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2022/05/31

余市物語(OcciGabi)「日本一のワインを目指して」

私のお酒の嗜好は最近はもっぱらウイスキーですが、今回の旅友はワイン好き!!、そんな彼が株主の一人でもある「オチガビワイナリー」を訪ねました。
 ここの経営者は、20代半ばで西ドイツの国立ワイン学校に学び、ウイーン郊外オーストリアの国立醸造所でも研修を受けました。

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1977年に彼の地より持ち帰った40のヨーロッパ系ワイン用ブドウ品種を、最初は岩見沢と留萌の中間点にある浦臼町で育て、1988年からは長野県北部に転身。 (以下、一部省略)

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2012年、「カンブリア宮殿」への出演を機に宿願を果たすべく北海道を真のワインランドにしようと余市町に転身、現在に至っています。 (落 希一郎のワインづくり人生より転載)

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最後は、札幌のライラックの花と、懐かしの二条市場の風景で、今回の北海道二泊三日の旅を〆させていただきます!!

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2022/05/30

今日の秘湯「丸駒温泉“丸駒温泉旅館”」

札幌に単身赴任時代、大自然のスケール感そして野趣あふれる露天風呂に圧倒され、その後何度か訪ねたお宿が、支笏湖畔の一軒宿「丸駒温泉“丸駒温泉旅館”」でした。
 そんな時代からもう25年、温泉宿は徐々に客足が遠のき、追い打ちをかけるように「コロナ禍」、2021年8月に経営破綻し民事再生法の適用を申請しました。
 あれからもうすぐ一年になりますが、投資ファンドの支援を受け、ご覧の通り事業は継続しており、今回の旅では何としても訪れたかったお宿の一つです!!

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カメラはここまで!!、これから先は10年ほど前に撮らせていただいた画像を使い、雰囲気だけでもお楽しみいただきましょうか。

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抜群のロケーションは昔のままですが、この日のサンデッキには場違いなご仁がおられました。
そんな方が一人いるだけで、この素晴らしい雰囲気がぶち壊しになってしまいます。 残念!!
2022/05/29

余市物語(その2)「旧下ヨイチ運上家の物語」

【北の大地の物語 「場所(ばしょ)と運上家(うんじょうや)」】
松前藩(函館、松前、江差といった和人地)は渡島半島の南端に位置し、農業に経済的基盤をおくことのできない藩でした。
 そのため、蝦夷地の砂金や木材などの特産物や、松前にやってくる交易船から得る税金などをおもな収入としていました。
 上級藩士への禄(給料)も蝦夷地の一定の土地を給地(商場)としてあてがい、対アイヌ交易で得たものを収入とさせていました。
 交易は運上金を支払った商人が請け負うようになり、商人は藩士が持っていた蝦夷地における漁業の権利を得ます。 交易の場であった商場はそこに住むアイヌ民族や出稼ぎしてくる和人が漁業を行う「場所(ばしょ)」に拡大し、アイヌ民族の大地であった蝦夷地は、幕末にかけてだんだんと和人地化してゆきました。

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こういった「運上家(うんじょうや)」は、蝦夷地沿岸各地におかれ、この運上家を拠点に商人は場所内に番人のいる番屋をおき、出稼漁者らの監視をし、自らの場所経営を行いました。

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その後、明治2(1869)年に開拓使が設置され、蝦夷地は北海道に改称されます。
 場所請負制は廃止され、運上家(屋)は本陣と改称、場所請負人目も廃止され、商人も漁場持と改称されました。
 そして明治9(1876)年には、漁場持の名称が廃止され、漁場が営業希望のものに割譲されました。 「今回は、北の漁場の長い長い物語でした!!」
2022/05/28

余市物語(その1)「マッサンとリタの物語」

ニッカウヰスキー創業者「竹鶴政孝」を、妻「リタ」が“マッサン”と呼んでいました。夢を生きた男がいた。夢を支えた愛があった。

「日本で本物のウイスキーをつくりたい」。
果てしない夢に生涯を捧げた、ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝。彼の傍らにはいつも、ひとりのスコットランド女性の姿がありました。彼女こそ、竹鶴の妻、リタ。
スコットランド留学中の竹鶴に出逢ったリタは、その真摯な情熱に魅かれ、彼と共に夢を追うことを選んだのです。

妥協することなく夢を追い続けた竹鶴。
愛をこめて彼を“マッサン”と呼び、共に生きたリタ。
ふたりの想いと情熱はニッカのウイスキーづくりにしっかりと受け継がれ、未来を拓く力として生き続けます。 (「お土産のチョコレート菓子」の箱から転載)

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ここ余市は、夢を追って日本で最初の宇宙飛行士となった「毛利 衛さん」の故郷、そして彼のご実家は公衆浴場が家業でした。
 その公衆浴場の跡地は、今は余市川温泉「宇宙の湯」とか!!、建物の屋上には、ご丁寧にもスペースシャトルがのっており、営業開始が11:00でなければ飛び込んでいました。

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2022/05/27

ふだん着の温泉「ニセコ温泉郷“黄金温泉”」

ここは知る人ぞ知る超穴場!!、しかも大分の長湯温泉「ラムネ温泉」や七里田温泉「下ん湯」に、優るとも劣らない希少な炭酸泉、ただし、夏季限定の半年ほどの営業です。
 ご自宅の敷地から湧き出した天然温泉で、ご立派なお名前はこちらの住所だったんです。
   住所:磯谷郡蘭越町黄金258-1  入浴時間10:00~20:00
 一時休業していたようですが、昨年8月1日から営業再開、地域の住民からも親しまれているとっておきの温泉です。

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外に出ると、正面にはニセコアンヌプリの予定でしたが、残念!!無念!!

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知らないうちに新しいアイドルと、奥には可愛らしい「打たせ湯」でした。

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この羊蹄山を背景にして、温泉の看板も撮りたかったのですが、お天気は気まぐれです。

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2022/05/26

今日の秘湯「ニセコ五色温泉“五色温泉旅館”」

ニセコアンヌプリとイワオヌプリの中間に湧く山あいの湯宿で、道道58号線沿いにあり、夏は登山や沼めぐりに人気の素朴ながらワイルドなお宿です。
 特に、周辺の山並みを一望できる露天風呂は圧巻、山歩きもしない私にとって北海道時代、何とも贅沢な湯浴みで、クリアーグリーンそして時々乳白色、ボォ~ッ!としていても飽きの来ない至福のひと時でした。

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浴室に向かうと、一番奥に見慣れない暖簾がありました。 それではまず、その見慣れない暖簾「から松の湯」から入湯です。

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でも最後は、懐かしいワイルドな大浴場の露天風呂を楽しみましょうか!!
「これで、もう少しお天気が良ければネ~!!」  (残念!!無念!!)

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2022/05/24

幕末維新を生きた北の防人「仙台藩白老元陣屋」

維新前夜、津軽海峡を越えて蝦夷地へ渡った男たちがいた。幕命を受けた東北・仙台藩の藩士たち。その使命は南下政策をとるロシアの脅威から、蝦夷地を守ることにあった。
 安政3(1856)年9月、元陣屋をここに築いて、東蝦夷地と呼ばれた太平洋岸の広尾、厚岸、根室、そして国後・択捉にも出張陣屋を置いた。
 昭和59(1984)年、陣屋跡に併設して開館された「仙台藩白老元陣屋資料館」は、常時150名程の藩士が駐屯していたという、貴重な幕末の歴史の語り部です。

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しばらくの間、仙台藩の北の防人たちの苦労を学んだ後は、建物を出て陣屋跡を散策しますが、ここにはまだ桜が残っており、蔵王山麓で聞いた「コルリ(小瑠璃)」の囀りが賑やかでした。

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ここ白老は、北海道では温暖な気候であるが、藩士たちにとっては、かつて経験したことのない極寒の地であった。
 加えて新鮮な野菜の補給がままならなかったこともあって、病に倒れる者が多かった。藩では医師も派遣していたが、その手当のかいもなく死亡したものは20数名を数えた。
 こうして、数多くの労苦を重ねながら警備にあたって来たが、明治元年(1868)に戊辰戦争が勃発し、官軍の来攻を知った藩士たちは海路仙台に撤退して12年の幕を閉じた。    (「仙台藩白老元陣屋跡」パンフレットより一部抜粋 )
2022/05/23

「仙台空港発着、北海道三日間の格安パック」

表記タイトルは予告編として登場させましたが、今回は旅から帰った後の第一作となります!!
 航空券付き、ホテル付き、滞在中レンタカー付きで16,800円、ただし飛行機は早い出発で、遅い帰りに便を変え、20,800円となりましたが、ホテルのチェックイン時には、旅のクーポン券4,000円分までいただきました。 「北海道どうみん割バンザ~イ~!!」

まずは、仙台空港に最近お目見えした「警備用ロボット」と、ご登場の「PEACH」です!!

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二日目の朝は、「レンブラントスタイル札幌」を早めにスタートし、羊蹄山山麓をゆっくり一回り、懐かしのニセコ五色温泉「五色温泉旅館」や、日帰り入浴施設「黄金温泉」を楽しみます。

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三日目は余市の観光でしたが、予定よりも早めに新千歳空港に戻り、フライトまでの僅かな時間を、「新千歳空港温泉」で最後の湯めぐりでした。

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明日からは「東北の温泉バカ」の、札幌市内も小樽市内観光も無い、メジャーではない足取りをご紹介いたします。
2022/05/22

今日の野鳥「助っ人のゴジュウカラ(五十雀)」

この日の蔵王山麓の林道で、もうワンチャンスのコルリを待つ間の助っ人は、餌を口いっぱいに銜えた「ゴジュウカラ(五十雀)」でした。
 すでに子育ては始まっているようで、青虫がしがみついている若葉を外そうと、ずいぶん長い間奮闘しておりました。 「えらいネ~!!」

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2022/05/18

今季の夏鳥「さらに難しいコルリ(小瑠璃)♂」

この日は、去年は聞いていない「コルリ(小瑠璃)♂」の囀りを聞きたくて蔵王山麓へ!!
 周囲には誰もいない林道の中で、その囀りは聞こえるのですが、とにかく見つけるのは至難の業!!、遠い、暗い、枝被りと三拍子揃った中ではオイラにはムリかも~!?
 とりあえず証拠写真を撮った後で、林道をさらに進むとそんな中で出会った鳥友お一人、好きな方は何処にでも出没するんですネ~!!

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お恥ずかしながら、目一杯のトリミングと明るさ補正、証拠写真程度に素通りください!!
2022/05/17

「東北の温泉バカ、吞ん兵衛オヤジのお祭り散歩」

先週末の14、15日は待ちに待った「仙台青葉まつり」、コロナの影響で規模は縮小していますが三年ぶりの開催となりました。
 でも、市民広場演舞場の有料観覧席は、コロナ対策とかで周囲が幕で覆われており、さすがの「お祭りオヤジ」も興ざめしてしまいました。 (掲載写真は幕の隙間から撮ったもの)

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午後からの本まつり巡行も、すずめ踊りの定禅寺流しも見る元気がなくなり、懐かしのラーメン店「北〇」で瓶ビール、その後は餃子の店で生ビール、、NHK-BSプレミアム「六角精児の呑み鉄本線、日本旅」に近づいております。

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一番町通りの「山鉾展示」を眺めながら、「すずめ踊り」は大型スクリーンで済ませました!!

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最後はうなぎの「開盛庵」、吉永小百合のJR東北・大人の休日倶楽部を気取ってみますか!!
とか言いながら、北海道の旅はもう間もなく、拙いMyブログもしばしお休みをいただきます。



2022/05/16

今季の夏鳥「気難しいオオルリ(大瑠璃)♂」

毎回、囀りだけは聞かせてくれる太白山の「オオルリ(大瑠璃)♂」ですが、被写体としてみるとなかなか難しい子です。
 いつも、高い木の枝先を見上げる構図ばかりですが、たまに無言で目の前に現れても近すぎたり、背中向きでは遠すぎたりで絵になりません。

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そして、鳴き止んで低い位置に下りてくるのを待っていると、いつの間にか森の枝葉がジャマをする季節になりました。

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2022/05/15

花と蝶「林道のウツギとアオバセセリ(青葉挵)」

久しぶりの花と蝶シリーズは、「佐保山林道のウツギとアオバセセリ(青葉挵)」、もう10年振りくらいで出会った子です。
 淡い緑色をしたセセリチョウで、日本で見られるこの種では唯一緑色をしている可愛い子で、後翅の端にあるオレンジ色がアクセントになっています。
 でも、オレンジ色の部分には黒い点が入っており、頭部と対をなしているように見えます。頭部は上半身が緑色で、口元から下がオレンジ色なんですよね。

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2022/05/14

今季の夏鳥「賑やかなキビタキ(黄鶲)♂」

「オオルリ(大瑠璃)♂」に続いて、「キビタキ(黄鶲)♂」も森にご到着、そしてご覧の通り賑やかな囀りを聞かせるようになりました。
 5月連休を過ぎると、みちのくも一気に初夏!!、後は「サンコウチョウ」を待つのみとなりましたが、囀りだけは確認しておりまもなく姿を見せることでしょう。

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