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2019/08/31

今日の名湯「大沢温泉“山水閣”の会場下見」

今回のプチ湯治に大沢温泉を選んだのには、もう一つ訳があり、某団体の懇親会及び会議会場の下見を兼ねての訪問でした。
 私が宿泊するのは「菊水館」か「湯治屋」で、こちら「山水閣」の内部を見るのは初めてですが、想像した通りの設えと担当者の対応で、会場の選定については申し分ありません。
 正面玄関は実は三階部分で、この下に一階・二階部分が隠れており、宴会場も会議室も我々の参加人数にはピッタリサイズでした。

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 これでは「温泉バカの世界」にはなりませんので、浴室へのアプローチ、湯上り後の待合処、そして2つある大浴場の風景です。
 まずは、山水閣宿泊者しか入れない大浴場「山水の湯」ですが、こちらは小さいながらも露天風呂付き、更に宿泊者専用の貸切風呂(無料)が三つありました。
 もう一つは半露天風呂の「豊沢の湯」ですが、こちらは湯治屋や菊水館のお客、そして湯治屋の日帰り入浴客も利用することが出来る大好きな風景です。

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2019/08/30

「大沢温泉“菊水館”、一時休館のお知らせ」

千二百年の歴史を誇る一軒宿「大沢温泉」は、「湯治屋」「菊水館」「山水閣」三つの温泉施設で構成されています。
 名物の大露天風呂「大沢の湯」から眺める「菊水館」は、豊沢川に架かる「高明橋」が通行できなくなり、営業資材の搬入などが困難なため、昨年10月から休館となっております。
 幕末ごろ南部藩主も訪れたという茅葺屋根の建物は、150~160年前に出来たと言われており、この部屋に泊まるのが大好きでした。

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休館中は「昔ギャラリー茅」として一部開放されており、湯治屋から外に出て「曲り橋」を渡り、菊水館内をのんびり見学でした。
 実はくの字に曲がっているこの橋も、昭和22年の大水の際に流されてしまい、現在のものは昭和56年に復元されたものです。

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現在のところ営業再開の目途は立っていないようですが、再開については詳細が決まり次第、ホームページなどで告知されるようです。
2019/08/29

今日の名湯「大沢温泉“湯治屋”の今風湯治」

ここ大沢温泉の定宿と言えば「菊水館」でしたが、現在は休館中ということで、今回は久しぶりの「湯治屋」に二泊三日のプチ湯治となりました。
 こちらは宮沢賢治ゆかりの自炊部で、この素朴な社交場が一番という熱烈ファンも多く、食事処の隣の方は石川県の能登半島からお越しのご夫婦、そして、正面玄関に止めていた大型バイクは九州の「大分ナンバー」でした!!

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私の場合は二泊三日の朝夕共、お食事処「やはぎ」のお世話になりましたが、本格的な自炊湯治をされる皆さんには「共同炊事場」も完備です。
 今回の大露天風呂「大沢の湯」は、泊まらなければ撮れない静かな夕景を添付します。

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温泉宿の寝起きは早く、部屋から眺めた向かいの白い建物の一階にある、湯治屋の大浴場「薬師の湯」の朝風呂もステキで、浴室内のレトロ感が何とも言えません。

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【ご参考までに、飲んで食べて二泊三日の料金は】
部屋代・寝具一式6,902円、食事処の飲食代8,001円、売店での缶ビール・おつまみなど2,048円、〆て17,311円也。
 全体に占めるアルコール代金5,408円は、ちょっと飲み過ぎだったかもネ!!
2019/08/28

樹液に集まる蝶たち「コムラサキ(小紫)ほか」

前回、同じタイトルで登場した主役は「スミナガシ」でしたが、この日やっと光線が味方をしてくれ、「コムラサキ(小紫)」の薄紫色を写すことができました。
 もちろん、「オオムラサキ」ほどの濃い色合いではありませんが、この控えめな紫色はいかにも日本的ですよね。

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この日は友情出演で、樹上から「コクワガタ」もノコノコと下りてきました。

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この記事は予約投稿で、「プチ湯治」から戻るのが午後になりますが、温泉ファンお待ちかねの名湯秘湯編は、明29日より順次掲載してゆく予定です。
2019/08/25

最新のご挨拶「クマンバチからのご挨拶」

今日まで何とか繋いできた鳥枯れ期のブログですが、いよいよ蝶さんもギブアップで、明日からしばしお休みをいただき得意の雲隠れ「プチ湯治」です。
 鳥撮りのお仲間もほぼ開店休業で、こちらもムリなブログネタ集めを諦め、温泉施設の浴室でも撮ろうかと思っております。 (なお、コメント欄は閉じております)

【心優しい「クマンバチ」の特徴】
 体長2cmを超える大型の蜂「クマンバチ」は、ミツバチ科の蜂で、花の蜜や花粉を主な餌としており、他の小さな昆虫を捕食することもなく、とても大人しく攻撃性の低い蜂です。
 そして、人間にはほとんど関心を示しませんが、まれにオス蜂が人間の方に向かって飛んできたり、周囲をホバリングすることがありますが、その際はその場から遠ざかるのが一番です。
 クマンバチの正式名は「クマバチ(熊蜂)」、大型のハナバチで翅は体の大きさに不釣り合いなほど小さく、全体が黒みがかっているため、私でも撮ることが出来るありがたい被写体です。

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2019/08/24

花と蝶「アカツメクサとヒメアカタテハ」

さて、今月最後となる「花と蝶シリーズ」は、平凡な「アカツメクサとヒメアカタテハ」です。
 実は、あまりにも平凡過ぎて出しそびれていましたが、ネタ不足で瀬に腹は代えられず、遅い盆休みをいただく前のご登場です。
 でも、この蝶はタテハチョウの中でも一番色合いが薄く、その分裏地の模様がはっきりしており、私にとっては好きな蝶の一種です。

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2019/08/23

樹液に集まる蝶たち「スミナガシ(墨流し)ほか」

前回は「後ろ姿のゴマダラチョウ」で悔しい思いをし、一日空けて再度リベンジに野草園を訪れました。
 目的の場所は樹液の出ている雑木林ですが、本命のゴマダラチョウは頭上を一度通過しただけで、以前卵を産んていたという「エノキ」にも現れませんでした。
 でも、この日は今季初の「スミナガシ(墨流し)」にも出会いましたので、あまり贅沢な注文は控えましょうかね。

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このほか、樹液に集まっていた「コムラサキ」、「シータテハ」、「ルリタテハ」、「ヒカゲチョウ」、「マダラヒカゲ」が相手をしてくれました。

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2019/08/21

秋近し「優雅な名の秋の山野草たち」

野山の鳥枯れと同様、花枯れの野草園でしたが、いよいよ秋の山野草が賑やかになりました。
 今日はそんな中、「優雅な名の秋の山野草たち」をピックアップしましたが、先鋒は大好きな「レンゲショウマ(蓮華升麻)」です。
 以下は撮影順に「マツムシソウ(松虫草)」、「カリガネソウ(雁草)」、「ミヤマキンバイ(深山金梅)」、「イワタバコ(岩煙草)」、「サギソウ(鷺草)」となります。

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そして〆めは、宮城の県花でもある「ミヤギノハギ(宮城野萩)」ですが、秋の「萩まつり」も近づき、芝生広場での仙台フィルハーモニー管弦楽団の演奏会が楽しみになりました。

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2019/08/20

逃がした獲物は「後ろ姿のゴマダラチョウ」

お孫の影響からか「虫採爺々」にもスイッチが入り、この日は久々の仙台市野草園探索でした。
 まずは「アオスジアゲハ」を撮影した後、樹液の出る雑木林に進みますが、最初に見た光景はもう何年も会っていない「ゴマダラチョウ」の後ろ姿でした。
 慌ててシャッターを押してカメラに収めたのは僅か6コマで、木の裏側にも回ってみますが、「ルリタテハ」しか被写体がいませんでした。  「逃がした獲物は大きかった~!!」

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いつもならば、「ルリタテハ」も大切な被写体ですが、根性が入りませんでしたネ!!
出来るならば「ルリタテハ」三頭と、希少な「ゴマダラチョウ」を交換したいものです。

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2019/08/19

花と蝶「オミナエシとクジャクチョウ」

秋保大滝植物園の昆虫採集日記は、まずはウォーミングアップで、芝生エリアのトンボ採りからスタートでしたが、既に園内には秋の花が咲いておりました。
 芝生の端にある花壇には、秋の七草のひとつ「オミナエシ(女郎花)」が虫たちを誘い、前回は高い位置の「クジャクチョウ(孔雀蝶)」も、この日は同じ目線で捉えることが出来ました。

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後半は、この蝶の裏地からご紹介いたしますが、孔雀色の裏地はこんな地味な色なんですよ。

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2019/08/18

日曜特番「秋保の夏、カブトムシの夏」

最近、昆虫図鑑に嵌ってしまった三歳のお孫ですが、この日はそんな家族四人を連れ、秋保大滝植物園に昆虫採集のひと時でした。
 トンボを採り、カマキリを採り、でも本命のカブトムシとの出会いがないまま園内を散策しますが、帰り道でご立派なオスのカブトムシがお待ちかねでした。
 でも、じっくり観察をした後は、秋保の森にお帰りいただきましたとさ。「感謝・感謝!!」

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でも、爺々が子どもの頃は、多くの生きものたちの命を蔑ろにしておりました。 「虫採爺々」
2019/08/17

花と蝶「アカツメクサとモンキチョウ」

さて、場所を三神峯公園の草原に戻して、その第三弾は「アカツメクサとモンキチョウ」です。
 モンシロチョウと共に一番オーソドックスな子ですが、白い子は「モンキチョウ(紋黄蝶)」白色型の♀で、♀には意外とこのタイプが多いようです。
 黄色い♂がしきりと交尾のチャンスを窺いますが、白い子のガードが固く、お尻を上げて交尾拒否、こんなシーンが長く続きました。

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それでも諦めきれない♂のアタックは続きますが、同じシーンばかりで途中割愛いたします。
そして最後の最後まで、白い子の「ダメよ、ダメダメ!!」が続きましたとさ。 「暇オヤジ」

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2019/08/16

花と蝶「コンギクとキタテハ」

広瀬川河畔で一番最初に出会ったのが「コンギクとキタテハ」で、一見ヒョウモンチョウのように見えますが、翅の形はアカタテハやルリタテハと同じ、そして裏地はしっかりと枯れ葉です。
 黄色地に黒紋がある前翅長22~34mmのタテハチョウで、活発に飛び回りますが、地上に静止したり、ご覧のような花々や腐った果実に集まります。

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