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2023/07/31

鳥さん笑劇場「パー子とピー子の真夏の物語」

今日は久々の「グリコのおまけ」で、「サンコウチョウ(三光鳥)」のその後の二羽のおチビにご登場いただきます。
 と言うか、鳥撮りオヤジ初のご対面のため、残った画像が勿体ないんですよネ~!!

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「ねえ、パー子や、ピー子はちゃんと良い子なのに」「あのオヤジは、怖い人間なのよ!!」
「だって、アタイのこと超可愛いって!!」「ほんで、芸能界デビューも大丈夫だって!!」

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「その口説き方が、軽すぎだって言ってんの」「何人、あの男に騙されたか知ってんの」
「もう、おまえなんか、うちの子じゃない」「勝手に、あのオヤジにさらわれてしまえ」

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「もう良いもん、NHK朝ドラのあまちゃんの友だち、ユイちゃんのようにヤサグレちゃうよ」
「ほんとにもう知らないからね!!」「ねえねえ、ママってば~!!」

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今では高い木の上に、時折あの独特な鳴き声を聞くだけになりました。 「また来年だネ!!」
2023/07/29

今季の夏鳥「愛らしいアオバズク(青葉木菟)っ子」

静かに巣立ちを見守っていた「アオバズク(青葉木菟)」でしたが、一羽が巣立ちを終えた翌朝にはもう一羽も巣立ちを終え、あっという間に故郷への旅立ちを始めたそうです。
 今季は二羽だけだったそうで、心の準備もないお別れでしたが、一日だけ一羽だけの出会いでも、こんな可愛い子なら充分感謝しなければなりませんね。

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2023/07/27

樹液に集まる蝶「越冬タイプのアカタテハ(赤立羽)」

本タイトルの三回シリーズを終え、番外編の「アカボシゴマダラ」も登場させましたが、純粋な国産のタテハ蝶は「越冬タイプのアカタテハ(赤立羽)」で閉じさせてもらいます。
 早春から晩秋まで見られますが、この時期の個体数は少なく秋口がやや多くなるようです。
 よく見る蝶には「ヒメアカタテハ」がいますが、それよりも色合いが濃く、体つきもやや大きいのが特徴で、ルリタテハと共に好きな蝶ですが、出会いはほんの僅かのステキな裏地でした。

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2023/07/26

昆虫採集日記「カブトムシのレスリングかな」

この日の鳥撮りでは、鳥友さんが森の中で貴重なシーンを見つけてくれ、我々取り巻き二人が加わり、何とも楽しい昆虫採集となりました。
 今日のタイトルは「カブトムシのレスリングかな」ですが、決してそのようなものではなく、この子たちの次代を繋ぐ神聖な生の営みです。

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実は、時間軸を巻き戻すと最初は3匹、性欲もりもりの♂と食欲もりもりの♀、何故か俗っぽい人間世界を思い出させるような?? 「ありゃ~、オイラも昔はそうか!!」

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更にリングには♂1匹が加わり、混合タックのペア完成で、戦いは激しさを増してゆきました。

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樹液に集まる虫を観察してきましたが、一度に♂♀2匹づつの計4匹とは、自然界も捨てたものではありません。 
2023/07/24

要注意の外来生物「アカボシゴマダラ(赤星胡麻斑)」

昨年8月10~13日、岐阜県恵那の旅で、中津川市にある中世期の山城「苗木城」で出会った子ですが、何と仙台にまで勢力を拡大していました。
 ご覧の通り、黒白のごまだら模様で、後翅に赤班列がある大きなタテハチョウです。
 元々は奄美諸島のみでみられたものですが、近年、中国から持ち込まれたと思われる別亜種が関東や、東北・近畿の一部で繁殖し、分布を広げてとうとう仙台にまで上陸しました。
 こんなものまで持ち込んでばらまいた、異常な「蝶マニア」にも困ったものですネ~!!

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ここからは私的な感情をこめず、異国で暮らし始めた子にただただごめんねと言うのみです。

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でもこれで、日本の国蝶「オオムラサキ」が絶滅することにでもなったら、異常な「蝶マニア」はどう責任を取るつもりなのでしょうか? 「そうか、それが本当の目的なのかも!!」
2023/07/23

昆虫採集日記「宝くじ並みのミドリシジミ(緑小灰蝶)」

6月~8月、平地から山地まで湿地や雑木林に暮らす「ミドリシジミ(緑小灰蝶)」は、♂の翅が緑色の光沢に輝く求愛のシジミチョウです。
 でも、♀の翅は黒地で、青い紋があるもの、赤い紋のあるもの、紋のないものなど地味な色合いを持ち、様々な個別変異があるようです。
 この日はけっこうな数が飛んでおり、飛んでいる時の姿は緑色の光沢に輝いていますが、木や葉に止まるとしっかり翅を閉じてしまいます。

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今日のタイトルは「宝くじ並みのミドリシジミ(緑小灰蝶)」♂ですが、ジッと狙いを定めて動くのを待った子は、残念ながら黒地に青の♀「外れくじ」でした。

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この子の発生時期は6月~8月の期間限定、今年こそ緑の光沢の子に会えるかな~!!
2023/07/21

今日の野鳥「夏羽のハジロカイツブリ(羽白鳰)」

見るべきものも少なくなった大沼ですが、今は「夏羽のハジロカイツブリ(羽白鳰)」が、二羽で愛嬌を振りまいております。
 うち一羽は♂で、真っ黒な頭部に、顔の脇には金栗色の飾り羽があり、この時期にこの場所に現れるから不思議なものです。
 冬鳥として全国に飛来し、海岸や河口、入り江、港の中に暮らしますが、その際は数十羽の群れになって潜水を繰り返し、我々を楽しませてくれます。

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ここからは同じようなシーンが続きますが、せっかくご登場の子なので、今しばらくお付き合いいただければ幸いです。

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2023/07/20

樹液に集まる蝶「越冬タイプのルリタテハ(瑠璃立羽)」

樹液に集まる蝶たちもいよいよ最終回を迎えますが、〆を務めるブルーの帯の子は「越冬タイプのルリタテハ(瑠璃立羽)」です。
 成虫で越冬する子なので春先から出現しますが、この日はムラサキの子たちに混じり、ダブルで被写体になってくれました。 まずは一頭からのご登場です!!

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この後、どこからともなくもう一頭が現れ、どちらも画面に収まるようにズームを戻しました。

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この後、二頭の距離が接近しましたがお互い争うこともなく、うまい具合に表地と裏地の違いを比較する、そんな図鑑のような画像になってくれました。 感謝!!感謝!!

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2023/07/19

今季の夏鳥「サンコウチョウ(三光鳥)たちの巣立ち」

続「青葉の森の濃い緑の中で」、ひっそりと子育てをしていた「サンコウチョウ(三光鳥)たちの巣立ち」ですが、今回この森で初めて出会うことが出来ました。
 それまでは樹上を見上げるだけのシーンでしたが、この日は杉林からちょっと出た「カエデの枝」で、光線の加減もあり白いお腹と黄色のクチバシを識別することが出来ました。

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おチビたちがいる場所に、何度もエサを運んでくるサンちゃんママですが、ちゃんと交互にエサを運ぶ姿には感動すら覚えます。
 もう二羽いるはずですが、森の奥で鳴き声が聞こえますので、そちらは怖いパパが担当しているのでしょうか?

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でも、さすがに長時間ともなると危険を察知したようで、おチビたちを次の場所へ誘導します。
 「野鳥ストーカーが狙っているから、そろそろ場所替えの時間だよ~!!」

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2023/07/18

鳥撮り雑感「青葉の森の濃い緑の中で!!」

先日、同じようなタイトルで「仙台リス歩き」を書きましたが、今回は鳥さんバージョンで暑中お見舞い代わりのアップです。
 さて、今季のサンコウチョウ(三光鳥)は、あちこちで子育て情報を聞いていましたが、まさかという場所で一気に賑やかになったのが青葉の森でした。
 セミを捕るシーンやら、おチビたちの白いお腹を見上げるシーンなど、様々に楽しませてもらいましたが、青葉の森も少し静かになりましたのでブログアップです。

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最初はペアのできないメスだけかと思っていましたが、嘴や目のブルーが鮮やかな子も見ましたので、尻尾の無いオスも一緒に行動していたようです。

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「そうやで~!!、ほんで、うちのダーリンは怒らせたらめっちゃ怖いんやで~!!」
「そしてアタイは、この世界では“浜辺美波ちゃん”って言われてんのや、うふっ!!」
「今は、朝ドラと同じ人妻やけどな!」「なんや、この子のノリは~!!」 (朝ドラオヤジ)

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2023/07/17

樹液に集まる蝶「シックな装いのコムラサキ(小紫)」

樹液の出ている木々には、様々な虫たちが集まっておりましたが、「シックな装いのコムラサキ(小紫)」もなかなか捨てがたい存在です。
 この子はオオムラサキの鮮やかなブルーと違い、光の具合によって薄いブルー色を見せてくれますが、これもまた「美の壺、和装のイメージ」を引き立てます。

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次はオオムラサキとのコラボですが、色合いも迫力も大きくて派手な子には敵いません。

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しかし、裏地も表地もそれぞれに良いムードを醸し出しており、何故か静かに見守ってあげたい雰囲気の子です。

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2023/07/15

樹液に集まる蝶「夏といえばオオムラサキ(大紫)」

いよいよ虫取り網をカメラに変えて、昆虫採集日記の始まりですが、「夏といえばオオムラサキ(大紫)」で、この子を外して夏休みの宿題は始まりません。
 とか何とか言いながら内心は穏やかではなく、多くのブログ仲間が今季の蝶を既にアップしており、一周遅れでやっとオヤジもスタートラインに立ちました。

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すべてはタイミングの成せる業で、すべてトリミングなし!!、ここからは「コムラサキ」も混じって、楽しい昆虫採集日記の始まりでした。

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次は「オオムラサキ(大紫)」の色鮮やかなオスと大ぶりのメスですが、この蝶の世界では、圧倒的にメスの方が体力的に勝っているようです。

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そんなことはないわいと、こちらではオス同士のバトル、鳥さんの世界も同様ですが、撮れるときには撮れるものですね!! 

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2023/07/14

湯めぐり雑感「懐かしい峠の風景を求めて」

冬季休業を終えたばかりの山奥の温泉宿から、JR奥羽本線の「峠駅」で待つように言われたのは、今からざっと15~6年前のひとり旅でした。
 到着して驚いたのが何ともレトロな駅舎で、しかも面白いシェルター構造、更にJR奥羽本線の駅を山形新幹線が高速で通過するという光景でした。
 あれから「秘湯の会のスタンプ帳」を何回押したことか、でも近くにあった懐かしいお宿が一軒、また一軒と姿を消すのが山形県飯豊地方の悲しい温泉事情です。

◇ JR奥羽本線「峠駅」は、山形新幹線の通過駅
ここ「峠駅」は、島式ホーム1面2線のある地上駅で、警報機と遮断機付きの構内踏切がある珍しい構造の無人駅でした。
 福島と山形の県境である板谷峠は急勾配と豪雪による難所として知られ、山形新幹線開業まで普通列車は「スイッチバック」で登っていました。
 このため、複雑な線路やポイントの切換などの施設が駅構内に設けられ、それを雪から守るため「スノーシェルター」で覆われており、その姿がそのまま残されていました。

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◇ JR奥羽本線「峠駅」は、秘湯のお宿の送迎駅
その「スノーシェルター」内が、秘湯のお宿たちの駐車スペースで、お宿のマイクロバスが早々にお出迎えでした。
 最初に登場するのが滑川温泉「福島屋」、後半の二枚が姥湯温泉「桝形屋」、どちらも大自然の中に溶け込んだ素晴らしい一軒宿です。

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そんな「懐かしい峠の風景を求めて」、来月の湯めぐりが待ち遠しい東北の温泉バカです!!
2023/07/12

仙台リス歩き「青葉の森の濃い緑の中で!!」

全国的に蒸し暑い日が続いておりますが、そんな日は「青葉の森の濃い緑の中で!!」の散策が一番かも知れません。
 と思って!、昨日はそんな森の中に向かいましたが、樹上のリスを見上げていると気分が悪くなり、どうやら軽い熱中症らしく早々にギブアップとなりました!! 「年だネ~!!」

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グリコのおまけは明るい葉の中のリス、「若くないんだから徘徊もほどほどにしいや~!!」
「ご一緒に散歩の皆さま方にも、大変ご迷惑をおかけしました」 (徘徊フラフラ爺さん)

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