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2021/08/29

花と蝶「オミナエシとツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)♂」

夏の終わり、アヤメ園にオミナエシとタカサゴユリが咲く頃、何処からともなく昨日の「オオセイボウ」が姿を現し、「ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)」が飛び交うようになります。
 今回は、♂が一頭だけという寂しいものでしたが、9月に入れば個体数も増え、私の大好きな♀の姿もご披露できるかと思います。

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それではいよいよ「ツマグロヒョウモン」ですが、♀と違って♂は裏地が勝負!!、けっこう見ごたえがあるんですよね。

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ではご要望にお応えして、「女の勝負下着」ならぬ「男の裏地」のアンコールとまいります!!

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最後になりますが、我らが宮城県もいよいよ緊急事態宣言発令となりました!!
不要不急などと後ろ指をさされる前に、どこぞの秘湯にでも雲隠れしようと思います。(では)

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2021/08/28

昆虫採集日記「オミナエシとオオセイボウ(大青蜂)」

そろそろ終わりを迎える昆虫採集日記ですが、今日は待ちに待った「オミナエシとオオセイボウ(大青蜂)」、オミナエシの花にやっとやっとの登場です。
 名前に似合わず全長12~20mmの小さな子、全身がメタリックブルーに輝く極めて美しい蜂で、この時期6~10月の花に姿を現します。
 そして「虫屋さん」には超人気の「蜂を食う蜂!!」、寄生バチの一種で、幼虫はスズバチやトックリバチの巣に寄生して育ちます。

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この日は大サービス、大小2匹で飛んでいると思ったら、交尾シーンまで見せてくれました!!

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最後になりますが、我らが宮城県もいよいよ緊急事態宣言発令となりました!!
このため仙台市野草園は、8/30(月)から9/12(日)まで今年2度目の臨時休園です。


2021/08/27

今日の野鳥「ヨシゴイ(葦五位)のおチビたち」(2)

さて、沿岸部の鳥たちが続きましたので、賞味期限が過ぎないうちに、「ヨシゴイ(葦五位)のおチビたち」の続きです!!
 前回の狩りのシーンの横にいた子ですが、ゆっくり移動するシーンがユーモラスで、ついついカメラで追いかけてみました。

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「ここからは、更に捻りを加えて方向転換のようです!?」

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2021/08/26

日本一低い山「日和山(ひよりやま)」と「蒲生干潟」

今は穏やかな、日本一低い山「日和山(ひよりやま)」と「蒲生干潟」の風景ですが、10年前に襲った未曽有の大震災では、こちらも壊滅的な打撃を受けました。
 多くの人命が失われたこの場所を、遊び場とするには余りにも心苦しく、訪問するのもずいぶん長い間躊躇われました。
 でも、「自然の治癒力」とは凄いもので、人がある程度手を貸すだけで、小魚が群れ甲殻類が地を這いゴカイが蘇り、野鳥たちも少しづつ戻ってきました。

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この日砂浜では「シロチドリ」が駆け回り、干潟には「ダイゼン」「チュウシャクシギ」「ソリハシシギ」、そして小さな水路には「キアシシギ」「コアオアシシギ」の姿が確認できました。

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最後は砂を被ってもすぐに茎をのばし、葉や花を砂の上に広げる「ハマニガナ(浜苦菜)」に、「守ろう!!、蒲生干潟」のエールを送ってもらいましょう。

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2021/08/25

今日の野鳥「気配りのチュウシャクシギ(中杓鴫)」

「鳥の海」で気を良くした鳥撮りオヤジは、翌日は「蒲生干潟」を覗きましたが、こちらではキアシシギやダイゼン、そして「気配りのチュウシャクシギ(中杓鴫)」がお相手でした。
 飛翔シーンが苦手なオヤジに、やや力を抜いた飛び上がりと柔らかな着地、そして、背景には汚れの目立たないグリーンのカーペットとは出来過ぎのご配慮です。

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そして、ここならば干潟の泥も気にならない、背景がグリーンのカーペットとは心憎いですね。

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オヤジには苦手の「シギチ」ですが、こちらにも鳥友がいたお陰で記事が出来ております。

2021/08/24

今日の野鳥「ドアップのオバシギ(尾羽鴫)」

テトラポットの子たち!!、その〆は「オバシギ(尾羽鴫)」に登場いただきますが、ほんとみんなみんなフレンドリーで、体の大きな子は遠くてもドアップになってしまいます。
 全長28.5cm、足が短く、ややずんぐりした体形で、夏羽では頭部は灰色で黒い縦斑があり、体の上面は灰褐色から黒褐色、こんなに目の前で見れるとは意外です。

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ここからは又、最初のテトラポットに戻りますが、この子もキョウジョシギもこの場所がお好きなようです。

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グリコのおまけは「オバシギとキョウジョシギ」、こうしてみると全長28.5cmと22cmでは、だいぶ大きさが違いますね。

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2021/08/23

今日の野鳥「おチビのミユビシギ(三指鴫)」ほか

昨日は「キョウジョシギ」を登場させましたが、浜辺で最初に会ったのが「おチビのミユビシギ(三指鴫)」で、青天の中で嬉しそうに駆け回っていました。
 そして海上には、漁船に混じって沿岸警備の船らしき姿が見られ、こんな青空と青い海は久々の「鳥の海」の風景です。
 そして今日のウンチクですが、通常チドリの仲間は指(趾)が3本で、シギの仲間は4本ですが、全長19cmの小さな子は3本しかないのでこの名が付きました。
 ドアップも出てきますので、違っていたらコメント欄を使用しご教授いただければ幸いです。
【※ 末尾に加筆修正あり】

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そしてテトラポットの近くでは、目の前で仲良しの2羽が寛いでおり、お邪魔にならないようにドキドキしながらカメラを構えます。【※ ここで役者が変わりました】

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まだ警戒する気配がないので、こうなれば水鏡ならぬ砂鏡!!、波打ち際の海水を含んだ砂は、干潟とは違ってキレイですネ~!!

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【8/23.pm0:15加筆修正、おチビは2種類でした!!】

今日午前中ご一緒だった鳥友のコメントですが、最初の3羽は「ミユビシギ」、後半のドアップは全長15cmと更に小さい「トウネン(当年)」だそうです。
 確かにだいぶ小さいとは思いましたが、目の前でチョロチョロだったことと、夏羽では赤褐色になる顔が白っぽかったので間違えました。 ご教授に感謝いたします!!
2021/08/22

今日の野鳥「キョウジョシギ(京女鴫)とはこれ如何に」

この日は久しぶりに快晴となり、少し遠出をして「鳥の海」の鳥撮りとなりましたが、ここでは鳥撮りに滑っても「わたり温泉」があります。
 最近の私は大沼と青葉山ばかりでしたが、海岸につくと鳥撮りのご夫婦に会い、テトラポットではもうお一人、お好きな方は色々と歩いているんですネ~!!
 と言うことで、久々の沿岸部第一弾は「キョウジョシギ(京女鴫)」、何故かすごくフレンドリーで、後が抜けるような位置でポーズを取ってくれます。

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秋と春に旅鳥として渡来して、海岸の磯や干潟、水田、河原などで暮らしますが、夏羽の色彩の美しさを、京女に例えたのが名前の由来とか!? 「何ん~?、アタイの話し~!?」
 でも、こんなにフレンドリーな鳥であったとは!?、とにかく「奇妙キテレツ!!」ですが、昔々そんな漫画の世界もありましたネ~!!

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もう一説に、鳴き声の「ギョッ、ギョッ」を「キョウジョ!」と聞いたというのがありますが、こんな風にポーズを決められると最初の説に決定ですよね。
2021/08/21

今日の野鳥「ヨシゴイ(葦五位)のおチビたち」

今まで出会いのなかった、「ヨシゴイ(葦五位)のおチビたち」ですが、この日は沼のヨシ原の縁に、ぼさぼさ頭の2羽の姿がありました。
 おチビたちはどちらも人を恐れていないようで、目の前の小魚の狩りに夢中と見え、こちらが不用意に動かなければ色んなポーズを取ってくれます。

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獲物はご覧の通り小さく、これでは100匹くらい食べないと満足できないでしょうが、そのおかげでオイラの目の前に留まってくれます。「ごちゃごちゃと、煩いオヤジやな~!!」

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2021/08/20

今日の野鳥「カンムリ(冠鳰)さんちの集合写真」(2)

同じタイトルでブログアップしたのが今月15日で、台風一過の11日に撮った「カンムリ(冠鳰)さんちの集合写真」でした。
 今日の画像は、それから僅か一週間後の18日に出会った子たちですが、悪天候でチョット見ない間にずいぶん成長いたしましたネ~!!

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「最後はみんな、ママが好き~!、と言った感じでしょうか!?」 「はい、撮影会終了~!」

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2021/08/19

ふだん着の温泉「黄金川温泉“白鳥荘”ものがたり」

今回の白石市と蔵王町のぶらり散策では、懐かしい「黄金川温泉“白鳥荘”」の前を通りましたので、こちらの温泉も記事にしてみたいと思います。
 こちらを最初に訪れたのは2010年12月、このブログを始めた年で温泉ネタを集めていた頃ですが、東北自動車道の工事の際に掘り当てたという温泉の物語でした。
 東北道と並行して流れている小川が「こがねがわ」で、何ともご立派な名前になりましたが、高速道路脇に1984年誕生したオラが集落ご自慢の温泉でした。
 泉質はナトリウム塩化物泉で泉温49℃、湯量が毎分250リットルの源泉かけ流し、適応症は慢性皮膚病や神経痛、関節痛などと名実ともにご立派なものです。
 しかし、その後徐々に湯量が減少し、2010年2月には一時休館をして、色々と対策を講じたようですが、結局は少し場所を変えて再度ボーリングし、10ヶ月後の私が訪れる前の週に再オープンとなったようです。

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今回はお立ち寄りだけで入浴はしておらず、浴室の写真は以前のものですが、オープン前には既に車が7台止まっており、相変わらず盛況な「ふだん着の温泉」です。
 でも、正面玄関の名称「蔵王町老人憩いの家」の「老人」が削り取られていましたよ。(笑)


2021/08/18

日本の伝統美「壽丸屋敷と白石和紙灯り」

今回の「仙台歴史さんぽ」は片倉小十郎の城下町、白石市の名産である白石和紙を使った「白石和紙あかり展」を見学するためのものでした。
 白石市中町にある旧商家「壽丸屋敷(すまるやしき)」で開催されている小さなイベントですが、今週金曜日20日までとのことで慌てて飛び出しました。
 今回の展示作品は市民グループ「蔵富人(くらふと)」が、5~7月に開いたワークショップの参加者の作品を集めたそうですが、いずれも作り手の個性が溢れる暖かい作品でした。
 入場は無料、午前10時から午後4時まで、火曜日が休館、悪天候続きで暇を持て余している方、カメラ好きの方にお勧めです。 もっともオイラは温泉セットでしたが!!

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ここからは店蔵の常設展示場ですが、素人の私でもレベルが高くなっていることが分かります。

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2021/08/17

湯めぐり雑感「東北の温泉バカ」と「鎌倉温泉ものがたり」

今回、突然湯めぐりに飛び出したのは単に悪天候続きだったせいですが、故郷に戻りお気に入りの温泉の一つが蔵王町の一軒宿「鎌倉温泉」です。
 このスギ林の山間にたたずむお宿は、今も湯治場の雰囲気を色濃く残す二階建ての木造のお宿で、こんな慎ましい雰囲気のお宿は大好物なんですよね。

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ここの温泉は「冷鉱泉」、こんな雰囲気の建物と冷たい温泉を沸かせているこの煙が、このお宿の歓迎のしるしです。

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そして、今日半日のお部屋に通された後はのんびり入浴ですが、入浴料込みで1,100円とは都会ではウソのようなお値段です。

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私の好きな理由の一つがその泉質ですが、メタけい酸の「低張性アルカリ性冷鉱泉」、源泉温度21.4℃、PH9.3の湯は、頑固な慢性皮膚病にはピッタリなんです。

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本日のお値段は、お部屋付き日帰り入浴料1,100円(平日100円引き)、昼食は「ざるそば」二枚の1,100円、計2,200円でございました。 感謝!!





2021/08/16

今日の野鳥「ヨシゴイ(葦五位)の希少なシーン」

大沼周辺での水鳥第二弾は、「ヨシゴイ(葦五位)の希少なシーン」ですが、この子は足元から頭のてっぺんまでキッチリ撮れることは殆どありません。
 今日はそんなシーンをご覧いただきますが、只々ハスの葉の上にのっていたという、ただそれだけなんですけどネ~!!

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そしてここからは、足元から頭までキッチリとはいきませんが、急に風が強くなって見せてくれた珍しいシーンで、この後オヤジも早々に退散でした。 「おしまい!!」

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そして、オヤジもしばしの間雲隠れですが、やはり「ふだん着の温泉」が一番でしょうか!!