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2023/08/30

今日の秘湯「姥湯温泉“桝形屋”前編」

いよいよ今回の旅の目的地が近づきましたが、標高1,300mの露天風呂は何度訪れても感動もので、大自然に包まれた景観と爆裂火口の湯がたまりません。
 今回は秘湯好きの友との二人旅なので、のんびりとカメラを片手にひとり散策、前編は「爆裂火口の絶景を楽しむ湯宿」にしたいと思います。

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まずは、混浴露天風呂の一つ「山姥の湯」、この湯が楽しみで皆さん登ってくるんですよね。

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2023/08/29

今日の秘湯「滑川温泉“福島屋”」

奥羽本線の峠駅は、駅舎も改札もない無人の駅ですが、そこから向かった先が「滑川温泉“福島屋”」、こちらも又、タイムスリップをしたような古風な雰囲気の湯治宿です。

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長い廊下を通り過ぎ建物を出ると、このお宿の名物露天風呂、「岩の湯」と「檜の湯」がありますが、川沿いにある大好物の「岩の湯」は、二日に一度浴槽の湯を抜いた掃除の日でした。
 やむなく元来た道を戻り、つり橋の脇にある湯小屋「檜の湯」でまったりしましたが、中庭風の休憩スペースには涼しい風が吹いていました。

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名残は惜しいのですが、もうすぐ本日お泊りの秘湯のお宿のチェックインの時間、後ろ髪をひかれながら久々の滑川温泉を後にしました。

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2023/08/27

鉄道遺産「峠駅を新幹線が通過する風景」

福島市の高湯温泉で立ち寄り湯の後は、今回の旅の目的地である「米沢八湯」を目指しますが、峠越えの途中に面白い歴史建造物があるので立ち寄りました。

【今日のウンチク “峠駅スイッチバック”】
ここ峠駅のスイッチバックは連続して続く4駅の一つで、奥羽本線の福島から米沢に至る板谷峠にあり、明治32年に導入された鉄道施設です。
 奥羽本線は、最も早く奥羽山脈を越え、最も海抜の高い所を走り、最も勾配の急な鉄道であるといわれ、その中でも峠駅は標高622mの位置にあり、この鉄道のほぼ最高地点でした。
 この地域は全国有数の豪雪地帯で、鉄道施設全体が「スノーシェッド」で覆われており、鉄道ファンには見逃せない歴史建造物です。

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我々は、駅構内のホームの待合所で軽い昼食を済ませ、駅から出る途中で新幹線の通過する風景に出会えました。

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2023/08/26

極上の自噴泉「高湯温泉共同浴場“あったか湯”」

今回は、たまたま仕事で仙台に立ち寄った友と共に、福島・山形県境の「にごり湯」の湯めぐりでした。

福島市街の西側、吾妻山中腹の標高750メートルに位置する「高湯温泉」は、9軒の温泉宿と1軒の共同浴場すべてが、自噴源泉かけ流しを宣言している希少な温泉地です。
 今回は「白濁の湯」を好みとしている温泉好きのため、こちらの共同浴場「あったか湯」に立ち寄り、入浴料250円の自噴源泉かけ流しの湯を楽しんでもらいました。

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2023/08/25

夏の終わりに「ミソハギとオオマルハナバチ」

この日、オオセイボウの飛来を待つ間に、被写体になってくれたのが「オオマルハナバチ」の愛嬌のある姿でした。
 人のことは言えませんがメタボな体形、そしてこの暑いのに黒い腹巻の似合う子で、三段に色分けされたモフモフの子です。

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この後、お隣の「ミソハギ(禊萩)」、別名盆花・精霊花の咲くエリアに移動しましたので、周囲の色合いにも助けられました。

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「このオヤジ、どうせならルリモンハナバチの方が良いな、何んて考えているんだろ~!!」
「そんなことないって!!」  (ドキマギ親爺、汗)

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2023/08/23

夏の終わりに「続・オミナエシとオオセイボウ」

前回は、熱中症というお土産までもらった「オミナエシとオオセイボウ」ですが、この日は水分補給と日陰対策を考え、のんびりと被写体を待つことにしました。
 お陰様で、お一人同じ被写体を狙う仲間がいましたので、飛来する子を見つける目は倍になりますので、フレンドリーなお仲間にずいぶん助けてもらいました。

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2023/08/22

今日の秘湯「白布温泉“湯滝の宿 西屋”」

(温泉ブログ特別編、「グリコのおまけ」)
今回、8月28日宿泊から9月29日宿泊分まで、「全国旅行支援の期間限定販売」が唐突に発表されました。 相変わらずお国のやることはドタバタ劇で、「今の政府は何がしたいの、誰が舵取りをしているの、ですよネ~!!」
 宿泊施設ごとに割り当て金額が決められ、施設への直接申込みによる販売のみとなっており、前回の残りのせいか旅行会社の仲介は取り扱っていません。
 宿泊金額の20%割引、平日なら2,000円のお買い物クーポン券付き、お申し込みは早い者勝ち。 この時期で旅行を考えている方には朗報です。

(さて、ここからは本物の温泉ブログです)
いよいよ温泉が恋しくなり、明日から二日間は山形県の米沢方面へ!!、こちらは歴史ある温泉の宝庫ですが、そんな米沢八湯の一つ「白布温泉“湯滝の宿 西屋”」をご紹介いたします。
 ここ白布温泉は、古くから「白布高湯」の名で知られた名湯で、開湯以来700余年の歴史を持ち、今も湯治場の面影が残っている温泉地です。
 かつて上杉米沢藩主の定宿として、茅葺の「東屋」「中屋」「西屋」が並んでおりましたが、平成12年の火災で二軒が焼失し、昔の面影が残るのは「湯滝の宿 西屋」だけとなりました。

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築100年の本陣づくりの本館と、磨きこまれた室内の木の温もりが素敵で、浴室に進む廊下の先には湯滝の音が轟々と響き、足元の簀の子の下をお湯が川のように流れています。
 【撮影の裏話】
こんな具合に自由に撮影できたのには訳があり、最後のテレビ出演のためのお宿訪問で、番組収録の合間を縫って自分のカメラで堂々と撮影できたからでした。

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今回目指す湯宿とは趣が異なりますが、久々の湯めぐりを勝手に盛り上げさせてもらいました。
2023/08/20

今日の鳥識「バン(鷭)の二番子、三番子」

大沼で今季「バン(鷭)」の幼な子を見たのは6月中旬、その子たちもあっという間に親鳥とほぼ同じ大きさに成長しました。

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と遠い昔を懐かしんでいると、すぐ後からおチビを6羽引き連れた親鳥が現れました。
 ここ大沼では年2~3回繁殖し、先に生まれた若鳥が次に生まれたひな鳥に給餌するなどの、ヘルパー行動を行っています。
 でも、それには悲しい現実があり、5~6羽のひな鳥も成長するのは僅か1~2羽、繁殖行動を続けないと種の保存がままならないんですよね。

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2023/08/19

今季の野鳥「ヨシゴイ(葦五位)幼鳥の狩り」

大沼の「ヨシゴイ(葦五位)の幼鳥」三部作もいよいよ最終回ですが、今回は「幼鳥の狩り」で〆させていただきます。
 体は全身茶色の縞々で、ぼさぼさ頭の幼な子ですが、数日もたつとヨシ原の中を活発に動き回り、自分の獲物は自分で確保するようになりました。

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そしてちょっと目を離したすきにすでに獲物を銜えており、この時の獲物は「沼エビ」でした。
獲物が分かるように、もちろん目一杯トリミングしております。

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2023/08/18

花と蝶「オミナエシとツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)」

熱中症をもらった数日後、またオオセイボウを見たくて野草園を訪れますが、オミナエシの咲く一角にはテッポウユリも咲き始め、本命の子が出現することはありませんでした。
 その代わりに被写体になってくれたのが、「オミナエシとツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)」で、最初は一頭だけでしたが何処からともなくもう一頭が現れました。

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以前は関東が北限だったこの子たちも、地球温暖化の影響からか、最近は福島・宮城・山形でも普通に見られるようになりました。

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2023/08/16

野草園の花々「オミナエシとオオセイボウ(大青蜂)」

本命の花々を撮った後は、数日前に見失ってしまった「オミナエシとオオセイボウ(大青蜂)」ですが、今回は何とか数枚を確保することが出来ました。
 「オオセイボウ(大青蜂)」は、名前に似合わず全長12~20mmの小さな子で、全体的に青緑色をしたメタリックな蜂です。
 この時期、7~9月に発生しますが、なかなかしたたかな生態で、「スズバチ」や「トックリバチ」の巣に寄生するという珍しい子です。

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この後すぐに見失ってしまいますが、欲張って次の数枚をを写すのに待つこと一時間、最後にはとんでもないお土産をもらってしまいました。
 そのお土産とは「熱中症」、汗はだらだら、足はフラフラ、慌てて本館に戻り、応急処置をしてもらいましたが、その日の飲み会は当然ながらドタキャンでした。 「ごめんね~!!」
2023/08/14

野草園の花々「レンゲショウマとタマアジサイ」

8月に入り先週は「仙台七夕」でしたが、この時期に野草園に咲く花の代表格が、「レンゲショウマ(蓮華升麻)」と「タマアジサイ(玉紫陽花)」です。
 どちらの花も蕾はまんまるで、花が開くさまは「日本の花火」を連想させ、ポンと音が鳴って咲くような愛らしさを感じます。

◇ 「レンゲショウマ(蓮華升麻)」の特徴
日本特産の一属一種の花で、花がハスに、葉がサラシナショウマに似ることから、この名が付きました。
 丸い蕾をたくさん付け、赤みを帯びた光沢のある薄紫で気品すら感じさせる花が、様々な方向を向いて咲いています。

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◇ 「タマアジサイ(玉紫陽花)」の特徴
季節外れに遅く咲いたアジサイではなく、8~9月頃まで咲いている種で、蕾が球形であることから名づけられました。
 蕾が開き、中の花びらやガクが顔を出すと、覆っていた殻が落ちてしまうので、その状態がこの花の一番の見頃でしょうか。

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2023/08/13

花と蝶「センニチコウ(千日紅)とベニシジミ」

今日から旧盆に入りますので、グリコのおまけとして「センニチコウ(千日紅)とベニシジミ」で、ブログ記事を纏めてみたいと思います。
 「センニチコウ(千日紅)」は日本の夏に適した性質で、開花期が長いこと、初心者でも育てやすい園芸植物としてよく知られています。
 その愛らしい花は、花そのものではなくぼんぼり状の苞を鑑賞し、庭や花壇、鉢に植えて育てたものが、「切り花」として仏壇にもよく飾られます。

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2023/08/12

今季の夏鳥「ヨシゴイ(葦五位)の幼鳥、後編」

(嘴から足の先まで全身がうまく撮れたのは、最後の方になりますので二部作と致しました。)

例年、カンムリカイツブリに始まりヨシゴイで〆となる、大沼の水鳥たちの子育てですが、やっとやっと「ヨシゴイ(葦五位)の幼鳥」が姿を現しました。
 この日のヨシの茂みでは、複数の子たちの鳴き交わしが賑やかで、茂みに動く二羽の子を鳥友が見つけてくれました。 感謝!!感謝!!

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