花と蝶「ハルジオンとダイミョウセセリ」
県民の森から駐車場に戻る途中、道端の「ハルジオン」の花には
虫たちが集まっておりますが、その代表として「ダイミョウセセリ」
をご紹介いたします。
【「ダイミョウセセリ」の特徴】
前翅の長さが17mm前後、開くと35mm位とシジミチョウほどの
大きさの蝶で、4~10月に雑木林の周辺で見られます。
黒地に白帯のあるセセリチョウで、翅を完全に開いてとまること
が多いため、撮影はわりと楽な子です。
前翅に白色紋がありますが、後ろ翅にもあるものを「関西型」、
黒一色のものを「関東型」と呼んでいます。
何ともご立派な名が付いていますが、この白色紋が大名の着る
「裃(かみしも)」の姿に見えることから、その名が付いたそうです。