みちのく仙台発!!、名湯秘湯、バードウォッチング、自然観察!!、備忘録
北海道勤務の僅か2年、単身生活の冬の楽しみは、札幌から網走まで車を飛ばし、
紋別の砕氷船「ガリンコⅡ号」に乗って、この子たちに会いに行くことでした。
今回はラッキーが重なり、宮城まで来てくれた子に出会いましたが、あの当時の
ドキドキ!・ワクワク!・青春の血!が、久しぶりに蘇ってきましたよん!!
写真1~2、 朝焼けの中、姿を見せたのは六時半
写真3~4、 二回目の飛来では、定位置に一休み
写真5~8、 しばし休憩後、一気に飛び上がります
【「オオワシ(大鷲)」の特徴】
冬鳥として北日本に渡来する子ですが、北海道以外では極めてまれな猛禽類です。
黄色の大きなくちばしと脚が特徴で、全長は1m程、翼を広げると2.2~2.5m、
主に沿岸に住み魚を食べて暮らしますが、水鳥を襲うこともあるようです。
知床半島には特に数が多く、流氷上や海岸の木に群れていて、集団で過ごします
が、被災地の沿岸部まで来てくれるとは嬉しいネ~!! 「感謝!!感謝!!」
【ブログ活動、年内最後のご挨拶】
今年は本日を最後として、新年は3日から再開予定ですが、皆様良いお年を~!!
「シマエナガ」との出会いに気を良くし、その後は近くの沼を散策しましたが、
こちらでは「ヘラサギ(箆鷺)」との出会いがありました。
以前ブログに登場させたのは、くちばし基部から目の周りが黒い「クロツラ
ヘラサギ」なので、この子のブログアップは今回お初です。
【「ヘラサギ(箆鷺)」の習性】
ヘラ状に平たいくちばしが特徴の別名「しゃもじ鳥」は、まれな冬鳥として
渡来し、水田や湿地、干潟などに暮らします。
くちばしを水中に入れて左右に振り、小魚などを捕らえて食べています。
繁殖地も個体数も少なく、世界的に希少な鳥ですが、日本では福岡県や
沖縄県で定期的に越冬し、他の地域でも観察例が比較的多いようです。
なお、周囲にいる子はすべて「オオヒシクイ」だそうですが、残念ながら私のレベルでは識別不能です!!
前回はボヤキが入ってしまいましたが、やっとやっと!憧れの色白美人
「シマエナガ(島柄長)」との出会いがありました。
北海道では普通に見られる子ですが、こちら宮城で見れるのは珍しく、
三連休の中日には30名ほどのギャラリーを集めたようです。
【今日の鳥識 「エナガ亜種について」】
この子たち「エナガ」一族は、日本には4亜種が繁殖しているそうです。
亜種シマエナガは北海道で繁殖し、頭部全体が白いこと以外は、本州
で見られる亜種エナガとほとんど変わりません。
「シマエナガのシマ」は縞ではなく島で、つまり「限られた特定地域」の
ことを指し、この場合は北海道を表しております。
(なお、ほかの2種については、本州で見られる子とほぼ同じようです)
とか言いながら、難しい話はこれまでで、ぜひぜひ可愛いと愛でてやってください!!
ここ大沼界隈で、4羽の「マガン(真雁)」が暮らしているのは知っていましたが、
この日は日中だったので、食事場所から戻り着水するところでした。
4羽の中で、くちばし基部の白色が確認できるのは一羽だけなので、幼鳥を
連れた一家族かも知れません。 (3.6枚目で確認できます)
【「マガン(真雁)」の習性】
冬鳥として渡来しますが局地的で、宮城県内では伊豆沼や蕪栗沼が有名です。
早朝に群れで飛び立ち、夕暮れ時にねぐらの沼に戻りますが、朝夕に見られ
る群飛は壮観で、全国から多くのカメラマンが集まります。
広い水田地帯で採餌し、地上を歩きながらイネの落ち穂やマコモの実、水草
の葉や茎などを食べています。
つがいと前年に生まれた幼鳥の家族群で行動し、それが集まって6~7万羽
という大きな群れをつくります。
先週は寒い日が続きましたが、そんな日でものんびり散策をしていると、たまには
「カヤクグリ(萱潜)」等とのラッキーな出会いもありました。
いつもは高山に分布し、主にハイマツ帯で繁殖をしますが、冬は低山や丘陵の
明るい林や林縁の藪に移動して、地上で草の実などを食べています。
でもこの日は一瞬で逃げられ笹藪の中へ!、恥ずかしながらピントは甘いですが、
圧縮を緩めましたので拡大できます。
【物足らない方は、昨年同じ月の子でご勘弁を!!】
https://rdsig.yahoo.co.jp/blog/article/titlelink/RV=1/RU=aHR0cHM6Ly9ibG9ncy55YWhvby5jby5qcC9oaXRvdW5pbWVndW1hcmUvMzcyNzA0ODkuaHRtbA--
12月に入り最初の土日に訪れた街中公園、ブログにも掲載した「ヨシガモ」が
突然姿を消したようです。
今日載せたのは、もう少し光線の具合をと思って訪れた、二日目のスナップ
ですが、この翌日には姿を消したとのことです。
この池は周囲250m程度、こちらは三脚を立て定位置で撮影しておりますが、
周囲を追いかけまわしたら、シャイな子はすぐいなくなってしまいます。
【今月2日に掲載したブログ記事に、内緒さんから4日こんなコメントが!!】
「ここは狭い住宅地、大きなカメラを持ち、長時間うろうろしている人が現れて、
ご近所の人が不審がっている」との事、鳥撮りもTPOが大切です。
最後に載せた子の目が、そんなことを訴えているような気がしてきましたよ!!
今日は二番煎じになりますので、題して「鳥の世界にも虚言癖の女」で~す。
演じるは、ご存知「ハジロさん」と「カンムリさん」、だば、始まり始まり~!!
1、 「恋人も濡れる三丁目の街角でさ」 「うっふ~ん」
2、 「あたいの三倍はありそうな大男が」
3、 「ねえねえ、聞いてる(?)」
4、 「突然、あたいに襲いかかるんよ」
5、 「こ~んなんなって、凄いんだから」
6、 「もう!、怖いったらありゃしない!」
7、 「あなたなら、助けてくれる(?)」
8、 「あれ~!、逃げるってこと(?)」
最後の2枚は事件現場、何と言うことはない、この娘のちょっかいが原因かも。
でも、翼を広げてくれたお陰で、「ハジロ(羽白)」の名前がよく分かりましたね。
【話半分オヤジ】 「オイラも最後の画像を目一杯膨らませてました、反省!!」
昨日はちょっと一休みでしたが、第4弾は緑色の子「トモエガモ(巴鴨)」です。
この日は朝から小雨が降り、10時過ぎに雨が上がると、ハシビロガモの
食事風景が見られはじめ、お休み中のこの子もやっと顔を上げました。
でも、この講釈はほとんど眉唾で、その頃沼を訪れた鳥撮り仲間が見つけ、
なんとか所在を教えてもらったお陰です。 「感謝!!感謝!!」
【「トモエガモ(巴鴨)」の特徴】
全長40cm、♂は頭の模様が特徴的で、胸と腰に白い縦縞があり、下尾筒
は黒色、♀は褐色で黒い斑紋があり、他の鳥に混じると判別不能です。
冬鳥として全国に渡来しますが渡来数は少なく、北陸地方などでは比較的
多く見られるようです。
なお、♂の顔には黄白色と緑黒色の、巴形に似た斑紋があるので、この名が付いたようです!!