことを考えられるでしょうか。
この湯に一人で浸かっていると、自分も伊達のお殿様にタイムスリップします!!

【なんとも剛毅で斬新な経営姿勢】
「ここには、見渡す限り古いものしかない!」とお宿の皆さんは口を揃えて言いますが、
その古いものを活かす発想は斬新そのものです。
 そして、この「蔵湯」や前の「大湯」、ともに工期は2年以上ということは(?)、
まさかこれだけの仕事を一人ではできないので少なくとも2~3名、
釘やボルトなどを使わない専門職人だから、総人件費は少なく見積もっても6~7千万、
これに檜や青森ヒバなどの材料代が加わり、しかもダブルで!(貧乏人の発想です!)
 大湯の石風呂は450年前、30人もの人夫が2年がかりで作ったそうですが、
その心意気が今の二十一代にも、しっかりと引き継がれております。

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