花と蝶「ガクアジサイとミドリヒョウモン」
さて今日は、久々に自然観察に戻り「花と蝶シリーズ」をご覧いただきます。
猛威を振るった台風も温帯低気圧に変わり、雨に濡れていた花々たちも、
そろそろ見頃を終えようとしております。
そんな花々に集う蝶たちですが、「ガクアジサイとミドリヒョウモン」です!!
【“ミドリヒョウモン(緑豹紋)”の特徴】
他のヒョウモンチョウに比べると、オレンジ色の鮮やかさがやや欠けますが、
後翅の裏面に白と黄緑色の帯が特徴の子です。
雑木林のまわりを活発に飛び回り、いろいろな花で吸蜜しますが、ほんの
少しだけガクアジサイに止まってくれました。
前翅先端に白紋が無いのがオス、三角形の白い斑紋があるのがメスです
が、オスは斑点が少なく、前翅中央部に発香鱗条が4本の横縞をつくります。
メスにはこの横縞がなく、斑点が大きく発達しますが、メスの一部には
翅の表面全体に黒っぽい黄緑色を発する「暗色型」と呼ばれる子がいます。
3~4枚目のオカトラノオに止まっている子が、その「暗色型」のメスです!!
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