みちのく仙台発!!、名湯秘湯、バードウォッチング、自然観察!!、備忘録
日曜日の沿岸ドライブ、二つ目の観察ポイントは「タゲリ」のお休み処
でしたが、休日は「プロペラを背負ったパラグライダー」が上空を飛び、
ラジコン飛行機まで飛び出されては出現も見込み薄です。
ここでは、Ha師匠とTaさんとご一緒でしたが、「シノリガモ(晨鴨)」の
観察場所をご案内頂きました。
1~2、 「波乗りシノリ」 発見!!
3~4、 もうペアが出来ています
5~6、 はぐれたのかと思ったら
7~8、 岩場でのお食事中でした
最後の2枚は、ペアの移動と、目の前を通り過ぎる六羽の一部でした。
【「シノリガモ(晨鴨)」の習性】
主に冬鳥として本州中部以北に渡来し、岩の多い海岸や周辺の海上
に暮らし、潜水をして貝類やカニ、エビ、小魚を食べています。
又、東北地方の山間の渓流では少数が繁殖するようで、繁殖地では
渓流を泳ぎながら水生昆虫を食べているそうです。 「近くで見た~い!!」
暴風一過の週末(3.4日)は一気に春めいて、久しぶりに県南沿岸部を
ドライブしました。
最初に立ち寄ったのは鳥の海でしたが、「ハジロカイツブリ(羽白鳰)」
の3~4割が、冬羽から夏羽に移行中でした。
1.2枚目の白い子が冬羽組、黒い子が夏羽組、ちょうど3:3ですが、
3枚目以降は黒い子を追いかけてみました。
【「ハジロカイツブリ(羽白鳰)」の夏羽とは】
冬に見られる子は淡褐色の顔から首、そして全体的に白みが多いのに、
夏羽になると頭部から首が黒くなり、赤い目の後方には金栗色の飾り羽
が突然現れます。
(お別れに、1月中旬の白い子ゴチャゴチャはこちらです)
https://rdsig.yahoo.co.jp/blog/article/titlelink/RV=1/RU=aHR0cHM6Ly9ibG9ncy55YWhvby5jby5qcC9oaXRvdW5pbWVndW1hcmUvMzczNDMyODYuaHRtbA--
蒲生干潟は、仙台市北部を流れる七北田川河口にある潟湖状の干潟
で、周囲にはアシ原、松林、砂浜、汀、養魚場など多様な環境があり、
年間を通してさまざまな鳥類が見られました。
しかし、あの大震災で川と干潟をむすぶ導流堤は破壊され、干潟内
の生きものは瀕死の重傷、懐かしいシジミ漁の姿も消えました。
ここで見られる特筆すべき野鳥は、厳冬期(12月下旬~2月)限定の
「コクガン(黒雁)」ですが、今季も元気な姿を見せてくれました。
この日はもうすぐ堤防工事が始まる導流堤の上に立ち、14羽の群れ
をのんびり眺めておりました。
【「コクガン(黒雁)」の習性】
数少ない冬鳥として、主に北日本に局地的に渡来し、ここでは河口部
で体を洗ったり、羽繕いをしております。
海岸に住み、岩礁や干潟でアマモやアオノリ、アオサ等の海藻を食べ、
夜間は海上で過ごすようです。
渡来は局地的ですが、北海道の函館湾、青森県の陸奥湾、宮城県の
松島湾などでは大きな群れが見られるそうです。
今朝の仙台は強い風と雨降りですが、そんな寒い朝、突然飛び込んで
きたのが、鳴子温泉「農民の家農協破産へ」のニュースでした。
【以下は、地元紙「河北新報」からの抜粋です】
大崎市鳴子温泉で温泉保養施設を運営する県農民の家農協は28日、
事業を停止し、仙台地裁に破産手続きの開始を申し立てた。
同支部は同日、手続き開始を決定した。
全国唯一の温泉専門農協は、設立から69年で歴史の幕を下ろす。
事業総利益のピークは1995年度の約6億円。
施設の老朽化や価格競争の影響で利用者が減り、2016年度は
約2億円に落ち込んだ。
農民の家農協は1949年、戦後の農民運動を通し、農業従事者の
農閑期の保養などを目的に設立された。
組合員は約4万1千人で、客室数317室は鳴子温泉郷で最大規模。
2016年度は宿泊、日帰り計6万3千人が利用した。
一施設内で四つの泉質を楽しめる、庶民の味方が又一つ消えました。
野鳥を追いかける世界に入り込み、不思議に以心伝心の世界
を感じることがあります。
三神峯公園でくつろぎ、久しぶりに太白山麓の佐保山林道に
立ち寄ると、「ルリビタキ(瑠璃鶲)」が最初のお相手でした。
そう言えば、今季最初に、この子に出会ったのもこの場所で、
最後のご挨拶に出て来てくれたのかも知れません。
https://rdsig.yahoo.co.jp/blog/article/titlelink/RV=1/RU=aHR0cHM6Ly9ibG9ncy55YWhvby5jby5qcC9oaXRvdW5pbWVndW1hcmUvMzcyNDA2OTYuaHRtbA--
最後の2枚は友情出演、佐保山林道の脇に流れる笊川の住人、
「カワセミくん」のご登場でした。