みちのく仙台発!!、名湯秘湯、バードウォッチング、自然観察!!、備忘録
この子と蒲生干潟で会ったのは二週間近く前、そろそろ四月後半戦
の写真を整理する時期となり、遅ればせながらのアップです。
まずは目一杯のトリミングで、鑑賞に堪えないのをお許しください。
何と飾羽の真っ黒な顔に変身していますが、オイラも旅に出たいな。
「晴れた空~♪、そよぐ風~♪」、憧れのハワイ航路とは古いよネ!
「ハジロカイツブリ」によく似た子ですが、昨年「ミミカイツブリ(耳鳰)」
を記事にしたショットがありますので、冬羽と比較いただければと!!
【「ミミカイツブリ(耳鳰)の冬羽」はこちらです】
https://rdsig.yahoo.co.jp/blog/article/titlelink/RV=1/RU=aHR0cHM6Ly9ibG9ncy55YWhvby5jby5qcC9oaXRvdW5pbWVndW1hcmUvMzY2Nzg0MjkuaHRtbA--
今季初の「蔵王の森ひとり探鳥会」は、好天に恵まれた日曜日でした。
駐車場から歩き出すと、間もなく「コガラ」の歓迎でスタートしますが、
「クロジ」には逃げられ、「キビタキ」は後姿だけなんですよね。
そんな時、どこからか「シシシシシ…!!」の懐かしい囀りが聴こえ、
周囲を見渡すと何と!枝止まりでした。
【「ヤブサメ(藪雨)」の特徴】
全長10.5cmのおチビ鳥で、体は茶褐色で下面は色が淡い子です。
ウグイスやムシクイ一族に似ていますが、体が小さくて尻尾が短く、
眉班が明瞭なことで見分けられます。
名前の由来は、虫のようなか細いさえずりが、藪に降る雨音の様に
聞こえたからとか!!
グリコのおまけは、足元のピンクのスミレと、縦長のトリミングです!!
春の到来と思ったらカタクリは萎れ、お山には桜吹雪が舞い、夏鳥が
飛来する季節となりました。
実は私の友人に「俳人」がいて、大の松尾芭蕉好き、奥の細道好き、
今日はその友へ送る投稿記事です。
波の間や 小貝にまじる 萩の塵
種が浜にて
ここは仙台市野草園の散策路ですが、バックのぜんまいが良い味を
出しておりました。 (1)
【そして、山好きの皆さんへ】 (2.3)
私も大好きなブナ林ですが、実はこんな花を咲かせるんですよネ!!
【さらに、花好きの皆さんへ】 (4~6)
俳句と言えば筆が付きもの、「フデリンドウ(筆竜胆)」も添えましょうか
5枚目の3個目の小さな蕾はまさに小筆、別の場所には白花も!!
本日の1~3は「仙台市野草園」、4~6は「太白山自然観察の森」です。
(野草園の職員さん、太白山のAsさん、Abさんのご教授に感謝!!)
さて、セイタカシギも見飽きたので、干潮で干上がった水路を眺めると、
遠くにダイサギとヒドリガモのペアを見つけます。 (末尾に掲載)
そして、足元には見慣れないシギが食事に夢中でしたが、その時に
見た際は「ハマシギ」の夏羽かと思っていました。
海辺のシギやチドリは苦手なので、帰ってから野鳥図鑑を見てみると、
どうも「ウズラシギ(鶉鴫)」の夏羽のようです。
もし、違っているようでしたら、コメント欄でご教授いただければと!!
【「ウズラシギ(鶉鴫)」と判定した理由】
全長はハマシギと同程度の20cmですが、白いアイリングと眉毛が
あり、ハマシギの夏羽のお腹にある黒色斑がありません。
拡大してよく見ると嘴は先端部分が黒く、胸や腹にかけ黒い斑点や
V字形の斑紋が並び、足はくすんだ黄緑色でした。
野山の鳥さんネタもいよいよ枯れ、この日は沿岸部のドライブでした!!
亘理の荒浜漁港に鳥の姿はなく、鳥の海もサギ類程度しか確認できず、
小さな干潟まで南下いたしました。
そこで出会ったのが「あしながおじさん」ならぬ「セイタカシギ(背高鴫)」
で、夏羽になった一羽のオスでした。
でも、この小さな干潟とアシ原も土砂で埋められはじめ、蒲生干潟同様
の末路を辿ろうとしております。
ほんと、お役人様ってほかの生きものたちには冷たいよネ~!!
もっとも、だから皆あんな白々しいウソを平気でつけるんだろうけれどね。
【「セイタカシギ(背高鴫)」の習性】
主に数少ない旅鳥として渡来しますが、なかには越冬するものや局地的
に繁殖するものもいるようです。
水田やため池などの水中を歩き、その長い足を生かして、他のシギ類
より深い水中で水生昆虫などを捕らえています。