みちのく仙台発!!、名湯秘湯、バードウォッチング、自然観察!!、備忘録
冬鳥として沼や湖、そして河川に渡来するカモの姿は、冬の野鳥観察
の愉しみの一つでもあります。
この日、珍しく広瀬川で出会ったのは「ミコアイサ(巫女秋沙)」でした
が、あの白装束とは違った子がおりました。
一羽は完全に「巫女さん」の姿でしたが、もう一羽はメスとは違う姿で、
野鳥の世界にも「性同一性障害」あるのでしょうか(?)
広瀬川河畔の子は、堤防から見下ろすので面白い構図となりました。
【ミコアイサのエクリプスかな(?)】
カモ類以外の多くの鳥は、春頃から換羽する繁殖期の羽衣(生殖羽)を
「夏羽」、繁殖後に換羽する羽衣(非繁殖羽)を「冬羽」と呼びます。
しかしカモ類は冬季にツガイを形成することから、秋から春に生殖羽
に換羽するので、夏から秋に見られる非生殖羽を「冬羽」とは呼ばすに
「エクリプス」と、そして冬から夏に見られる生殖時の羽衣を「夏羽」とは
呼ばずに「繁殖羽」と呼んでいます。
でも、この子は白い子が大好きなようで、野鳥たちの世界も人間世界に
近づいているのかも知れませんね。
いよいよ、亘理の荒浜漁港の最後は「ホオジロガモのお説教」です。
蒲生干潟や七北田川の河口部、そして広瀬川にも飛来した冬鳥
「ホオジロガモ(頬白鴨)」ですが、この日は光線も味方をしてくれて、
緑色光沢のある黒色の頭部を見せてくれました。
【スナップ1~3】
「嬉しいからって、そんなに近づいたら、アカ~ン!!」
「もう何年、鳥の追っかけやってるんや!!」
「気色悪いから、もうついて来るなや~!!」
【スナップ4~5】
「潜水シーンも見せたるさかい、よう見ときい!!」
「尾羽は平らに広げ、推進力をつけるんやで!!」
【スナップ6~8】
「嬉しいからって、そんなに切り出したら、アカン!!」
「ブログ見とる人に誤解を招かせるやろ~が!!」
「何事にも、ほどほどってものがあるんやで~!!」
【反省オヤジ】 「いちいちごもっとも、未熟な爺々でございます。」
最近、同一フィールドでの掲載記事が続きませんが、要は被写体が少なく、
最大の悩みは異常なほどの冬鳥枯れです。
そんな「北部戦線異状あり!!」の中で、お付き合いをしてくれたのが
「シロチドリ(白千鳥)」でしたが、三重では県鳥に指定されています。
この日蒲生干潟で狙っていたのは別の子ですが、目の前でチョロチョロ
と被写体になってくれた、全長17.5cmの愛らしい子です。
【1~5】
「何~んが、おチビのシロチドリ走るや、驚かせやがって」
【6~8】
「いいか、オイラを相手にする時は、急に動いたらあかん」
「捨てる神あれば、拾う神あり、なんて思うてるやろ!!」
(それはちゃうで!!)
「無視する盗撮ジジイでも、助けるシロチドリありや!!」
「それはそれは、ごもっともどす~!!」 (涙々の感謝!!感謝!!)