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2013/08/24

日本昔ばなし「鳴いて血を吐くほととぎす」



今日は「ホトトギス(杜鵑・不如帰)」のお話に、お付き合いいただきたいと思います。
 さて、この鳥の鳴き声は、「テッペンハゲタカ(てっぺん禿げたか?)」 「ホンゾン
カケタカ(本尊欠けたか?)」 「オトウトタベタカ(弟食べたか?)」 「オトトコイシ
(弟恋し!)」 などと言われてきましたが、今日は最後に聞こえる鳴き方のお話です。

【日本昔ばなし「鳴いて血を吐くほととぎす」】
昔々、あるところにたいそう貧しい兄弟が暮らしていたんだそうな!!
兄は目が悪く、いつも家に閉じこもって暮らしていたんだと!!
そんな兄の為に弟は、村人から目に良いと教わった美味しい山芋を掘ってきて食べ
させていたんだけんど、自分は芋のしっぽばかりを食べていたそうな!!
 ほんでも、目の見えない兄は心がひねくれてしまっていて、弟が隠れて旨いものを
食べていると思い込み、ある日弟を殺して包丁で腹を切り開いてみたんだなや!!
 そすっと、突然兄の目が開いて、ものが見えるようになったけんど、弟の腹に
あったのは、それはそれは粗末なものばっかしだったんだと!!
 自分の心がひねくれていたことに気づいた兄は、「すまね~!、すまね~!」と
つぶやいているうちに、魂がぬけて鳥になって飛んでいったんだとさ!!
 その鳥っこが今で言うホトトギスで、その鳥が「オトトコイシ(弟恋し!)」と鳴くのは
そのためなんだよな~!!

実は、この話には続きもあっての~!!、山形の米沢地方ではの~!!
 ホトトギスになった兄は弟を殺した罪で一日に八千八回、喉から血が出るまで鳴か
なければならなくなったそうな!!
 ほいで、子どもを産んでも自分で育てることを許されず、別の鳥っこに里子に出さ
なければならなくなったんだとさ!!

今日の写真は、鳥っこが撮れながったんで花で我慢してけらいん! (おしめ~!)

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