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2023/04/30

今日の鳥識「イカルチドリとコチドリの違い」

この日の広瀬川河畔では、たまたまモデルさんが並んでくれたので、「イカルチドリとコチドリの違い」について書いてみたいと思います。
 イカルチドリの全長20.5㎝に対し、コチドリは16㎝と少々差はありますが、ほぼ同じ姿かたちをしており、単体で見る時にはついつい迷ってしまいます。
 でもよく観察すると、コチドリは黄色いアイリングが明瞭で、黒くて太く短いくちばし、イカルチドリの方は大きくて長いくちばしが特徴です。
 全体的にはコチドリの方が色味がハッキリしていて、それも識別のポイントでしょうかね。

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河岸に近づいたコチドリに、改めてポーズをとってもらいますが、最後のイカルチドリには感謝しております。 「ありがとネ~!!」

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最後にもう一度並んでくれたので、「グリコのおまけ」です。

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2023/04/29

今日の湯宿「御殿湯、青根御殿での歴史探訪」

翌朝、朝食後は女将の解説付き「青根御殿の見学」ですが、まずはお宿の歴史を感じさせる画像からスタートです。

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御殿の一階はお姫様の部屋になりますが、今は宿泊した文豪たちの展示スペース、人で込み合っていますのでパスします。
 そして二階のお殿様の部屋から見た仙台方面ですが、いざというときには「狼煙(のろし)」が急を告げました。
 最後は我々が泊まった部屋ですが、その真上に左に曲がった「樅ノ木」、山本周五郎の「樅ノ木は残った」はここで執筆されたようです。

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2023/04/28

今日の湯宿「御殿湯、不忘閣の美食と湯浴み」

旅の二日目は、半年ぶりの青根温泉「不忘閣」ですが、仙台の「伊達の牛たん本舗」で昼食後、やや早めの到着となりました。
 チェックインまで時間がありましたので、「青根洋館」でコーヒータイム、二階にある作曲家・古賀政男の展示物などを見てもらいます。

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この日、貸切風呂の「蔵湯」はタッチの差で我々男性グループの勝利、入浴後のんびりと部屋で過ごした後はお待ちかねの晩餐です。
 そしてそして、不忘閣といえば「大湯」、開放的な空間での湯浴みに満足のご様子でした。

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最後は翌朝、お仲間たちの旅の思い出に撮った「不忘閣」の建物群です。

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【湯めぐり雑感「今日日の温泉宿に思うこと】
狂気の「GoTo(強盗)トラベル」に騒ぐ中、このお宿は湯上り後のお休み処に、振る舞い酒の地酒「蔵王」の一升瓶がドーン!と置いてあります。
 そして、平日でも祝日でも、一人旅でもお二人でも大人数でも、一人一泊二食17,500円は変わりません。
 全国を旅してきた「東北の温泉バカ」ですが、今日日こんな湯宿は本当に少なくなりました。
「寂しいですよネ~!!」 
2023/04/27

懐かしい友との旅「松島といえば雲外の伊達精進懐石」

4月23~25日は「友、遠方より来たる」で、久々に松島方面まで足を延ばしてみました。
 案内をしたのは円通院の庭園散策ですが、こちらでの昼食は円通院の敷地内にある、「雲外の伊達精進懐石」がおすすめです。

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食事後の三名は瑞巌寺と五大堂の観光でしたが、運転手のオイラは円通院に戻り、待機児童ならぬ「待機ジイジ」でのんびりしました。
 二枚目のスナップの灯篭の奥が庭園側から見た食事処、最後のスナップの左側の茂みの奥が、野鳥たちと我々の静かなお休み処でした。

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2023/04/26

懐かしい友との旅「松島といえば円通院の庭園散策」

4月23~25日は「友、遠方より来たる」で、久々に松島方面まで足を延ばしてみました。
 案内をしたのは「松島といえば円通院の庭園散策」ですが、ご覧の通りお天気にも恵まれ、春の新緑が旅に彩を添えてくれました。

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上の画像は、伊達政宗の嫡孫「光宗公」を祀る霊廟、国重文「三慧殿(さんけいでん)」、
下の「グリコのおまけ」は庭園内のワンポイント、小さな造形物を利用した風景写真です。

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2023/04/24

今日の旅鳥「珍しい出会いのシマアジ(縞味)♂」

「初見初撮りの野鳥」第二弾は、沿岸部のため池に立ち寄ってくれた、「珍しい出会いのシマアジ(縞味)♂」となります。
 敢えて珍しいと付け加えたのは♂の繁殖羽で、春よりも秋に多く飛来するため、この♂の姿を見る機会は少ないようです。
 太くてはっきりした白い眉斑、そして和服のようなシックな装い、ついつい嬉しくなってシャッターを押しまくりますが、あまりにも遠くゴミも多く公開できるのは極一部でした。

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こちらはその翌日に撮ったものですが、コガモが固まっていた浅瀬に無理やり割り込み、そのお陰で足まで撮ることが出来ました。
 ご覧のように、コガモとはほぼ同じ大きさになります。

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2023/04/22

今日の旅鳥「漁港内のシロエリオオハム(白襟大波武)」

仙台のブログ仲間では、4月中旬から話題となっていた「漁港内のシロエリオオハム(白襟大波武)」ですが、5~6日遅れで港を訪れてみました。
 漁港内を見渡しますがそれらしい姿は無く、首をうなだれたその足元に、二羽のシロエリオオハムが顔を出すのには驚きでした。
 港の岸壁を使った頭脳プレーの追い込み漁で、真下を狙うような態勢になり苦戦しますが、何とか「初見初撮りの子」をものにすることが出来ました。

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岸壁の際を狙っていた子たちですが、しばらくすると十分満腹のご様子で、見通しの良い場所で羽繕いが始まります。

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この後、仲良く港の中ほどに移動しますが、最後の二枚は久々の「グリコのおまけ」で、こんなラッキーがあるから鳥撮りは止められません。

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2023/04/21

今季の夏鳥「広瀬川河畔のイカルチドリ(斑鳩千鳥)」

広瀬川河畔でノビタキに遊んでもらった後は、帰ろうとするとチドリの鳴き声が聞こえます。
声の方向の河原をしばらく探すと、一羽が石ころの間に身を潜め、のんびり寛いでいました。

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近づいてきた「鳥とも」に手招きをして、その場所を教えますが、「うるさい奴らや!!」と言わんばかりに立ち上がりますが、どうも逃げる気配がありません。

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でも、やはりこちらが気になるらしく、健気にも小さな体で威嚇してきましたよ!!
それではこの子に悪いので、「気弱なオヤジ」はすごすごと立ち去りましたとさ!!

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2023/04/19

今季の夏鳥「広瀬川河畔のノビタキ(野鶲)」

仙台では春の到来を告げる「ノビタキ(野鶲)」ですが、今年もいつもの河畔に5~6羽の小集団が訪れていました。
 ♂♀共に確認できますが、顔の黒い♂の方が警戒心が強く、あと6~7メートルの間合いを詰めることが出来ません。

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それに比べると「女は度胸」で、薄茶色の♀はロケーションを考えながら、なかなか可愛らしいポーズをとってくれます。

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こうなれば仕方がない、付き合いの悪い♂の方は、風景の一部としてご登場です。

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それに比べると、やはり♀の方が可愛げがありますよネ~!! (負け惜しみオヤジ)

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2023/04/17

花と蝶「シダレザクラとルリタテハ」

仙台市野草園の花散歩を終え、軽食コーナーでコーヒーを飲んだ後は、少し先にある大年寺山の公園も覗いてみました。
 タンポポなどの野の花は無く、煙草をふかしながらのんびりしていると、今が満開のシダレザクラに「ルリタテハ」が飛んできました。

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2023/04/15

花散歩「仙台市野草園にも春の訪れ」(2)

桜の花も一気に散ってしまった10日の日は、新しい被写体を求めて「仙台市野草園」の花散歩となりました。
 3月末に訪れた際の、カタクリやフジバカマ、ミスミソウといった早春の花は姿を消し、「スミレ」「シラネアオイ」そして嫌われ者の「カキドオシ」などの紫色が輝きを見せます。

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そして、前回可憐な姿を見せてくれたコイワウチワも姿を消しましたが、代わって一回り大きな「オオイワウチワ(大岩団扇)」がぽつぽつと咲いていました。

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最後は高山区の「スハマソウ」と「タンチョウソウ」ですが、区内を一回りすると、高い木の上では「アオゲラ(青琢木鳥)」のペアがお元気でした。

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2023/04/13

今日の野鳥「見せたがり屋のモズ(百舌)♂」

広瀬川河畔の野鳥、その第二弾は「見せたがり屋のモズ(百舌)♂」ですが、口にはカゲロウのような虫を銜えておりました。
 こちらもまた、狙っていた野鳥ではありませんが、こんな風にポーズをとってくれると、ついついカメラを向けてしまいます。

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食事後は向きを変えると間もなく飛び出し、そして毛虫を捕まえると、また元の位置に戻ってきました。
 つまり、この河畔の枯草一帯はこの子の狩場で、やや高い「枯草こんもり」は「見張り台」だったんですよね。

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2023/04/11

今日の野鳥「獲物を探すオオジュリン(大寿林)」

この日は久しぶりに、広瀬川河畔の桜の木に集まる野鳥を求めて、懐かしい愛宕橋から広瀬橋の間を歩いてみました。
 残念ながら桜と野鳥のコラボはダメでしたが、河畔にわずかに残るアシ原では、獲物を求める「オオジュリン(大寿林)」の小さな群れを見つけました。

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近づくと一斉に飛ばれてしまいましたが、残った一羽は獲物を探すのに夢中で、アシの茎に縦に止まりながらしばらく相手をしてくれました。

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2023/04/09

今季の冬鳥「ベニマシコ(紅猿子)との別れ」

毎年、一番最初に姿を見せ、一番最後まで付き合いの良い「ベニマシコ(紅猿子)」も、4月に入るとほとんど見なくなりました。
 いよいよ営巣地の一つである、北海道方面に集団移動が始まり、この画像が最後のご挨拶かも知れません。

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そして一緒にいた赤い子は、最後までちゃんと挨拶をしてくれず、ご覧のような証拠写真に終わりましたとさ!! 「トホホのホ!!」

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