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2017/12/29

年末のご挨拶「ジョウビタキが取り柄」



今年もあっという間に大晦日となりますが、この一年間拙いMyブログ
にお付き合い、誠にありがとうございます。
 温泉バカの年内のブログ生活は本日を〆とし、年末年始はのんびり
ゆったり過ごしたいと思っております。
 お互いに「ジョウビタキが取り柄!!」と、笑って過ごせるお正月にし
たいものですね。  (おそまつ!!)

2017/12/27

今日の鳥識「巫女さんのエクリプス」













冬鳥として沼や湖、そして河川に渡来するカモの姿は、冬の野鳥観察
の愉しみの一つでもあります。
 この日、珍しく広瀬川で出会ったのは「ミコアイサ(巫女秋沙)」でした
が、あの白装束とは違った子がおりました。
 一羽は完全に「巫女さん」の姿でしたが、もう一羽はメスとは違う姿で、
野鳥の世界にも「性同一性障害」あるのでしょうか(?)
 広瀬川河畔の子は、堤防から見下ろすので面白い構図となりました。

【ミコアイサのエクリプスかな(?)】
カモ類以外の多くの鳥は、春頃から換羽する繁殖期の羽衣(生殖羽)を
「夏羽」、繁殖後に換羽する羽衣(非繁殖羽)を「冬羽」と呼びます。
 しかしカモ類は冬季にツガイを形成することから、秋から春に生殖羽
に換羽するので、夏から秋に見られる非生殖羽を「冬羽」とは呼ばすに
「エクリプス」と、そして冬から夏に見られる生殖時の羽衣を「夏羽」とは
呼ばずに「繁殖羽」と呼んでいます。

でも、この子は白い子が大好きなようで、野鳥たちの世界も人間世界に
近づいているのかも知れませんね。

2017/12/26

今日の鳥識「ホオジロガモのお説教」









いよいよ、亘理の荒浜漁港の最後は「ホオジロガモのお説教」です。
 蒲生干潟や七北田川の河口部、そして広瀬川にも飛来した冬鳥
「ホオジロガモ(頬白鴨)」ですが、この日は光線も味方をしてくれて、
緑色光沢のある黒色の頭部を見せてくれました。

【スナップ1~3】
   「嬉しいからって、そんなに近づいたら、アカ~ン!!」
   「もう何年、鳥の追っかけやってるんや!!」
   「気色悪いから、もうついて来るなや~!!」

【スナップ4~5】
   「潜水シーンも見せたるさかい、よう見ときい!!」
   「尾羽は平らに広げ、推進力をつけるんやで!!」

【スナップ6~8】
   「嬉しいからって、そんなに切り出したら、アカン!!」
   「ブログ見とる人に誤解を招かせるやろ~が!!」
   「何事にも、ほどほどってものがあるんやで~!!」

【反省オヤジ】  「いちいちごもっとも、未熟な爺々でございます。」

2017/12/25

今季の冬鳥「スズガモ(鈴鴨)」









亘理の荒浜漁港、その第二弾は今季の冬鳥「スズガモ(鈴鴨)」です。
 「ちょっと見」にはキンクロハジロに似ていますが、オスの真っ黒で
緑色光沢のある頭部は、寝ぐせ髪がピン!と跳ねておらず、メスは
くちばし基部に白色部があるのが大きな違いです。
 この日は天候に恵まれ、光線も味方をしてくれましたので、そんな
色合いをご覧ください。
(今日のグリコのおまけは、光線が当たらない時の雰囲気です!!)

明日は、これまた近くで撮らせてくれた「ホオジロガモ」の再登場です。

2017/12/24

今季の冬鳥「アカエリカイツブリ(赤襟鳰)」









今日から連続3回シリーズは、冬の亘理の荒浜漁港からお届けします!!
 その第一弾は、「アカエリカイツブリ(赤襟鳰)」ですが、北海道の湖沼で
少数が繁殖するほかは、本州以南には冬鳥として渡来します。
 夏はその名の通り赤褐色の首も、この時期はのどから後頭部にかけて、
ご覧の通り淡褐色なんですよね。
 黄色く先端が黒いくちばしと、黄色のアイリングが特徴で、全長は47cm
とカンムリさんの次に大きく、他の子と間違えることはありません。

最後に撮影の種明かしですが、ここは漁港の出入り口の水路で、船が通る
たびに潜水し、オヤジに近づいてくれたおかげです。

2017/12/23

今季の冬鳥「ミヤマホオジロ(深山頬白)」










さて、水辺の鳥たちを掲載していると、やはり野山の鳥たちが恋しくなり、
この日は久々の県民の森ですが、今季やっと枝止まり「ミヤマホオジロ
(深山頬白)」とのご対面でした。
 とか、偉そうに言っておりますが、要は逃げられるのを覚悟で餌場に
押し入り、あっという間に逃げられてしまいます。
 今日のグリコのおまけの一枚は、黄昏ているミヤマンのメスです!!

【「ミヤマホオジロ(深山頬白)」の習性】
冬鳥として渡来し、平地から山地の明るい林や低木林の縁に住みます。
 この日の群れは12~3羽と大勢でしたが、小群で行動し、地上で草の
種子などを食べています。   (オイラも酒と美食に溺れなければ!!)

2017/12/22

今季の冬鳥「ホオジロガモ(頬白鴨)」










さて蒲生干潟の第二弾は、今季やっとやっとの「ホオジロガモ(頬白鴨)」
 いつもは干潟の中央部や七北田川の河口部で遠く、被写体としては
ボケボケですが、この日はこちらを意識しながらも横を通り抜けます。
 実はそれまでオイラが陣取っていた導水口に移動して、そちらの深み
で狩りをしたかったんですネ!!

   1~4、 珍しく近いのですが、もろに逆光です

   5~6、 津波で破壊された導水口で潜水開始

   7~9、 恐る恐る近づいて、ペアの記念撮影

この後は、やはり河口部に飛び去ってしまいました。 ありがとネ~!!

2017/12/21

今日の野鳥「シロチドリ(白千鳥)」









最近、同一フィールドでの掲載記事が続きませんが、要は被写体が少なく、
最大の悩みは異常なほどの冬鳥枯れです。
 そんな「北部戦線異状あり!!」の中で、お付き合いをしてくれたのが
「シロチドリ(白千鳥)」でしたが、三重では県鳥に指定されています。
 この日蒲生干潟で狙っていたのは別の子ですが、目の前でチョロチョロ
と被写体になってくれた、全長17.5cmの愛らしい子です。

【1~5】
   「何~んが、おチビのシロチドリ走るや、驚かせやがって」

【6~8】
   「いいか、オイラを相手にする時は、急に動いたらあかん」

   「捨てる神あれば、拾う神あり、なんて思うてるやろ!!」
      (それはちゃうで!!)
   「無視する盗撮ジジイでも、助けるシロチドリありや!!」

「それはそれは、ごもっともどす~!!」   (涙々の感謝!!感謝!!)

2017/12/20

今日の野鳥「アオゲラ(青啄木鳥)」









今日の副題は「となりの客はよく柿くう客だ!!」ですが、そのお客
は木の幹で昆虫やその幼虫を食する「アオゲラ(青啄木鳥)」です。
 木の実などを食べることも多く、ほとんど無くなりかけた柿の実を
美味しそうに頬張っていましたが、最後は見たな~!となりました。

2017/12/19

今季の冬鳥「ハジロカイツブリ(羽白鳰)」









半月ほど前に登場させた「ハジロカイツブリ(羽白鳰)」ですが、この日は
目の前を通過したお陰で、赤い目も捉えられました。
 いつもは沼の中央部で潜水を繰り返し、3枚目の様にコハクチョウに
比べると、僅か30cmほどのおチビです。
 4枚目以降そんな潜水シーンを並べてみましたが、今の大沼には撮る
べき被写体も殆ど見られなくなりました。

2017/12/17

今季の冬鳥「カワアイサ(河秋沙)」








広瀬川の子はイソヒヨドリを先に登場させましたが、最初に会ったのが
「カワアイサ(河秋沙)」の♀、(1~3)でした。
 こちら仙台には冬鳥として渡来し、二つの堰の周辺を小群で活動し、
潜水しながら魚を捕らえています。
 帰りに愛宕橋を渡る際、真下にその群れを見つけて、久しぶりに群れ
を撮ったのが(4~6)です。
 最後のおまけは、対岸から眺めていたので、同じ目線で撮れた飛翔
シーンですが、こんな具合に堰の上下を移動しています。
 全長65cmの大型のカモで、♂の頭部に冠羽は無く、緑黒色の頭部
と白い胸が特徴で、水面でも飛翔シーンでも全体的に白く見えます。

2017/12/16

今日の野鳥「イソヒヨドリ(磯鵯)♂」




一昨日は沿岸部の♀の登場でしたが、今回は広瀬川河畔の♂です。
 街中暮らしの「イソヒヨドリ(磯鵯)」で、我が家のご近所でもよく囀っ
ていますが、この日はご機嫌斜めのようでチラ見だけでした。
(この方向は日陰で、光線が味方をしてくれませんでした、残念!!)

 これは今週水曜日に撮影したものですが、今季のオオハクチョウは
広瀬川には住みついてくれないようです。

2017/12/15

今日の野鳥「アオジ(青鵐)のご不満」





「ブログネタが無い言うて、アイツをいつまでほっとくつもりや(?)」

「カヤクグリと一緒に撮ったくせに、無視してるんやないか(?)」

「待ちくたびれて、肩は凝るし、節々がだるいって言ってるぜ!!」

「オヤジの今の症状は、すべてアイツの怨念やで~!!」   (藁人形より)

2017/12/14

今日の野鳥「イソヒヨドリ(磯鵯)♀」









この日は少し足を伸ばして亘理の「鳥の海」まで行きましたが、沿岸部
は風が強く、さしたる成果もないまま防波堤から戻りましたが、砂浜の
吹き溜まりに「イソヒヨドリ(磯鵯)♀」を見つけました。
 困った時の神頼みならぬ、困った時のイソヒヨ頼みで、何とかボウズ
だけは免れました。

「何が、吹き溜まりのイソヒヨだの、」
    「海釣りでもあるまいし、ボウズだけは免れたって!!」

「この寒空に、余りにも可哀想な年寄りで、見てられへんかっただけや」