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2020/02/29

今日の野鳥「ミミカイツブリ(耳鳰)」

ここは今季、「ビロードキンクロ」で賑わった名取川河口ですが、一時期の大フィーバーも終わり、静かな河口の風景に鳥撮りは私一人でした。
 この日は最後のお別れに訪れましたが、本命がお相手の次は、「ミミカイツブリ(耳鳰)」が通り過ぎて行きました。
 この子も今季は初登場ですが、頭と顔の白と黒がハッキリしていて、目先と目の後方は白っぽく、よく似ている「ハジロカイツブリ」と容易に識別できます。
 単独で行動していることが多く、この日も一羽だけでしたが、他のカイツブリ類の群れに入ることも良くあるようです。

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この後すぐに潜水してしまいますが、期待していたお土産は残念ながらありませんでした。

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2020/02/28

今日の野鳥「コジュケイ(小綬鶏)」

青葉山公園の笹藪で、「チョットコ~イ、チョットコ~イ!」と鳴いている子たちですが、Myブログへの登場は初めてです。
 竜ノ口渓谷からの小さな流れで一休みしていると、向こう岸の笹藪に何か動くものを捉えますが、藪の隙間から「コジュケイ(小綬鶏)」の姿を見つけました。
 原産は中国南部の帰化種で、大正時代に狩猟目的として東京都や神奈川県に放鳥され、今では野生化して宮城県内各地にも勢力を伸ばしております。

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横に進みますので、待ち構えて撮った最初の三羽は、残念ながらビニール袋のおまけ付きです。

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後続の三羽は、ビニール袋をかろうじて避けますが、このあとすぐ笹藪の中に姿を消しました。

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2020/02/27

今日の野鳥「カワセミ(翡翠)」

この日は泉ヶ岳で挫折し、家に帰る途中に青葉山公園に立ち寄りますが、あの「レンジャク」の鳴き声は聞こえず、長沼の「カワセミ(翡翠)」だけが唯一の救いでした。
 でも、この子は餌取りも水浴びもせず、キョロキョロと周囲を窺うだけで落ち着かず、オイラと目が合った後はすぐ飛び去ってしまいました。

最近は昼過ぎに姿を現すそうで、常時パトロールしていないとこの子の行動は読めませんネ!!

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2020/02/26

今日の野鳥「ゴジュウカラ(五十雀)ほか」

最近はマンネリ気味な鳥撮りなので、この日はミソサザイやお山の鳥たちの囀りを聞きたくて、8ヶ月ぶりぐらいの泉ヶ岳でした。
 自宅を出るとやや風がありますが、沿岸部よりはまだましと自分に言い聞かせて、山麓の散策となりますが惨敗に終わります。 「トホホのホ!!」
 ミソサザイの声は聞こえず、野鳥の声は「アカゲラ」か「オオアカゲラ」、それに本日登場の「ゴジュウカラ(五十雀)」だけと言う結果ですが良い気分転換です。「やせ我慢」いや「デブ我慢」かな(?)

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登山道を沢伝いに上ると、あちこちで雪解け水が斜面を流れ落ち、無言のお山を引き返しますが、途中ベレー帽の「コガラ(小雀)」がこちらを見下ろしていました。

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泉ヶ岳スキー場では、ほとんど雪の消えた斜面で、幼稚園児たちのソリ滑りが賑やかでした。
2020/02/25

今日の野鳥「キクイタダキ(菊頂)との別れ」

冬鳥とのお別れシリーズ第4弾は、今季あちこちの街中公園で遊んでくれ、数も多かった「キクイタダキ(菊頂)」です。
 冬の時期にお山から下りて来て、街中公園の針葉樹林に出没しますが、時として人の目線まで下りてきた時がチャンスです。
 最初の4枚は、スギの木の樹皮にへばりついてパタパタしていた子、後半の4枚はモミの木の葉先に止まってくれた子ですが、こんなチャンスはなかなか訪れません。

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最後の「グリコのおまけ」は、頭からつま先までキッチリ決めてくれた青葉山の子でした!!

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2020/02/24

今日の野鳥「アオゲラ(青啄木鳥)」

最近はずいぶん暖かくなってきましたが、そうなると青葉山の小鳥たちの囀りも賑やかになり、この日はキツツキのドラミングも聞こえてきました。
 駐車場から公園に入ると間もなく、樹上に「アオゲラ(青啄木鳥)」の姿を見つけましたが、この子は餌探しに夢中でこちらを完全に無視しております。

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2020/02/23

今日の野鳥「ヤマガラ(山雀)の水浴び」

最近訪れるお隣り町のムニャムニャ公園では、いつもリスと共に「ヤマガラ(山雀)」たちがお相手をしてくれます。
 この日は氷点下の寒い朝でしたが、小鳥たちが交代で水浴びをしていました。
我々人間たちも、うがいと手洗いだけは欠かさず、この寒い季節を乗り切りましょうネ~!!

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ここからは一羽に焦点を絞りますが、なかなか上手くは動いてくれないものです。

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2020/02/22

仙台リス歩き「光と借景に恵まれて!!」

前回はお隣り町の「雪とリス」でしたが、今回はご本家Myフィールド「青葉山公園のリス」がご登場で、久しぶりに光線が味方をしてくれました。
 今回の正式なタイトルは「光と借景とリス博士に恵まれて!」で、リス博士たちが構えていた目の前を横切ろうとし、ストップをかけてもらったお陰です。
 ここは公園の間伐材のゴミ捨て場で、日本庭園の借景には遠く及びませんが、薄暗い森の中では苔やキノコが育ち、背景にはアオキの緑が色を添え、絵に描いたような世界となりました。

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ここからはスギの間伐材と枯葉となりますが、同一目線で撮れるのは極めて稀なので、もう少しお付き合いいただければ幸いです。

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「犬も歩けば棒に当たる」ような、何ともステキな出会いがありました。  感謝!!感謝!!
2020/02/21

今日の野鳥「ミヤマホオジロ(深山頬白)♂との別れ」

お別れシリーズの第三弾は、今季出会いの少なかった「ミヤマホオジロ(深山頬白)君とのお
別れ」となります。
 ここはお隣り町のムニャムニャ公園ですが、野鳥がいつも現れる場所で待っていると、突然
茂みから「黄色いトンガリ帽子」が飛び出してきました。
 今季この子と出会ったのは11月初旬で、昨年11月12日にブログアップしておりますが、その後は見るだけとかイマイチとか、なかなか手強い子でした。

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公園には、先ず咲くの「マンサク」の花も開き、この子たちとのお別れももう間もなくです!!

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2020/02/20

今日の野鳥「エナガと雪のつくる風景」

先日は「リスと雪のつくる風景」を載せましたが、その日の次の被写体がオデコ鳥の「エナガ(柄長)」でした。  賞味期限なので慌ててアップです。 「失礼さん!!」
 しかも行動していたのが紫陽花の根元だったため、かなり低い目線で相手をしてくれ、前日
の雪も一緒に撮ることが出来ました。

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後ろ姿も可愛らしいのですが、こんなシーンにはもう出会わないかも知れませんので、もう少しお付き合いいただければと思います。

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2020/02/19

奥武士日誌「大人の火遊び~薪ストーブ~」

2/13(木)NHK-BSプレミアム、「美の壺選」の「薪ストーブ」を見て、遠い思い出に浸りながら、日曜の雨の日にこの記事を書いております。
 退職後仙台に戻り鳥撮りに嵌る前は、幾つかの自然保護団体に参加するようになりましたが、その一つが「仙台のブナ林と水、自然を守る会」でした。
 当時の活動拠点というか、お仲間が集まる倉庫兼集会所が、青葉区芋沢の奥武士集落にあり、一軒のお宅の倉庫をお借りして集まっておりました。
 毎週土曜日になると頼まれもしないのにそこを訪ね、室内の掃除をした後は「薪ストーブ」に火をつけ、用事のない日も気ままに過ごすようになりました。

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ストーブの炎を見ているだけでも、あっという間に時が過ぎますが、冬の楽しみはご覧のような「石焼き芋製造機」で、途中でサツマイモを買いそれが昼食の日もありました。
 先日、「青根温泉雪あかり」を見物の際、丸太をそのまま使用した焚火の炎を思い出し、当時の懐かしい時に心を飛ばす火遊び好きの「回顧オヤジ」です。

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【アウトドア好きの皆様へ】
ブログ左下段の「検索フォーム」に「奥武士日誌」と入れると、40件の「プチ里山暮らし」を見ることが出来ます。
 又、「仙台のブナ林 春の観察会」や「秋の観察会」と入れると、当時の自然観察会の懐かしい写真と記事が出てまいります。
2020/02/18

今日の野鳥「ルリビタキ(瑠璃鶲)♂との別れ」

昨日は三神峯公園の「ニシオジロビタキとの別れ」をアップしましたが、ここ太白山の「ルリビタキ(瑠璃鶲)」との出会いは、それよりもやや早い11月中旬のことでした。
 その後、♂♀同時に姿を見せることもあり、昨年12月6日のブログアップ以来のご登場ですが、この子もお別れに姿を見せたのかも知れません。

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姿を見せてくれたのは竹藪の中、目の前なので不用意に動けず、何とかもう少し良い構図でと思っているうちに、姿を消してしまいました。  「律儀だネ~!!」
2020/02/17

今日の野鳥「ニシオジロビタキ(西尾白鶲)との別れ」

何度か登場させている三神峯公園の「ニシオジロビタキ(西尾白鶲)」ですが、2月に入ってもまだ留まっているようです。
 最初に見つけられてから既に二か月以上になりますが、2年前にこの公園に飛来した子は三週間程度でした。
 最近ではこちらを認識しているようで、こちらを意識しながらも、桜の木と芝生を行ったり来たりのご愛敬、でももう間もなくお別れとなりそうです。

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グリコのおまけは、もう少しスッキリした背景を添付してみましょう。 「さよならネ~!!」

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2020/02/16

湯めぐり雑感「さようなら!青根温泉“名号館”」

風の便りに聞いてはいましたが、昨年の「雪あかり」でお世話になった「今日の名湯“名号館”」が、静かにその歴史の幕を閉じておりました。 ご年配のご主人と女将さん、いつまでもご夫婦仲良くお元気で!!
 なお、お宿の看板の奥にあるレンガの建物は、昔の街の共同浴場「名号湯」ですが、こちらは「じゃっぽの湯」が出来た2006年に閉鎖されました。

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この温泉地で、唯一湯治客を受け入れていたお宿だけに、温泉バカとしては寂しい限りで、昨年2月13日掲載のスナップ写真を添付し、「温泉地の日本昔ばなし」で話を〆たいと思います。

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【青根、峩々、遠刈田の日本昔ばなし】  (じゃっぽの湯公式サイトより)
宮城蔵王には、青根、峩々(がが)、遠刈田(とおがった)の3つの温泉地がありますが、このエリアには“面白い伝説”が残っています。

その昔、蔵王連峰のふもとには「三階滝」と「不動滝」という二つの滝が流れており、三階滝には「モクゾウガ二」という蟹が住んでいました。何百年も住む間にかなり体が大きくなったモクゾウガ二は、不動滝に引っ越しすることにしました。しかし、既に不動滝には大ウナギが住んでいたのです。モクゾウガ二は棲み家を奪うため、大ウナギに挑戦状を出しました。年老いた大ウナギは自分の力では勝てないため、美しい娘に姿を変えて、猟師の力を借りるために里に向かいました。そして猟師に、「不動滝の大ウナギを助けて欲しい」とモクゾウガ二退治の約束を取り付けました。

しかし決戦の日、なんと猟師は寝坊してしまいます。慌てて不動滝に向かった猟師ですが、時すでに遅し!大ウナギはモクゾウガ二に体を3つに切られ、天高く飛ばされてしまいました。猟師は心底後悔し反省しました。

この時飛ばされた大ウナギの頭が青根に、胴体が峩々に、尾が遠刈田に落ちたといいます。その場所から温泉が湧き、「青根温泉は頭痛やノイローゼなど頭の不調に、峩々温泉は胃腸に、遠刈田温泉は足腰に効果がある」と言われるようになりました。