みちのく仙台発!!、名湯秘湯、バードウォッチング、自然観察!!、備忘録
別れの近い冬鳥たちを掲載しておりますが、10日ほど前に会った
夏羽の「ハジロカイツブリ(羽白鳰)」はどうなったのか。
沿岸部はしばらくご無沙汰なので、週の初めにパトロールに行く
予定ですが、もう姿を消しているかも知れません。
今季は、あの可愛らしい「ウミスズメ」にも出会えておりません!!
https://rdsig.yahoo.co.jp/blog/article/titlelink/RV=1/RU=aHR0cHM6Ly9ibG9ncy55YWhvby5jby5qcC9oaXRvdW5pbWVndW1hcmUvMzY2NzYwMzkuaHRtbA--
お天気が回復した日曜日の午後、仙台を留守中に北に旅立たれぬ
ように、話を聞いていた街中公園の小さな沼を訪ねました。
今季も、この公園で律儀に暮らしている「ヨシガモ(葦鴨)」ですが、
この個性的なカモも大好きな子の一人です。
【「ヨシガモ(葦鴨)」の特徴】
頭頂のナポレオン帽のような冠羽、鎌状に長くのびる「蓑毛」と呼ば
れる三列風切、首には首輪のような黒色横線があります。
主に冬鳥として九州以北に渡来し、北海道では少数が繁殖して
いるようです。
広い湖沼や河川、内湾などにいて、他のカモに交じって暮らすこと
が多いようですが、地下鉄が地上を走るこの公園でも、オカヨシガモ、
コガモ、カルガモ、ホシハジロなどと一緒でした。
再度ご登場の「波乗りシノリガモ」ですが、前三枚は直近の3月7日、
後半の三枚は3月4日のものです。
でも個人的には、波のテッペンにまで上ったそれぞれ最後の一枚
が、何ともひょうきんで愛らしく感じます。
最後のおまけ4枚は、特徴が分かるように目一杯切り出しました。
追記 【ブロ友からの質問に答える形で】
何とも変わった模様ですが、古名は「おきのけんちょう」と呼びます。
語源は不明ですが、「褰帳(けんちょう)」とは、高御座(たかみくら、
天皇位を象徴する王座)の御帳をかかげる女性とのこと。
その神女(?)がこの子に似ていたかどうかは知る由もありません。
ただし、「しのり」とは朝焼けや夜明けを指す言葉で、美しいカモを
意味しているようです。