FC2ブログ
2011/10/25

仙台のブナ林と水・自然を守る会「秋の観察会」②





10月23日(日)は、標記タイトルの観察会でしたが、前日までの雨も止み、何とか開催
する事が出来ました。 曇天で紅葉も終わりかけでしたが雰囲気だけでもご覧ください。

【今回の観察コース】
国道48号山形県東根市関山から山間部へ → 黒伏スノーパークを経て →
最悪、雨降りの場合の昼食場所「柳沢小屋」①で食材を下ろし登山口へ →
しばらく歩くと「最上カゴ」②が正面に → 更に「ブナの純生林」③もキレイ →
「最上カゴ」④を真近かで見るようになると間もなく「粟畑」です(約1時間) →
そこから20分で「仙台カゴ」展望地へ → 一旦、粟畑に戻り →
大倉川集水域の展望地へ(約15分白髪山方面へ) → 往路を下山「柳沢小屋」へ

【仙台カゴ、最上カゴ、山名の由来について】  (今回の観察会の説明チラシを転記)
船形山系が古く修験道の対象とされていたことから「カゴ」に「加護」という漢字を当てた
解釈があります。 仙台加護(カゴ)および最上加護(カゴ)は、仙台領もしくは最上領の
守護神が宿る山として考えられたという説明です。
 ここには「なぜ地形図に加護という漢字が残らず、仮名でカゴと表記されているのか」
という疑問が残ります。 大崎地方に「加護坊山」という名前が現存します。
もし、「仙台加護」「最上加護」が修験道の対象として名付けられたとしたら、漢字表記で
残されていても不思議ではない筈です。

古語では「崖」を「かご」と言うそうです。 正確には単なる「崖」ではなく、「四方が崖に
なっている地形」を指すそうです。 鹿児島の地名は「かご」の島、すなわち四方が崖の
島(現在の桜島を指す)に由来するという説があるそうです。

古語での意味から考えると、古く、地元住民はこの二つの突出した岩峰をどちらも単に
「カゴ」と呼び習わしていたのではないでしょうか。 明治時代に入り、日本全土の
地形図作成に着手した折、この地方の突出した岩峰=カゴにそれぞれ名前を付す必要
性が生じ、西方のカゴを「最上カゴ」そして東方のカゴを「仙台カゴ」と記載したのでは
ないでしょうか。
 当時の陸地測量部は、地元の呼称を尊重して地名を記載したと言われていますので、
地元では既に最上/仙台カゴと呼んでいたのかもしれません。 
 仮名表記については、文字を持たないアイヌ語地名を仮名表記にした例が多々見られ
ることから、地元では「カゴ」に漢字を当てていなかったと思われます。

確たる証拠もなく地名の由来を確定的に述べるのは慎むべきことであります。 しかし、
「地名考」では地名の由来の含蓄を披歴し合うことがその楽しみであります。
この一文はその類であることをお断りします。   (森の中での解説にもありました!)

なお、今回の写真には「仙台カゴ」が出てきませんが、以前の投稿記事を添付致します。
  http://blogs.yahoo.co.jp/hitounimegumare/17985505.html  

コメント

非公開コメント