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2017/01/31

今季の冬鳥「ウミスズメ(海雀)」








今日からしばらく温泉を挟んで、亘理港で出会った水鳥を紹介します。
 ここは市場のある大きな漁港で、岸壁には釣りをする人たちも多く、
その為かだいぶ人馴れしている子ばかりでした。

その第一弾は、おメメの大きな可愛い子「ウミスズメ(海雀)」です。
 最初はカイツブリの一種かと思いましたが、表情やしぐさが独特で、
しばらく釘付けになりました。

【「ウミスズメ(海雀)」の習性】
全長25cmほどの小さな子で、黒い頭部には夏になると白い眉毛が
生えますが、冬にはその飾り羽がなくなります。
 東北地方北部より北では留鳥、南部では冬鳥になり、行動範囲も
沖合から沿岸や内湾、港などにも入り込みます。
 潜水をして小魚や甲殻類、軟体動物などを捕食しますが、その動作
の愛らしさにも参ってしまいます。

2017/01/30

今季の冬鳥「ハギマシコ(萩猿子)」







あまり遠出をしないオヤジですが、一昨日に「ハギマシコ(萩猿子)」の
情報をもらい、一日おいて昨日現地に訪問です。
 鳥撮りがダメなら温泉という二股をかけ、わたり温泉の堤防に立つと、
そこにはブロ友「まえちゃん倶楽部」の姿が!!
 その方からの詳細情報で、私にとっては生涯初撮り、萩色のマシコと
ご対面が叶いました。

【「ハギマシコ(萩猿子)」の習性】
全長16cmほどの大きさでスズメよりやや大きく、主に冬鳥として本州
中部以北に渡来し、山地の岩場や崖崩地、崖のある海岸に暮らします。
 北海道の大雪や利尻山では、繁殖している可能性もあるようですが、
数10羽から年によっては100羽ほどの群れで行動します。
 下面や翼の一部にある紅紫色の羽毛を、ハギの花に例えたことから、
この名が付きました。

この後、わたり温泉「鳥の海」で入浴後、亘理港の湾内を眺めていると、
まずは「ウミスズメ」、次に「ミミカイツブリ」と「ハジロカイツブリ」、その後
も多くの鳥見が出来ました。
これで、やっと一週間ほどのネタが繋がりそうです。 感謝!!感謝!!

(なお、今回の鳥さんは防波堤の小鳥、やや圧縮を緩めております!!)

2017/01/29

ふだん着の温泉「女川温泉“ゆぽっぽ”」











震災から4年後復活した「女川温泉“ゆぽっぽ”」ですが、昨日は東京から
仙台を訪れた友に、被災地の今を知って欲しく立ち寄りました。
 あれからもうすぐ6年と言うのに、まだまだ重機が山を削り、大型ダンプ
が行き交う町に大層驚いた様子でした。

  1.2、 高台に移転した商業施設、JR女川駅と「ゆぽっぽ」

  3、   壊滅的被害の旧中心部はまだまだ復旧工事半ばです

  4.5、 階段を上った2階が浴室とお休み処、そして奇跡の一枚

  6.7、 貸切家族風呂という名の介助用浴室も出来ました

  8.9、 3階の展望台から見た商業施設「シーパルピア女川」

  10、  石巻・女川間も全線開通しました、良かったネ~!!

商業施設で買い物をしてから温泉を利用しましたが、500円の入浴料は
レシートを見せると半額でした。
 なお、震災前の施設はこちらですが、今回も人を入れないのが大変です。

http://rdsig.yahoo.co.jp/blog/article/titlelink/RV=1/RU=aHR0cDovL2Jsb2dzLnlhaG9vLmNvLmpwL2hpdG91bmltZWd1bWFyZS8yMTgyMTMxNS5odG1s

2017/01/28

今日の野鳥「雪景色のアオゲラくん」









今週の仙台は、雪が降ったり止んだり、でも翌日になれば道路の
雪は消えるような、そんな細やかな降りで済んでおります。
 この日は、そんな残雪と野鳥を期待して三神峯公園を訪れます
が、ほんの少しだけ「アオゲラ(青啄木鳥)」が絡んでくれました。

途中も最後も、逃げ足だけは早いんだよネ~!!  (シュン!!)

2017/01/25

今季の冬鳥「ミヤマホオジロ(深山頬白)」








こちらも今季出会いの少なかった、「ミヤマホオジロ(深山頬白)♂」です。
 いつも見るのは♀で、黄色味の強い♂は今季初撮りですが、この日は
恋女房を守っているのか、けっこう健気で男らしい子でした。

  1、 「何ん(?)、あたいが可愛いって(?)」

  2、 「それを言うなら、美しいと言って!!」

  3、 「その子は、わいの恋女房やで!!」

  4、 「何で女ばかり追いかけるんや、あ~ん!!」

  5、 「お前、ストーカーとか言う奴か(?)」

  6、 「嫌がってるのが分からんかい!!」

  7、 「我慢の限界や!、オヤジ勝負だ~!!」

「分かる分かる!、オヤジも我慢の限界、ほんとは男が好きやねん!!」
(実はこちらもトリミング無し、僅か3~4mほどの至近距離でした!!)

2017/01/24

今季の冬鳥「カヤクグリ(萱潜)」









昨シーズンは何度もお会いできた「カヤクグリ(萱潜)」ですが、今季は
やっとやっとのご対面、2~3羽はいるような気配でした。
 最初は藪の中に隠れていましたが、チリリリリという鈴のような声で
居場所を教えてくれる良い子です。

【「カヤクグリ(萱潜)」の習性】
四国と本州の高山に分布し、主にハイマツ帯で繁殖しますが、冬になる
と低山や丘陵の明るい林や林縁の藪に移動します。
 茂みの中で行動するため、さえずるオス以外は見る機会の少ない子
ですが、冬は地上で草の実などを食べています。
分布は南千島以南の日本全土で、数少ない日本の固有種だそうです。

前半4枚はお澄ましですが、後半4枚はさえずりも見せてくれました!!
(実はこれはトリミング無し、撮れる時には撮れるものなんですネ!!)

2017/01/22

「雪景色に似合いの河口の子」









昨日の青葉山の子の前に撮ったのが、蒲生干潟の「コクガン(黒雁)」です。
 この日は本当に肌寒くて、干潟のヨシ原には野鳥の姿はなく、七北田川
の河口でこの子たちに会ったのが救いでした。

全体で30羽ほどの群れでしたが、間もなく一斉に飛び立ってしまいました。
河口部の砂浜や対岸の白色は、前日に降った名残り雪です。
(グリコのおまけに、手前でチョロチョロしている二種を加えましょうか!!)

2017/01/21

「雪景色に似合いのお山の子」









この前々日は仙台も久々の雪、そんな雪景色の中で、森のアイドルが
たくさんポーズをとってくれました。

何せ、薄暗い杉林の中、3~4枚目は少し明るさを補正してみました。
枚数が多いので、機会があれば残りをご紹介したいと思っております。

2017/01/19

今日の野鳥「カワラヒワ(河原鶸)」







今季は何処へ行っても冬鳥が少ないですが、基本的には年中見られ、
冬になると一気に数が増える「カワラヒワ(河原鶸)」も同様です。
 群れをなして飛翔すると、黄色い風切りが独特な子ですが、一羽で
はあまり絵になりません。

【「カワラヒワ(河原鶸)」の特徴】
全長14.5cmで雌雄ほぼ同色の子ですが、オスの頭部は黄緑色味
が強く、目先が黒っぽいのが特徴です。
 キリキリコロロなどと鳴き、ジュイーンと繰り返し鳴くこともあるので、
割と見つけやすい子たちです。
 九州以北に主に留鳥として分布し、平地から低山の林に暮らします
が、秋になると河原の中州に大群で出てくるため、河原のヒワという名
が付いたようです。

2017/01/18

今日の野鳥「イカルチドリ(斑鳩千鳥)」






広瀬川河畔で見れるシギチには、イソシギと「イカルチドリ(斑鳩千鳥)」
がいますが、この日の地味な子は後者でした。
 この子たちは、ビォ、ピォと鳴きながら飛翔しますので、カワセミ同様
鳴き声で確認ができます。

【「イカルチドリ(斑鳩千鳥)」の特徴】
全長20.5cmとコチドリやシロチドリよりやや大きく、河川の中流域や
中州に暮らし、互いに住み分けをしています。
 ご覧のように水辺をウロウロしながら、主に昆虫などを捕らえて食べ
ますが、この時期は足が冷たかろうネ~!!
 江戸前期の「大和草本」では黒い首輪を「くびたま」と呼び、この時代
はコチドリを「こじゅん」、イカルチドリを「おおじゅん」と区別したとか!!

2017/01/17

今日の野鳥「モズちゃんの頼み事」









さて、地味な鳥さんシリーズの〆は「モズっ子」、この日は久々に
ドアップでお相手をしてくれました。

  1、 「オッチャンとの付き合いも長くなるけど」

  2、 「この間はヒヤッとしたわ!!」

  3、 「これでも、あたいはレディやで!!」

  4、 「ミミズ食べてるところなんて!!」

  5、 「今日はポーズとるさかい、ほらっ!!」

  6、 「ぜったいにミミズはあかんで~!!」

  7、 「あ~っ!!、それもっとひど~い!!」

でも、女の子らしく可愛らしい落し物だと思うんだけどな~!!

  8、 男の背中 「母ちゃん舐めたら覚悟は出来てるんやろな!!」

2017/01/16

今日の野鳥「ホオジロ(頬白)」







昨日はオオジュリンでしたが、すぐ傍にいたのが「ホオジロ(頬白)」でした。
 こちらは、オイラを意識しながらも、痩せた草の実を頬張っていましたが、
そんな実で腹が満たされるのでしょうか(?)

 「オヤジのメタボな体と違って、スリムな体形を維持しないとネ~!!」
とか言っておりましたよ。

2017/01/15

今日の野鳥「オオジュリン(大寿林)」







今日は大寒波到来前の、蒲生干潟のヨシ原の子をご紹介します。
 震災復旧復興工事で、干潟の周囲のヨシ原はだいぶ刈りとられ
ましたが、この日は「オオジュリン(大寿林)」がお相手でした。

【「オオジュリン(大寿林)」の習性】
北海道や青森県、秋田県で繁殖する子ですが、冬は暖地に移動
しますので、干潟の周囲でも見ることができます。
 ヨシ原など草丈の高い草原を好み、ご覧のように草の茎に縦に
とまる習性があります。
 夏のオスは真っ黒い頭部とのどが特徴ですが、冬場は薄茶色に
変わり、冬の鳴き方のチュリーンが名前の由来のようです。

2017/01/14

今日の野鳥「雪景色のベニマシコ」









一昨日は仙台も雪、ただし積雪量は1センチ程と慎ましいものです。
 そんな雪景色の中に紅猿子を入れたくて、青葉山公園を訪れます
が、雑草地の風景はこんなものでした。
 特に赤い子は食事に夢中で、孤独なオヤジの思惑など、考えても
くれません。 (シュン!!)