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2011/03/09

今日の名湯「熊本・黒川温泉“穴湯”」



熊本の黒川温泉は、今回の旅のメインのお宿ですが、宿泊する山河旅館に荷物を預け、
お宿のマイクロバスで温泉街まで送ってもらい、共同浴場の湯巡りを楽しみました。
 さて、旅のガイド本などを見ると、田の原川沿いに旅情あふれる旅館や土産物屋が
軒を連ね、浴衣姿の温泉客が湯巡りを楽しむ写真が載っておりますが、今の温泉街は
人ごみに溢れ、しっとりとした昔の雰囲気は味わえなくなりました。
でも、皆さん黒川温泉発祥の地には、足を延ばしたくなるのが心情ですよね。

【黒川温泉の共同浴場「地蔵湯」と「穴湯」】
黒川温泉の元湯として知られる共同浴場「地蔵湯」は、共同駐車場から“いご坂”を
下った“下川端通り”の中央部にあります。
 つくりはこじんまりしていますが、首なし地蔵の伝説にもとづいて湯が湧きだした所
と言われており、古くから地元の人たちに利用されてきた共同浴場です。
 更に、そこから“下川端通り”を下って行くと橋がありますが、橋の袂から見える
可愛らしい建物が、もう一つの共同浴場「穴湯」です。
 「地蔵湯」が男女別で200円、こちら「穴湯」は混浴で100円となっておりますが、
板壁からは木漏れ日も溢れ、なんとも開放的な露天のような雰囲気です。

【またまた日本昔ばなし「地蔵堂の由来」】
昔々、豊後の国の中辻留というところに貧しい塩売りの甚吉とその父が住んでおった。
父は病気で甘瓜だけしか食べれんじゃった。しかしお金は無し悪い事とは分かって
いたが、甚吉は瓜を盗もうと思ったそうな。
 ある日お地蔵様に、自分の商売にしている塩をほんの少しお供えをして、父の病気が
早く良くなる事を願い瓜を盗みに行くことを告げたんじゃ。
 覚悟を決めて瓜畑に入るやいなや地主にすぱっと首をはねられてしもうた。
しかしそこには身代わりになったお地蔵様の首が落ちていたんじゃ。そんなある日、
肥後細川藩の修行者本田勝一郎というものが、肥後の国にこのお地蔵様を持ち帰ろう
として旅の途中、黒川で一休みしていたら「ここに安置してくれ」としゃべりなさった
そうな。村人はお地蔵様の首をまつり大切に守り続けたそうな。
するとある日この地より温泉が湧き出るようになったとさ。  (めでたし!めでたし!)

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