みちのく仙台発!!、名湯秘湯、バードウォッチング、自然観察!!、備忘録
今季の冬鳥で特に数が少ないのが「シメ(鴲)」ですが、旨い鳥と書いてシメとは
この子に大変失礼ですよね。
昔々の日本人は、野鳥をだいぶ食したようなので、お顔のわりに臆病なのは、
そんなDNAがしっかりと引き継がれているのかも!!
【「シメ(鴲)」の特徴】
全長18cm、尾羽が短く、ずんぐりした体形、円錐状の大きなくちばしは、草の
種子や木の実の堅い皮をむくのに適しています。
ユーラシアの中緯度地域に広く分布し、日本では主に北海道、一部が本州
中部以北で繁殖しているようです。
北方のものは冬は暖地に移動し、市街地や公園などでもよく見られる子です
が、今季は出会いが少ないですネ~!!
オスは雑草地で食事に夢中ですが、メスは木の枝でこちらを監視していました。
この日は海の冬鳥が見たくて、亘理の荒浜漁港を訪ねました。 一週間前とは
違い、カモメやウミネコに混じり水鳥もチラホラ見られました。
そして第三弾最後の〆は「ミミカイツブリ(耳鳰)」ですが、ハジロカイツブリに
混じり、一人だけこの子を見つけました。
ハジロカイツブリと違って、単独行動の多い子なので、見つけた時には何故か
得したような気分になります。
【ミミさんとハジロさんとの違い】
どちらもほぼ同じ大きさで、姿形もよく似ておりますが、ミミさんの冬羽は前頸
が白く、頭部の黒褐色は目を通る線よりも上で、白黒の上下がはっきりしており、
くちばしがまっすぐなことで見分けられます。
最後の一枚は、参考までに「ハジロカイツブリ(羽白鳰)」も載せてみました!!
この日は海の冬鳥が見たくて、亘理の荒浜漁港を訪ねました。 一週間前とは
違い、カモメやウミネコに混じり水鳥もチラホラ見られました。
その第二弾は、漁港市場の岸壁近くにいた「スズガモ(鈴鴨)」たちでしたが、
周囲を見渡してもこの三羽だけでした。
よく似た子に川や湖沼に渡来する「キンクロハジロ(金黒羽白)」がいますが、
そちらはあまり撮らなくても、シックな色合いの子はオヤジの好みです。
【「スズガモ(鈴鴨)とキンクロ」との違い】
キンクロハジロのオスは頭部に緑色光沢が無く、冠羽(ピンと跳ねたくせ毛)が
あり、背は灰色縞々ではなく黒いのが特徴です。
メスは色合いが似ていますが、くちばし基部に、ご覧のような白斑がないので、
見分けやすいですね。
ただしこの日は曇天、オスの緑色光沢は最後まで輝いてくれませんでした!!
この日は海の冬鳥が見たくて、亘理の荒浜漁港を訪ねました。 一週間前とは
違い、カモメやウミネコに混じり水鳥もチラホラ見られました。
その第一弾は、頬の白い「ホオジロガモ(頬白鴨)」♂ですが、港の中央部で
潜水を繰り返しております。 でも、♀は目の前にいるのにネ~!!
【「ホオジロガモ(頬白鴨)」の習性】
冬鳥として全国に渡来し、内湾や河口部、広い湖沼に暮らすおにぎり頭の愛嬌
ものです。
小群で活動し、一斉に潜水して主に貝類や甲殻類、小魚、水生昆虫、水草等
を食べています。
【ご参考】 一年前、同じ漁港の子ですが、この時は光線も味方してくれました。
https://rdsig.yahoo.co.jp/blog/article/titlelink/RV=1/RU=aHR0cHM6Ly9ibG9ncy55YWhvby5jby5qcC9oaXRvdW5pbWVndW1hcmUvMzcyOTc1ODAuaHRtbA--
いつもは亜高山帯の針葉樹林で暮らしますが、冬は低山や公園の針葉樹林に
移動し、平地でも見られるのが「キクイタダキ(菊頂)」です。
全長10cmと日本で最も小さく、体重は6グラムしかありません。
簡単に比較すると一円玉が6枚、百円玉なら1~2割重くしたのがこの子です。
【凄腕のリス博士は鳥撮りも凄かった!!】
この日のリス博士たちは、私の近くにいて当然リス狙いですが、私がシャッター
を押し続けると、途中からこの子狙いになりました。
後で、その方の撮られた画像を見せられショックを受けます。
そこには「空中への飛び出しシーン」 「翼を広げての飛翔シーン」、どうすれば
そんなステキな写真が撮れるのでしょうか。
今日は病院の検査日、尻尾を巻いて逃げるわけではありませんが、コメント欄
は閉じさせていただき、空きっ腹を抱えて行ってまいります。