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2021/06/30

初夏といえば「紫陽花まつり」(七段花)

6月下旬になると優れないお天気が続きますが、この日はそんな合間を縫って、野草園の紫陽花を眺めに行きました。
 建物の入り口には「紫陽花まつり」の準備も整いましたが、こちらは一足早めの下見となったようです。

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風の広場まで下りてくると、周囲は紫陽花だらけでのんびりと鑑賞できます!!

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一回りして一時間半のお散歩、紫陽花以外の花々もだいぶ賑やかになりました!!

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【今日のウンチク】、最後の一枚で「幻の花・シチダンカ(七段花)」
ヤマアジサイの変種で、シーボルトがヨーロッパに紹介してから130年間誰にも見つからず、幻の花といわれました。
 和名の由来は、花が七段になって咲くからだそうですが、如何にも日本的なたたずまいを見せてくれます。それに比べると一つ前は、フランス人形のようにも感じられますね。

2021/06/29

今日の野鳥「ミサゴ(鶚)の飛び出しシーン」

この日は、大沼でご一緒の鳥友に誘われて、沿岸部のこの子たちのご自宅訪問となりました!!
 いつもはテイクアウトの後ろ姿ばかりですが、こんな「ミサゴ(鶚)の飛び出しシーン」は珍しく、そうなるとついつい欲が出るものです。

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ここからはご立派なお宅を狙ってみますが、巣の中にまだ幼鳥はいなくとも、目一杯警戒されてしまったようです。 「ゴメンね!!ゴメンね~!!」

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2021/06/28

今季の夏鳥「笹の葉模様のササゴイ(笹五位)」

この日はいつもの大沼の散策でしたが、鳥撮り仲間に誘われて、お近くの沿岸部まで足を延ばすことになりました。
 たまに場所を変えるのも良いもので、最近出会いのなかった「ササゴイ(笹五位)」が一羽、こちらを意識しながらも被写体になってくれました。

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本当に久しぶりの子なので、ここからはちょいとお遊び、水鏡の「ササゴイ(笹五位)」です。

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Myブログ左下の「検索フォーム」に、「ササゴイ、疑似餌釣り」を入れると、広瀬川河畔での今では見られなくなった風景と、この子の姿を見ることが出来ます。
 だいぶ以前に、愛宕橋・広瀬橋間の中洲や寄洲が削り取られ、立木の多くが伐採されてしまうと、「ササゴイの疑似餌釣り」を見ることは無くなりました。 残念!!無念!!
2021/06/27

今日の野鳥「オオバン(大鷭)のご一家」

ここ大沼では、バンやオオバンという水鳥たちも子育てをしますが、最初におチビを見せてくれたのは「オオバン(大鷭)のご一家」でした。
 例年ですと、額の白いオオバンではなく、やや小ぶりで額の赤いバンが最初ですが、今季はあの「真っ黒クロ助」を見ておりません。

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「チョロチョロ出てきちゃダメと言ってるでしょ!!」「変なオヤジが狙ってるんだから!!」

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「だってほら、何かくれるって言ってるよ!」「変なオヤジでも、ないと思うんだよね~!!」
2021/06/26

今日の秘湯「塩原元湯温泉“元泉館”」

塩原温泉郷は渓流べりに十箇所余りの温泉場が点在していますが、その一番奥にあるのが「塩原元湯」で、昔は元湯千軒ともいわれ、一番栄えた時もあったといわれます。
 今は、JR塩原温泉バスターミナルから送迎車で約12分、山あいの台地(海抜800m)に3軒の旅館がひっそりとした佇まいを残しております。

赤川渓谷沿いにあるお宿の一つが「元泉館」で、周囲は原生林に囲まれ、川の流れの音を聞きながら入る露天風呂も格別です。
 また、毎年秋に開催される「塩原温泉古式湯まつり」では、こちらの源泉が、温泉街の各祭壇に奉納されるようです。

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入浴前に見た懐かしい「テンカラ釣りの釣り人」ですが、湯上り後には姿が消えておりました。

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こちらを訪れたのも11年ぶり、何も変わらぬ静寂な世界に癒されました。 感謝!!感謝!!
2021/06/25

今日の秘湯「塩原元湯温泉“大出館”」

塩原温泉郷は渓流べりに十箇所余りの温泉場が点在していますが、その一番奥にあるのが「塩原元湯」で、昔は元湯千軒ともいわれ、一番栄えた時もあったといわれます。
 今は、JR塩原温泉バスターミナルから送迎車で約12分、山あいの台地(海抜800m)に3軒の旅館がひっそりとした佇まいを残しております。

静寂そのものの原生林の中にあるのが「大出館」、八つの浴槽にはそれぞれ効能を異にする湯が溢れ出ており、浴室内の湯めぐりは贅沢な安らぎの空間です。
 特に、墨を流したように真っ黒の「墨乃湯」は、湯の花そのものが黒いという、他に例を見ない名湯として珍重されてきたようです。

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さてここからは、効能の違いをもって「五色の湯」と呼称されてきたお湯ですが、ご覧の通り温泉の色も微妙に変わる不思議な湯船です。

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こちらを訪れたのは11年ぶり、昔と変わらない五色の湯に癒されました。 感謝!!感謝!!
2021/06/24

今日の旅鳥「腹黒のクロハラアジサシ(黒腹鯵刺)」

湯めぐりから戻り、二つめのフィールドは大沼、カンムリカイツブリやオオバンの子育てを見た後は、久々の「クロハラアジサシ(黒腹鯵刺)」がお相手でした。
 この子とは、ここ大沼でたまに会いますが、食べ物は昆虫類や小魚が多いようで、水面を低空飛行して獲物を探しています。
 空中でとったり、水面に浮いているものや、葉先に止まっているものを、飛びながら嘴ですくい上げるようにしてとったりもするようです。
 とにかくオヤジの一番苦手な飛び物なので、証拠写真としてサラッとご覧ください!!

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こちらに来れば向こうへ、向こうへ行けばこちらへと、なかなか思い通りにいかない子です。

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2021/06/23

今日の野鳥「健気なコアジサシやシロチドリ」

湯めぐりに旅立つ前と言えば、白い恋人の「コアジサシ(小鯵刺)やシロチドリ(白千鳥)」たちも、可愛い姿でお見送りをしてくれました。
 コロニーをつくって集団繁殖し、外敵が近づくと仲間と共同して巣やヒナを防衛(モビング)したり、ケガをしたふりをして外敵を遠くに誘い出す偽傷をしたりと、どちらも健気な子育てを見せてくれます。

【戦闘的な「コアジサシ(小鯵刺)」】
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【演技派の「シロチドリ(白千鳥)」】
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グリコのおまけは、「コアジサシ(小鯵刺)」の緊急発進シーンをご覧いただきましょうか!?

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2021/06/22

今日の野鳥「せっかくのセッカ(雪加)」

大沼周辺の麦畑で散々鳴いていた「セッカ(雪加)」ですが、旅行前には麦の刈り入れの時期となり、この日は少し遠出をして「鳥の海」の雑草地へ!!
 温泉記事がだいぶ続きましたので、賞味期限が切れる前に「せっかくのセッカ(雪加)」をご覧いただきましょうか!!

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ここでも、鳥さんの位置は遠く、トリミングをしてもこんなものです。
そして、やっと後が抜けたといっても、こんなポーズなんですよネ~!!

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2021/06/21

那須七湯物語「新那須温泉“休暇村那須”」

こちらは二日目に泊まったお宿ですが、茶臼岳の南麓で那須高原を眼下に望む、標高1,200mに位置する天空のリゾートホテルです。
 お湯は「大丸温泉・相の湯」からの引き湯で、刺激の少ないなめらかな単純温泉を、こちらのホテルでも楽しむことができます。

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「まずはキレイな浴室へ直行!!、仕切り直しの湯浴みです!!」

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ホテルの真向かいには、那須七湯の一つ「弁天温泉」がありましたが、周囲の森はホテルのキャンプ場で、お宿の入り口にはロープが張られていました。

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最終日の朝風呂は露天、湯上り後「弁天温泉」を覗きに行きましたが、相変わらずロープが張られたままでした。「悲しい現実ですネ~!!」

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2021/06/20

那須七湯物語「高雄温泉“おおるり山荘”」

茶臼岳の東側中腹、高雄股川の上流に位置し、別名・高雄股温泉とも呼ばれており、江戸時代の万延年間(1860~61)に発見されたといわれています。
 当時は山岳信仰が盛んで、高雄温泉は「温泉(ゆぜん)様の湯」と神聖視され、長い間浴用に供されませんでした。その後、白湯山信仰の行者が身を清める湯となり、「御行の湯」とも呼ばれるようになりました。信仰登山が衰退して以降は、明治時代に浴場を上流の源泉の傍らに移して、湯垢(湯の花)採集が盛んに行われました。
 泉質は含硫酸塩硫化水素泉で、泉温は40度と低いが、豊富な湯の花が浮き沈みする白濁した湯は人気があり、慢性皮膚病や神経痛などに効果があるとされています。
(「那須町観光ガイド」より転記 )
でも冒頭は、いつ誰が作ったの(?)という、趣味の悪い「張りぼて」と「物見やぐら」、更に「ゴミ置き場」のような源泉口の状態でした!!

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一時は宿泊施設がなく、無人の露天風呂があるのみでしたが、現在は旅館が営業しており日帰り入浴が楽しめます。でも、あまりにも安普請の建物に、仲間の一人は最初からリタイヤでした。
 さて、ここからが「那須七湯物語」で、ここを訪れるきっかけとなったのが、大黒敬太の温泉本「無料温泉140湯」がキッカケで、入浴料500円でも温泉バカには魅力的でした!!

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つい、最近までは一泊二食5,980円で、今は素泊まりのみで3,000円とか!!、最後にもう一度「天空露天風呂」と「貸切檜風呂」、初めて「東北の温泉バカ」がお勧めしない湯宿を紹介してしまいました。 「でも、魅力的な白濁の湯に罪はありませんよね!!」

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2021/06/19

那須七湯物語「北温泉“歴史建造物編”」

北温泉は、江戸、明治、昭和の時代に建てられた三つの建物が混在する一軒宿で、奥那須の「秘湯中の秘湯」といっても過言ではありません。
 昭和の建物を「梅」、明治の建物を「竹」、江戸の建物を「松」と呼び、一泊二食9,900円、8,900円、7,900円としたシンプルな料金設定、自炊・素泊まり料金は4,900円です。
 我々三人が泊まったのは昭和の建物「梅」で、2~3枚目の内湯の上に見える二階の開放的な部屋(14畳ほどの広さ)でした。

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湯遊びから戻って玄関に入りますが、方向音痴のオイラにはまさに迷路で、食事処はご覧の通りタイムカプセルの中でした!!

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二日目の〆の湯は「天狗の湯」、ここは瞑想して入るにはよい空間で、オイラの場合普段あまり縦に撮りませんが、ちょぃと悪戯をして天井も撮ってみました。

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2021/06/18

那須七湯物語「北温泉“北温泉旅館”」

余笹川の源流近くの奥深い谷間にある一軒宿で、公共駐車場に車を置いて、400mほど山沿いの歩道を歩いたところにあります。北湯とも呼ばれ昔から湯量が豊富なことで知られています。
 江戸時代の元禄9年(1696)に発見された北温泉は、温泉の由来や起源の詳細は不明ですが、源泉の岐路が多いことから「岐多温泉」と記された暖簾が残っています。
     以下省略(「那須町観光ガイド」より転記 )
 明治時代の漢字が統合されていく過程で北温泉となったとされていますが、今では阿部寛主演の「テルマエ・ロマエ」のロケ地の方が有名かもしれません。

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現在の北温泉旅館は、江戸安政時代に建てられた建物を中心に、明治、昭和に増築された古い木造3階建てで、創業期の古き良き面影を色濃く残しています。
 最初にご覧いただいた10~15mの大きな泳ぎ場「満天の湯」や、もともとは山伏の修験場であった「天狗の湯」などユニークな風呂が知られています。

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私の大好きな古き良き世界なので、「北温泉“歴史建造物編”」に続きます。「よろしく~!!」
2021/06/17

那須七湯物語「大丸温泉“大丸温泉旅館”」

江戸時代の元禄4年(1691)に発見されたと伝えられる大丸温泉は、茶臼岳東側の中腹、白戸川に沿った谷間にあります。
 別名大丸塚温泉ともいい、那須温泉郷の中でも2番目に高い標高1,300mの地点、那須ロープウェイ山麓駅の近くにあります。
 茶臼岳を水源とする白戸川の流れそのものが温泉となっており、これをせき止めて作った大露天風呂「川の湯」は、大自然に囲まれた川の露天風呂という独特の風情で、温泉ファンに人気の高い温泉です。 以下省略(「那須町観光ガイド」より転記 )

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このお宿には、さりげなく置かれた「山駕籠」や、「乃木希典将軍」ゆかりの品の展示コーナー、飲泉所などなど、温泉好きの被写体が転がっております。

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なお、これから掲載する日中と夜の「川の湯」は、お宿のホームページから借用したものです。
こちらは日中でも凄い入浴客、しかも混浴エリアでは、浴室内の撮影などもってのほかです!!

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