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2010/06/23

下北・尻屋崎の岬に立ち尽くす「寒立馬」



その名が示す通り、雪の吹きすさぶ中、寒さや風雪にジッと耐える姿が印象的で、
良く冬場のテレビにも出てきます。
 南部馬を先祖に持ち、改良を重ねた田名部馬をブルトン種などと交配し、尻屋地区
独自の農用馬にしていたもので、粗食や寒さに強いのが特徴です。

【絶滅の危機からの保護活動は】
一時は9頭までに減り絶滅が心配された「寒立馬」でしたが、有志の方々によって
保護活動が行われ、現在では30頭ほどに回復したようです。
 普段は、ゲートで仕切られた尻屋崎の敷地内に自然放牧されており、線路の踏切
に似たゲート前で一旦停車すると、自動的に開閉されて進入できます。
 上の写真は、ずんぐりむっくりのオス馬集団ですが、ゲートを入った広い柵の中で
のんびりと草を食んでおりました。

【このおっちゃんは大丈夫だから】
と言っているのかどうかは分かりませんが、やっと見つけました母仔の姿です。
 観光ポスターに出てくる“尻屋崎灯台”まで来ましたが、しばし馬の姿は見えず、
もう少し先に進むとこの母仔が姿を見せ、さらに合計5頭の仔馬を見つけました。
本当は飛び跳ねて欲しい仔馬ですが、母馬と共にお昼寝タイムのようです。

石碑に青森県知事のこんな句がありましたが、今が一番良い時期なのでしょうネ。

風雪の 野に枯草食める 寒立馬
           寄り添う親仔に 春の陽近し

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