名取川河口部そして閖上港の水鳥たちを紹介してきましたが、今回は「年末の閖上の水鳥たち」として、今の時期に観察できる子たちを掲載いたします。
この日一番多かった子は「ヒドリガモ(緋鳥鴨)」で、60~70羽の集団でしたが、じっくり観察してみると2羽の「アメリカヒドリ」が混じっていました。
そして、堤防に人影が途切れると一斉に水面から飛び上がり、堤防の斜面の草地に移動して食事が始まります。


でも、人が近づくとまた飛びあがり、名取川河口の定位置に戻ります。


その定位置には変わり種の「ヒメウ(姫鵜)」が、ヒドリガモたちと行動を共にしています。


川の中央部では、「クロガモ(黒鴨)の♂」も一羽だけですが潜水を繰り返しておりました。


今までご紹介した5種から漏れたメンバーですが、この他には「スズガモ」「ウミウ」「ホシハジロ」「キンクロハジロ」、そして「ミミカイツブリ」などが寂しい老人の遊び相手でした。