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2020/07/31

湯めぐり雑感「品格の湯宿“鳴子ホテル”」(2)

今回の湯めぐりは、友が知らせてくれた宮城県民限定の温泉支援キャンペーンで、数ある湯宿の中から鳴子温泉の「鳴子ホテル」を選びました。

さて、ここから続きとなりますが、貸切大風呂を出た後は、しばし「お休み処」で体を冷まし、11階にある今夜の仮住まいに戻ります。

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なお、館内の共有スペースは全てマスク着用ですが、更に徹底していたのがお食事処で、入り口では再度体温を測られ、テーブルにはご丁寧にビニール手袋まで用意されておりました。

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でも、「飲み放題」一時間1,320円也の太っ腹対応で、日本酒四杯のその夜のあては、普段家では作らない「天ぷら」の盛り合わせ、「牛さがり」のステーキ、「車海老の塩焼き」三本、千鳥足で部屋に戻った後は9時には爆睡でした。

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これで旅行会社のチケット7,500円に、貸切風呂と飲み放題を加えて、オール込みで一人10,000円ポッキリ、「県民限定キャンペーンに感謝!!感謝!!」
2020/07/30

湯めぐり雑感「品格の割烹“日富見家(ひふみや)”」

今回の湯めぐりは友と二人でしたが、その少し前に三人で湯めぐりした別の友から、宿に向かう日のお昼に食事をよばれました。
 場所は鳴子の湯宿に向かう途中の、JR陸羽東線の有備館駅と岩出山駅の中ほど、ここは伊達政宗公が僅か17歳で家督を相続し、血気盛んな24歳から仙台に移るまでの9年間を過ごした地です。
 待ち合わせの場所は、伊達家の学問所である旧・有備館の駐車場でしたが、月曜日はあいにくの休館日でやや時間を持て余してしまいました。

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その後友と合流し、何十年ぶりかに岩出山の市街地を歩きますが、見える世界は大きく変わり、変わらぬものはこちらの割烹、「不易流行」とはこんな世界のことでしょうか。

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一時間半ほどの会食でしたが、友から2,500円のコース料理と囁かれ「エッ!」、仙台市内ならば4,000~5,000円と言われても当たり前の世界です。
 そして帰りは、メイン通り側とは別の玄関口を出て更に心意気を感じますが、翌日の彼の電話が人それぞれに見る世界の違いでした。 「まだまだオイラは半分青いだネ~!!」

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玄関正面に掲げられていた書「木鶏」、残念ながら写真は撮りませんでしたが、友からその意味を聞き、改めて料理人である店主の心意気を思い知らされました。

【今日のウンチク、“木鶏(もっけい)とは”】

中国の古典「荘子」に「木鶏」という話があります。一日一言の安岡正篤先生が講和の中で紹介しています。
 紀省子という人が、闘鶏の好きな王のために、軍鶏を養って調教訓練をしていました。
 十日ほどたったころ、王が“もうよいか”と聞きましたところ、紀省子は“いやまだいけません。空威張りして「俺が、俺が」というところがあります”と答えました。
 さらに十日たって聞きますと、“まだだめです。相手の姿を見たり声を聞いたりすると、興奮します”。
 また十日ほどたって聞きますと、“まだだめです。相手を見ると、睨みつけて、圧倒しようとするところがあります”。
 こうしてさらに十日たち、また王が聞きますと、初めて“まあ、どうにかよろしいでしょう。他の鶏の声がしても、少しも平生と変わるところがありません。その姿はまるで木彫りの鶏のように微動もしません。全く徳が充実しました。もうどんな鶏を連れてきても、これに応戦するものはなく、姿を見ただけで、逃げてしまうでしょう”といいました。
 これがいわゆる“荘子の木鶏”で、その鶏は非常に強く、敵がいてもいなくても、眼中にない態度でした。
 そして相手の鶏は、戦う前にすくんでしまって、その“木鶏”は百戦百勝だったそうです。 

昨日の湯宿、そして今日の割烹、世の中はコロナ騒動で、中にはどさくさ紛れに便乗する者まで現れますが、渡辺謙が演じた伊達政宗の幼少期の言葉「梵天丸もかくありたい」でした。 
2020/07/29

湯めぐり雑感「品格の湯宿“鳴子ホテル”」(1)

今回の湯めぐりは、友が知らせてくれた宮城県民限定の温泉支援キャンペーンで、数ある湯宿の中から鳴子温泉の「鳴子ホテル」を選びました。
 こちらは湯使いが素晴らしい事でファンが多く、通常は15,000~20,000円程度の値段ですが、県から5,000円の補助が出て連休明けと言うこともあり7,500円、しかもコロナ騒動の渦中とは思わせないような従業員の対応に感服いたしました。

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さて、ロビーの片隅に並んでいた「鳴子こけし」を意識した訳ではありませんが、今回の浴室のターゲットは貸切大風呂「木華子(こけし)の湯」、2~5名使用で2,200円という初体験のゾーンです。 ちなみに、6名以上の場合は4,400円となります。

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何とも贅沢な「貸切風呂」が気になり、湯上り後にお聞きしてみると、男女別大浴場を日中交代で掃除をする際の、ピンチヒッターの浴室として使用するのだそうです。
「さすが本物は、やることが違います!!」 (納得)
2020/07/27

今日の野鳥「外来種ガビチョウの水浴び」ほか

青葉山の一大勢力の「外来種ガビチョウ」ですが、普段はあまり相手はしないものの、ご入浴となるとついついカメラを向けてしまいます。
 鳴き声同様、何ともダイナミックな水浴びで、こちらを気にすることも無く大胆でした。

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水浴びをする場所を決めているのは、ご入浴後のブルブルも考えてのことでした。

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さて、「グリコのおまけ」に同じ色合いの「オオルリ(大瑠璃)の♀」もご登場です。
  「何んや、この子が“グリコのおまけ”かいな!!」 
  「ちゃうちゃう、アンタの方が“刺身のつま”なんどす~!!」 「ムムッ!!」

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2020/07/26

今季の野鳥「カイツブリ(鳰)のおチビたち」

「カンムリカイツブリ」に比べれば、あまりにも平凡な「カイツブリ(鳰)」ですが、ここ大沼では逆に希少種です。
 カンムリさんが三組も子育てをしているのに、この日までカイツブリの子の姿を見ることは無く、この日やっとヨシ原の奥にその姿を見つけました。

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待つこと14~5分、やっと親鳥の移動を追いかけ、ご家族全員が動き始めました。

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それにしても子たちは大きく成長し、ここまでくれば親鳥たちも余裕のようです。

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2020/07/25

恋は水色「ミドリシジミ(緑小灰蝶)♂」

この日の公園のターゲットは、お二人のブログで見た「ミドリシジミ」でしたが、地元の主さんたちはいつも優しく、「水色のアマガエル」まで撮らせてもらいました。
 そちらは昨日の記事ですが、今日は本命の「ミドリシジミ(緑小灰蝶)♂」の話に戻します。
 ご覧のとおり、♂の翅の表面は緑色又は青色に輝く美しいシジミチョウで、♀の翅は全体的に黒地で、中程に青い紋のあるもの、赤い紋のあるもの、紋のないものなど個体変異があります。

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その後も撮影のチャンスはあるのですが、ハンノキに止まる個体はすべて目線より上、これでは何度開いてくれても全身が撮れません。
 でも、上空を舞う♀には、チャンと!自己アピールをしてるのでしょうね。

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水色アマガエルからの一言 「オイラが代わりに、たくさん付き合ってやったやん!!」
「そうなんだけど、このメタリックな色合いが好きでネ~!!」 「んっ(?)、むっ!!」

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2020/07/24

水色の雨「二ホンアマガエル(日本雨蛙)」

この日の公園のターゲットは、お二人のブログで見た「ミドリシジミ」でしたが、地元の主さんたちはいつも優しく、「水色のアマガエル」まで撮らせてもらいました。
 まずは最初の二枚で、珍しい色合いとオーソドックスな「二ホンアマガエル(日本雨蛙)」を比較してご覧ください。
 どちらも同じ種で、鼻筋から目、耳にかけて褐色の太い帯が通っており、顔も体全体もすべて緑色の「シュレーゲルアオガエル」とは異なります。

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さて、ここからは「水色の二ホンアマガエル(日本雨蛙)」をじっくりとご覧ください。

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【折角ですので、久々に「日本昔ばなし」のアマガエルさんにもお付き合いいただきましょう】

むかしむかしある所にアマガエルの親子がすんでいた。 しかし子ガエルは大変へそ曲がりで、親ガエルの言いつけと反対のことばかりやっていた。
 いよいよ親ガエルが死ぬという時に、親ガエルは(墓が流されないように、山の上に墓を作ってもらいたい。しかしこいつは言いつけと反対のことをするから…)と考え、「墓は川のそばに建ててくれ」と言い残して死んだ。
 ところが子ガエルはこの時になって反省し、「遺言は守らなければならん」と本当に川のそばに建ててしまった。 そのため雨が降りそうになると「親の墓が流される」と泣くんだそうな。
2020/07/23

「仙台市野草園のやまゆり観察会」

お天気の良かった日曜日は、広瀬川河畔の散策後、久々に少し足を延ばして「仙台市野草園」を覗いてみました。
 園内はいたるところ「ヤマユリ(山百合)」が咲き乱れ、一部萎れかけた花もありましたが、この23・24両日は「やまゆり観察会」も行われるようです。

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園内は多くの人で賑わっており、長雨で足止めされていた人々の気持ちが良く分かります。

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高山区の片隅には、大好きな「ユウスゲ(夕菅)」も咲いておりましたが、この花は名前の通り夕方に花開き、翌日の午前中にしぼみますので、ぎりぎりセーフといった閉じ具合でした。

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2020/07/22

今季の野鳥「アオバズク(青葉木菟)の巣立ち」

静かに見守ってきたムニャムニャの森の「アオバズク(青葉木菟)」が、先週無事三羽巣立ちを済ませました。
 おかげ様で、毎年何処かで巣立ちを見る青葉の子ですが、今年の子はみな同じくらいの大きさで、色合いもよく似ておりました。
 なお、皆さんがこのブログを見る頃には、おそらく南の故郷へ旅立っていることでしょう。
「それにしても本当に可愛い子たちです!!」  (しみ!!じみ!!)

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ここからは、一番奥に隠れていた子にも、被写体になってもらいます。

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初め訪れた頃咲いていた「シャラの木」の白い花も、いつの間にか殆ど落ちてしまいました。

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2020/07/21

今季の野鳥「コアジサシ(小鯵刺)のおチビ」

オイラは自称野鳥ストーカーですが、最近はMyブログを覗きに来る覆面ストーカーなるご仁がいて、色々と野鳥との正しい接し方などをご教授いただきます。 
 こちらはそんなつもりはないのですが、どうも私の行動がお気に召さないようで、観察フィールドのすぐ隣にいる人物かと思うと気持ちのいいものではありません。
 今日ご紹介するシーンもその方の気に障るのでしょうが、こちらは海岸の流木に腰を下ろして周囲を眺めていた際の、あの懐かしい一ヶ月程前の出来事でした。
 ちなみにオイラは基本的には単独行動で、ムニャムニャ会のような多人数の自然観察にはかかわらず、今では自然観察指導員とは名ばかりのご老人です。

「近くでチョロついている君は誰の子(?)」
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「オイラで悪いか、このロリコンオヤジ!!」
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「そうそう、そうして我が身を守らないとネ~!!」
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こちらがむやみに立ち上がったり動いたりしなければ、意外と日々の暮らしを見せてくれます。
2020/07/20

今日の野鳥「ゴイサギ(五位鷺)のアユ食べ放題」

昨日の仙台は久々の晴、鳥撮りには超遅いスタートでしたが、短いカメラを持って広瀬川河畔の散歩となりました。
 愛宕橋を渡って間もなく、愛宕堰では「ゴイサギ(五位鷺)」が獲物を狙っていますが、アユの活性が良かったようで高級魚の食べ放題でした。

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「そんな、二匹同時にはムリだよ~!!」
さて、ここからは時間を巻き戻して、同じようなシーンですが撮影順に並べてみます。

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【2020.07.20/18:20の追記】
ちなみに、この日の日照時間は9.3時間、最高気温は30℃、湿度は62%だったようです。
やはり、お天気次第なんですよネ~!!  でも、鳥枯れと戦わんとブログは続きません!!
2020/07/17

今日の野鳥「お堀の子の飛び出し三態」

さてさて、いよいよ鳥さんの在庫が底をつき、「夏羽のオシドリ♂」で撮っていたゴミ箱行きの中から、「お堀の子の飛び出し三態」としてまとめてみました。

まずは、「オシドリとカメ」
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つぎは、「カワセミ」
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最後は、「ハクセキレイ」
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そしてオマケは、周回路の「オオルリ♀」
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【カメ爺のつぶやき】
  「いつもはキレイでなければ、可愛くなければ、等と講釈を垂れとって!!」
  「何んが、オマケは周回路の投捨禁止やと!!」
  「風見鶏オヤジは、よくもまあぬけぬけと、こげな駄作を並べたもんや!!」

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