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2011/02/24

今日の名湯「福島・穴原温泉“吉川屋”」



昨日は、私が所属する団体の会議および宿泊の下見で、ここ穴原温泉を訪れました。
 阿武隈川の支流・摺上川にかかる奥十綱橋を渡ったところにある、渓流沿いの温泉
地で、共同浴場「天王寺穴原湯」と大きなホテル旅館が三つ並んでおります。
 奥という名を付けて、飯坂温泉と総称されることもありますが、大きな温泉街とは
対照的な静かな自然環境に包まれ、私好みの温泉地でもあります。
渓流沿いと言う地形上、名物露天風呂を持つ旅館が多いのも特色の一つのようです。

【“かむろみの里”吉川屋】
「かむろみ」とは女神のことで、川の神でもある弁財天にちなみ名付けたようですが、
その辺のところは後段に譲りたいと思います。
 ここは、天保年間創業の老舗旅館ですが、今から15年前に新館がオープンして
綺麗な色合いに統一された、見た目も素晴らしい温泉旅館です。
 観光経済新聞社主催の人気温泉旅館ホテル250選にも、「5つの星の宿」として
推薦されており、現在の天皇陛下がお泊まりになられたお宿でもあります。
 昨日の露天は目隠しのある「かもしかの湯」でしたが、川の流れに沿って緩やかに
カーブした「さるあみの湯」の方が、大きくて開放的なようです。

【“かむろみの里”の物語】
昔、赤川の上流に橋のように横たわる恐ろしい白い大蛇がいた。ある日、田原(俵)藤太
と名乗る若者が、平気な顔をしてこの蛇の背を渡った。
 すると大蛇は美しい女に姿を変え涙を流し、自分は古くからこの辺りに住む弁財天で、
摺上川の穴原に自分の子供を食べに来る大百足を退治してくれるよう、藤太に頼んだ。
 そこで藤太は大百足が住む吉川の断崖を登り、天狗の助けを借りて見事大百足を
退治した。弁財天はこれを喜び藤太に冷泉を教えた。
 藤太がこの泉で百足の血を洗い流すと冷泉はみるみる温かくなり、熱い温泉が湧い
てきたのだという。
                                     (めでたし!めでたし!) 

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