珠玉の湯宿「木賊温泉“旅館 井筒屋”」
昨日の記事で冒頭にご覧いただきましたが、ここ南会津町の舘岩地区には、日本の
ふるさとの風景が残っています。
そんな山村の風景の中、西根川沿いにあるのが、湯治場らしい風情の「井筒屋」と
共同浴場「岩風呂」の佇まいです。
お宿の階段を川べりまで下りると、澄んだお湯が岩盤のすき間から湧き出しており、
こちらも今どき貴重な足元湯で、湯上り後は川を眺めながら外で涼みます。
夜お食事処の席につくと、定番のイワナの刺身に始まり、山菜の天ぷら、イワナの
塩焼き、合鴨の陶板焼き、自家製のお餅、豚汁ならぬ熊と鹿の汁物、自家製の蕎麦、
マイタケご飯など、今回も食べきれないほどのおもてなしでした。 (深謝!!)
【写真1~5、「井筒屋」の風景】
最初の写真で分かる通り、川沿いの建物や内湯なので、この開放感がたまりません。
【写真6~10、「岩風呂」の風景】
朝風呂は5時半、当然のように共同浴場に向かいますが、まだ電気が灯っています。
相変わらずすっぽんぽんの迷カメラマンですが、間もなく地元の方がお一人入って
こられ、同じ湯船で先輩の言葉に耳を傾けます。
最近近くのタバコ屋は店じまい、民宿のどこどこが辞めたとか、ここは年寄りだらけ
の限界集落だと嘆いておられました。
でも井筒屋のご夫婦はと言ったら、あそこのかあちゃんは若いんだ~!には、つい
笑ってしまいました。
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