7月11日(日)、この日書いているのは「アオバズク(青葉木菟)の長いお話」ですが、投稿できる時期はお相手次第なので、その間の顛末を書きとめることにしました。
さて、実はその前日、この子たちが見守っている柳の古木に、大きな音と共に亀裂が入ったとのことで、まずは様子伺いに訪れたところから物語は始まります。
哀しいことに、柳の古木はお盆明けには地上から消え、子育ての巣も来年は作れなくなりますが、念のため並べた亀裂は11日と16日の比較です。



父親はいつもの場所で見守りをしていましたが、母親は数日前に巣穴から出てきたばかりです。
「びっくりしたろうネ~!!」「でも、なかなか美形だネ!!」 「ふん、ほっといて~!!」




7月12日(月)、早朝は倒木の恐れなし、鳥友から電話があり巣立ちまで切らないとのこと
7月13日(火)~15(木)、亀裂は更に広がっているが、親鳥たちも巣の様子も異常なし
(4:00前、真っ暗な中、ペアがホーホー!と鳴き交わします)
(4:00、ひぐらしの声と共に飛び回るシルエットは感動もの)
(ただし、4:30に蝉の声がやむと活動はピタッと終了でした)
7月16日(金)、この日は二度寝で、ゆっくり日中ご訪問
7月17日(土)、証拠写真程度と分かっていても、ちょいと悪戯をしてみました
7月18日(日)、亀裂は広がっていますが、親鳥たちは暑い中で頑張っています


7月19日(月)、気の早いおチビが一羽だけ巣立ち、ラッキーな親子ツーショットでした
7月20日(火)~22(木)、残りの二羽は相変わらず巣の中を動き回っている気配です


7月23日(金)、最初の子から4日目、もう一羽が巣立ち母鳥の傍にはおチビが二羽
7月24日(土)、巣にはまだ餌を運んでおり、もう一羽いる模様ですが観察終了かな
7月25日(日)、早朝最後の第三子が巣立ち、これで16日間の観察記録終了です!!


仙台市の公園緑地の保全に対する取り組みは、東北の中でも相当遅れている方なので、伊達藩の御用林が今後どう扱われるかは、皆様も関心を持って見守っていただければ幸いです。
(誰も使わない、時代遅れの箱モノやジャブジャブ池、そんなものは得意なんですよネ~!!)