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2020/06/30

今日の野鳥「桑の実とコムクドリ(小椋鳥)」

この日は、公園の四阿の傍にある「桑の実」をお目当てに、「コムクドリ(小椋鳥)」の小集団が飛来しておりました。
 ただし、株立ちの5~6mの桑の木では、枝葉の中に全身が潜りこんでしまい、食事シーンを撮ることができません。

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かろうじて葉から顔を出したシーンですが、食後は大きな柳の木に移り一休み、暫くするとまた桑の木に戻る「レンジャク」のような光景でした。

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色合いの良い♂を中心に撮りたかったんですがネ~!! これもまたタイミング次第です!!
2020/06/29

「広瀬川の流れと青葉山公園整備計画」

昨日は、愚痴っぽいブログ記事にお付き合いいただき、申し訳ありませんでした。(削除です)
 今日のイメージ写真は「広瀬川の清らかな流れと釣り人」、そして崖の上ではポニョならぬ、
「巣立ちの子を見守るハヤブサの親」、今は懐かしいひと月前の風景です。

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さて、仙台市では「少子高齢化と人口減少、そしてテレワーク時代」に、時代に逆行するよう
な「青葉山公園整備計画」なるものが、静かにひっそりと進められております。
 相変わらずの「箱もの行政」で、「公園センター(仮称)」だとか「いこい、にぎわいゾーン」だとか、行政は同じ失敗を繰り返そうとしております。
 それ以前に、青テントに暮らす公園の自由人をちゃんと保護しないで、どの口で、憩いだとか、賑わいだとかを言えるのでしょうか(?)
 利用率の極めて低い開店休業の「国際センター会議場」、川遊びをしない子たちの「ジャブジャブ池」、最多で12艘浮かべられる広瀬川のボート場も肌寒い風景です。
「余計な物は、出来るだけない方が良い時代なのに」「造ったら造ったで維持費も莫大!!」

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「ハヤブサの巣立ち」のように、静かに見守るのが一番賢明な時代なのに!! 「ほんとだね」
「そんなことより、ゴミだらけの蒲生干潟と海岸線を、何とかしてくれ~!!」 (野鳥連合)
「それもそうだが、保健所の数と職員数を一気に減らしたのは、誰だ~!!」 (コロナ連合)
2020/06/27

今日の鳥識「カンムリカイツブリの不思議な行動」

前回はヨシの茂みの四ツ子を登場させましたので、今回はハスの葉の三つ子で、「カンムリカイツブリの不思議な行動」をご紹介いたします。
 この子たちもだいぶ大きくなり、両親が共に狩りに出かけることも多く、そんな時は「静かにお留守番」だったり、近くで親鳥が羽繕いをする姿を見かけます。

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さて、そんなゆったりした時間に時々、親鳥が自分の羽毛を子どもに運ぶことがあります。

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子どもたちは、小魚ではないことをちゃんと認識し、そんな親鳥の羽毛を求めます。

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鳥類の知られざる人間性として、シジュウカラが多くの言語を持ち、それを多様に使い分けることはよく知られております。
 この子たちの行動は、子どもの「おもちゃ」代わり(?)、それとも更に深いレベルの行動で、子どもたちが食べているようにも見えますので、親の遺伝子とか免疫力を子に伝える行為でしょうか(?)

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2020/06/26

湯めぐり雑感「川渡温泉と共同浴場物語」

昔から「脚気川渡」と謳われる川渡温泉は、仙台方面から鳴子温泉郷に向かい、その玄関口にあたる「最初の温泉街」です。
 その歴史は温泉郷の中で最も古いと伝えられ、付近に軍馬を養成する施設があった頃は、温泉郷で最も栄えたとも言われております。
 現在は昔ながらの木造の宿が目を引く鄙びた温泉街で、今でも自炊棟を残す湯治客向けのお宿も多く、ひときわ風情のある建物が前回登場の藤島旅館です。

そんな温泉街の、一本裏通りにひっそりと建つのが「川渡温泉共同浴場」で、地区の人たちが使うために長年守られてきた共同湯です。
 中に入ると番台は無く、料金箱が備え付けてあるだけ、入浴料200円を払って地元の人たちに混じり、近隣からも常連客がやって来るステキな空間です。
 狭い浴室でシャワーなどの設備はまったくありませんが、地元の浴場を利用できることに感謝し、そこで出会った人たちと語り合うことも、湯めぐりの楽しいひと時です。

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この日は朝の散歩で立ち寄ったものですが、6時過ぎには先客がお二人いて、浴室の写真は以前掲載したものを転用しております。

【追記、鳴子温泉郷プレミアム宿泊券(応援前売キャンペーン)のご紹介】
新型コロナの影響で厳しい状況の中、鳴子温泉郷の各お宿では今月6/1より、10,000円で13,000円分の宿泊券を販売しております。
 鳴子14、川渡7、東鳴子9、中山平7、鬼首3の各施設を、年内に利用してみようという方は、応援したい施設に直接電話でお問い合わせください!!
(オイラは昨日、東鳴子温泉の定宿「東多賀の湯」に、20,000円程振り込みをしました)
2020/06/24

今日の野鳥「カンムリカイツブリ(冠鳰)の子育て」

この子は全長56cmと、日本で見られるカイツブリ類では最も大きく、肉眼でも判別が出来ますが、現在この沼では三組のカップルが、4.4.3羽の子育てをしております。
 この日はお天気にも恵まれ、三組の家族をすべて識別出来ましたが、一番光線の具合の良かったヨシの茂みの家族をクローズアップしてみました。

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朝が早かったこともあり、親鳥はせっせと小魚を運んでおりますが、たまには魚が大きすぎて、こんな微笑ましい光景も見せてくれました。

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二時間程で朝食も終わり、ヨシの茂みに移動しますが、すべてはこの子たちと光線のお陰です。

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2020/06/23

今日の野鳥「オオバン(大鷭)の子育て」

湯めぐりの前には、「バンの子育て」だけだった大沼の風景も、いつの間にかオオバンもカンムリカイツブリも子育ての真っ只中となっておりました。
 でも、この微笑ましい風景は毎年見ても飽きませんが、警戒心が強く、なかなか良い場所には出てきてくれません。

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2020/06/22

今日の野鳥「エナガ(柄長)の若鳥たち」

五月初旬に「エナガ団子」を登場させてから大分経ちますが、この日の青葉山公園のパトロールでは、姿も顔立ちも成長した若鳥たちとの出会いがありました。
 いつものように竜ノ口沢の傍を歩いていると、頭上にいた「エナガ(柄長)の群れ」が、嬉しいことに笹藪や沢に下りてきました。
 一ダースほどの群れは珍しく、集団水浴びを期待しましたが、そこまで上手くはいきません。

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ガン見の二枚は、引率役の兄鳥かも知れません(?)  ほんのひと時のカーニバルでした!!
2020/06/21

仙台リス歩き「かくれんぼ好きの若リス」

某会社の定年から既に12年、定期の職を辞してから9年近くになりますが、野の生きものたちはそんな老人を日々慰めてくれます。

さて、最近ではリスママもタマちゃんも見かけなくなりましたが、「かくれんぼ好きの若リス」とは良く出会うようになりました。
 リスの個体を識別できるリス博士たちによれば、管理事務所の向いにある神社方面からやって来る新顔のようですが、この子はけっこう愛嬌があって、野鳥で日々滑るオイラを慰めてくれる良い子です。 感謝!!感謝!!

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今では、石川さゆりのデビュー曲「かくれんぼ」を懐かしむ回顧爺々でございます。 失礼!!
2020/06/20

昆虫採集日記「準絶滅危惧、アオハダトンボ(青肌蜻蛉)」

四季を通して様々な生きものたちとの出会いがある青葉山公園ですが、この日は「準絶滅危惧、アオハダトンボ(青肌蜻蛉)」とのご対面でした。
 カワトンボの一種で、♂は翅脈が青藍色に輝き腹部も青い金属色をした、とても美しい宝石
のような生きものです。
 本州から九州にかけて見られ、平地や丘陵地の水生植物が繁茂する清流に生息するようですが、ここは広瀬川と竜ノ口沢に挟まれた場所なので、珍しい出現ではないのかも知れません。

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少し明るい場所に移動したので、もう一度翅を広げてくれるチャンスを待ちますが、しばらくしてもう一度ご開帳シーンがありました。

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2020/06/19

珠玉の湯宿「川渡温泉“藤島旅館”、第二話」

オイラが愛する川渡温泉“藤島旅館”には、これまで未体験のゾーンがあり、今回の記事はそんなお話しになります。
 こちらのお宿は一泊二食で、お部屋のタイプ別にA・B・Cの3タイプがあり、今回は年寄り三名のプチ湯治のため、一番大きな部屋「紅葉之間」で予約を入れました。
 そして次にご紹介するのが、庭園に面したお隣のもう一つの部屋「桜之間」です。

【Bタイプ、一泊二食10,000円(税別)「桜之間」】
いつもはCタイプ8,000円(税別)の部屋ですが、今回は友人の快気祝いも兼ねており、お茶室にも使われている「紅葉之間」としますが、入口を右に折れたお隣「桜之間」も、ついつい好奇心で覗いてみます。
 こちらの部屋には、宿のパンフレットにも出ている「総漆塗、古代檜浴槽」なる部屋付き内湯がありますが、お湯がジャブジャブと溢れており、すぐに入浴許可の相談をいたしました。
 前日ご夫婦が宿泊していたようでこんなチャンスは珍しく、女将にこちらの浴室の使用許可も頂き、バスマットまでご用意いただきました。

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お部屋を庭から眺めると、ちょうど左半分の部屋になりますが、当日も翌朝も都合三回お世話になるお気に入りの空間でした。

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このお宿のチェックインは14:00、チェックアウトは翌日の11:00なので、とっぷりと名湯「真癒(まゆ)の湯」を楽しむことができました。
  ◇ 泉質 … 単純硫化水素泉(含硫黄・ナトリウム・炭酸水素塩泉)
  ◇ 温泉の効能 … 神経痛・リウマチ・脚気・胃腸病など
2020/06/18

珠玉の湯宿「川渡温泉“藤島旅館”、第一話」

オイラが愛する川渡温泉“藤島旅館”には、これまで未体験のゾーンがあり、今回の記事はそんなお話しになります。
 こちらのお宿は一泊二食で、お部屋のタイプ別にA・B・Cの3タイプがあり、今回は年寄り三名のプチ湯治のため、一番大きな部屋「紅葉之間」で予約を入れました。

【Aタイプ、一泊二食12,000円(税別)「紅葉之間」】
いつもはCタイプ8,000円(税別)の部屋ですが、今回は友人の快気祝いも兼ねており、お茶室にも使われる「紅葉之間」としました。
 さて、正面玄関を入り別棟のスペースに進むと、ここからが未体験ゾーンで、廊下を左に折れ右に折れると、洗面を挟んで廊下の左右に各一室と言う贅沢な造りです。

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のんびり過ごした翌日の朝風呂は「大浴場」ですが、前日あんなに賑やかだった浴室も、日帰り入浴客のいない早朝は貸切状態でした。

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朝湯の後は、お宿自慢の2,000坪の自然庭園で火照りを冷ましますが、正面の建物が昨晩の仮住まい、チェックアウト11:00にはまだまだ時間があります。

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2020/06/16

最新のご挨拶「キビタキ(黄鶲)からのお叱り」

順調に記事のアップが続きましたが、この辺で一休みを頂き、今日・明日二日間はブログ活動を休止し、新型コロナ対策支援の一環としてプチ湯治です。
 ずいぶん登場していない、夏鳥の「キビタキ(黄鶲)」を添付しますが、撮ってから10日も放っておかれたと、厳しいお叱りを頂戴いたしました。

「みんな聞いてや、このオヤジ酷いんや!!」
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「寝ぐせ鳥だとか、難くせをつけおって!!」
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「ちょうど良いのがあったとは何たる侮辱!!」
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「もうオヤジなんかとは、遊んでやんない!!」
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2020/06/15

生きもの讃歌「抱卵中のコアジサシ(小鯵刺)」

鳥さんたちは何処へ行っても子育ての真っ最中、沿岸部でも「抱卵中のコアジサシ(小鯵刺)」の姿が確認できるようになりました。
 ご覧のような大きな頭に大きな目、トレードマークの白い額、でも橙黄色の足は短く、歩く姿はヨチヨチ歩きのお子ちゃまのようにユーモラスです。

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飛んでいる姿はスマートで着地点を見届けますが、この子たちは巣から離れた所に下りてきて、やや蛇行気味に巣に戻ってきます。 「右よし、左よし、安全確認よ~し!!」

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去年の繁殖地の子育ては、大潮で多くの卵やヒナ鳥たちが流され、テトラポット付近の子だけが辛うじて生き残ったようですが、今季は多くの子たちが育って欲しいものです。