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2010/06/16

平家落人伝説と定義如来



今日の仙台は雨、身動きが取れないので、我々「仙台ブナ」の活動拠点でもある、
定義地区に伝わる平家落人伝説(?)を載せてみます。
 写真は、昭和61年に建立されたという平和祈念の五重塔と庭園の風景ですが、
観察会の集合時間前に、のんびりと静かな雰囲気を楽しみました。
 
【定義(じょうぎ)如来の由来】
今から800年前、平重盛(平清盛の嫡男)は平和祈願のため中国欣山寺に黄金を寄進し、
その際に送献されたのが、阿弥陀如来の宝軸といわれております。
 平家が壇ノ浦の戦いに敗れた後は、平重盛公の重臣・肥後守平貞能(さだよし)公が
この宝軸を守り、源氏の追討を逃れるため名も「定義(じょうぎ)」(訓読みではさだよし)
と改め、この地に隠れ住んだといわれております。
 旧本堂の奥には、壇ノ浦で8歳で亡くなられた安徳天皇の遺品を埋め、冥福を祈った
と伝えられる「天皇塚」も、ご神木と共に静かに佇んでおりました。

【精神疾患に効く定義温泉】
さすがの「東北の温泉バカ」も、この温泉だけは訪れておりません。
 古くより「逆上引き下げの湯」として知られ、精神疾患に特効があるとされますが、
一般的な温泉地ではないので、一般人の宿泊や入浴はできず、ノイローゼ・自閉症
その他脳疾患などの治療を専門とする、完全予約制の療養温泉です。
 仙台に戻る直前、勤めていた財団に関係する精神科の先生にお聞きしましたが、
興味本位に覗くつもりはなく、山中にそっとしておきたい温泉ですネ。

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