みちのく仙台発!!、名湯秘湯、バードウォッチング、自然観察!!、備忘録
今季ご縁の薄かったのが「クロツグミ(黒鶫)」ですが、この日は珍しく
散策路の頭上で、キレイな声で鳴いています。
その声は高い木の上なので、しばらく聞き惚れていると、突然木道
の上に現れました。
鳥撮りとは面白いもので、あれだけ追いかけても撮れなかった子が、
忍び足のオヤジを意識しながらも、長い間被写体になってくれました。
【「クロツグミ(黒鶫)」の特徴】
全長21.5cm、黒い頭部から胸にかけてと上面、そして黒い三角斑
のある白いお腹、黄色いくちばしとアイリングがオスの特徴です。
主に夏鳥として渡来し、低地や平地の林で繁殖しますが、西日本で
は越冬する子もいるようです。
美しい大きな声で、「キョロキョロ、キョコキョコ、キャラキャラ、ツリー」
などと囀り、鳴くのはオスですが、その歌唱力から森のプリマドンナと
呼ばれております。
嬉しくなって500枚も撮っており、旅の留守中も登場させようかと!!
さて、今日は久々の沿岸部の光景ですが、最近賑わいを見せてきた、
蒲生干潟の野鳥「メダイチドリ(目大千鳥)」です。
でも皆さん!、今日は鳥さんの気持ちではなく、儚い命となるかもの
カニさんの気持ちとなって、お付き合いいただければと思います。
1、 「おやっ、やる気か~!!」
2、 「どうも、その気やな!!」
3、 「げげっ、ギャ~ッ!!」
4、 「なんの、まだ負けへんで」
5、 「どや、少しは分かったか」
6、 「えっ、そんな急所を」
7、 「もう、まだやるつもりかいな」
カニさんの粘り勝ちで、メダイチドリはすごすごと引き上げましたとさ。
最後のおまけは、「またあのオヤジ、勝手な物語を作りやがって!!」
本日は「奥会津の湯めぐり~新緑の只見川~」の総集編として、8つの源泉
が湧くいで湯の里、西山温泉の湯宿たちをご紹介します。
ここでは「滝の湯旅館」と「老沢温泉旅館」を記事にしましたが、残り3軒の
お宿も、それぞれに味わいのある雰囲気でした。
【写真1~2、「下の湯」】
「滝の湯」を進み、木製の吊り橋を歩いて渡ったその先の一軒家で、現在は
日帰り入浴のみの営業です。
脱衣所から混浴で秘湯中の秘湯、あたたかく迎えてくれるおばあちゃんに、
心もほっこりすること間違いありません。
【写真3~4、「旅館 中の湯」】
「滝の湯」の対岸にある3種類の源泉が自慢のお宿で、内湯、檜風呂、露天
と泉質だけでなくお風呂の趣も様々に楽しめます。
【写真5~6、「旅館 新湯」】
源泉かけ流しの自慢の温泉は、肌に馴染みやすくお湯がとろりとしています。
こちらも2つの泉質を楽しめ、宿泊と日帰り入浴以外にも、お昼は食事処
としても人気のようです。
グリコのおまけは、松田龍平主演の「ジヌよさらば」、松尾監督がここ柳津町
をロケ地に選んだ理由が腑に落ちる旅でした。
みちのくも田植えのシーズン、田畑の耕作が始まる頃になると、
何処からともなく現れるのが、この子「アマサギ(亜麻鷺)」です。
この日は蒲生干潟で空振りし、帰路、大沼を経由する途中で、
亜麻色の子に出会いました。
この日は水田の仕上げ作業なので、田んぼには下りませんが、
乾燥した田畑なら、トラクターの後をつけて、掘り出された昆虫
や驚いて飛び出したカエルなどを捕らえております。
私が近づいたら逃げられますが、耕作用トラクターや運転手は、
自分の味方だと思っているようです。
(前の2枚は600mm、後の2枚は150mmでござんした!!)
【以前の記事、「アマサギとトラクター」はこちらです】
https://rdsig.yahoo.co.jp/blog/article/titlelink/RV=1/RU=aHR0cHM6Ly9ibG9ncy55YWhvby5jby5qcC9oaXRvdW5pbWVndW1hcmUvMzUyMDU3MTEuaHRtbA--
旅から戻りMyフィールドのパトロールは、まずは「県民の森」から始まり
ますが、「エナガ(柄長)だんご」は今季もチャンスを逃しました。
散策路の藪の中で賑やかな鳴き声を聞き、もしかして近くの枝で塊りに
ならないかと思いましたが、こんなに大きく成長していました。
1、 「みんないっちゃった(?)」
2、 「下にもいないの~!!」
3、 「オイラが最後かな!!」
4、 「何、ニヤニヤしてんだよ」
5、 「周りにもいないしな~」
6、 「でも、おまえは何者だ」
7、 「ママ~、と呼んでも来ないし」
8、 「どうしたもんじゃろの~!!」
この後、みんなと同じ高い木の上に飛び去ってしまいました。 「ガンバレ~!!」
奥会津の湯めぐりも「いよいよ最終コーナー」となりますが、目指す昭和村の
温泉施設は2014年7月に改築され、何ともモダンな建物に様変わりでした。
これならば、口うるさい都会人にも推奨できますが、何とも思い切った投資
をしたもので、おらが村の心意気を感じる温泉施設でした。
【写真1~2】
玄関の広い「交流棟」、奥に二階建ての「宿泊棟」
【写真3~4】
駐車場には「湯雨竹」、ロビーもシックに変身です
【写真5~6】
内湯の他に、小さな露天風呂も出来ておりました
【写真7~8】
さようなら「しらかば荘」、そして「からむしの里」!!
【今日の温泉ウンチク、「湯雨竹(ゆめたけ)」とは】
従来の熱交換器や冷却塔を使用せず、熱すぎる源泉の“鮮度”をそのままに、
ランニングコストをかけずに冷ます、そんな「温泉用の冷却装置」です。
竹ぼうきの穂先を、稲穂を乾燥するように「けさ掛け」し、上から源泉を流す
極めてシンプルな冷却装置です。
懐かしい大分県別府市の「ひょうたん温泉」が発明したもので、特許もとって
おり、ここでは60℃の源泉を48~9℃まで冷ましています。
いつも不思議がられますが、要は人がいない一瞬を狙っているんですよネ!!
湯めぐりも連続すると「湯あたり」しかねませんので、旅の前後に訪れ
た荒沢湿原の子たちを、温泉記事の合間に登場させております。
「キビタキ」「キバシリ」に続き、第三弾は「ノジコ(野路子)」です!!
アオジによく似ていますが、アップテンポの美声の持ち主でした。
【「ノジコ(野路子)」の特徴】
全長は14cm程、目の上下にある白く細いアイリングや黄緑の下面で
アオジと区別できます。
夏鳥として本州中部・北部の山地に渡来し、明るい広葉樹林に暮らし、
主に草の種子などを食べますが、繁殖期は蛾の幼虫なども食べるよう
です。
この他に撮れた鳥さんは、サンショウクイ、ゴジュウカラ、オオアカゲラ、
そしてコサメビタキたちでした。 (クロツグミは又々ぼけぼけです!!)