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2013/06/23

「第28回、みちのく鹿踊大会」 (前編)



今年は6月21日(金)から始まった、栗原市一迫山王史跡公園の「あやめまつり」
ですが、6月23日(日)には同じ会場に於いて、「第28回、みちのく鹿踊大会」が
開催されました。
 今日ご紹介するのは、東北3県6団体のひとつ登米市の「行山流 佐沼鹿踊」で、
演目は「三人舞(さんにんまい)」、一頭のメス鹿をめぐって三頭のオス鹿が強さを
競い合うものです。

【東北の鹿踊(ししおどり) ~祖霊供養と豊穣への祈り~ 】 (前編)
わが国には遠い昔(7世紀)に、大陸から伎楽とともに獅子舞が伝来しました。
これらは二人立ちで、現在でもあまり形が変わらず、神楽の舞に、祭りの神幸に、
お正月の春祈祷などに行われています。
 ところが、東日本の各地には、一人立ちで怪奇な獅子頭を冠り、胸か腹に鞨鼓
をかかえ、幌幕をひるがえして踊られる獅子舞が伝えられ、その多くが三頭一組
で、これらは日本固有の芸能だといわれます。
 東北でも福島県内の各地、特に会津の彼岸獅子舞、秋田のささら獅子、そして
津軽の獅子舞などがあります。 宮城県では亘理町に一組だけ流伝しています。
 このような三匹獅子のほかに東北には、仙台領、南部領、山形地方に6頭から
12頭の多頭立のものがたくさん伝播していて、鹿踊(獅子踊)と呼ばれ、人間の
感情を表した恋慕哀傷の筋立てを劇的に演じ、古くから主としてお盆の頃に祖霊
供養のため、戸毎に門々を巡り歩いてきました。          (後編につづく)

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