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2016/10/31

今日の秘湯「湯浜温泉“三浦旅館”」















平成20年6月14日、午前8時43分、「岩手・宮城内陸地震」が発生した。
 栗駒山麓に激震が走り、とてつもない規模で大地が動き、変貌した山々、
破壊された森や川が、連日テレビで放映された。
 栗駒山麓で旅館を営んでいた五軒の温泉が大きな被害を受け、中でも
「駒の湯」と湯ノ倉温泉「湯栄館」は土石流に呑み込まれた。

【栗駒五湯、復活の湯に浸る(3)、湯浜温泉“三浦旅館”】
本シリーズの最後は、今回の旅の初日の湯宿「湯浜温泉“三浦旅館”」で、
宮城県内に残る唯一のランプの宿です。

  1、この雰囲気を求めて、目的の湯宿を目指します
  2、駐車場から谷を下り、渓谷沿いの小径を約10分
  3、見えてきました「伊達藩 湯浜宿」の門
  4、花山のランプの湯宿が復活しました
  5、ここは栗駒登山、湯浜コースの起点でもあります
  6、食事前に、まずは「ひとっぷろ」
  7、食事の支度が整いましたよ
  8、思わず納得、ごもっともな「秘湯七か条」
  9~10、ランプの灯りで進む、夜の湯浴みも素適でした
  これ以降の四枚は「おまけ」、帰り道の野天風呂と晩秋の渓谷美です

【栗駒五湯のひとつ、湯浜温泉について】
岩手宮城内陸地震や東日本大震災により休業を余儀なくされていました
が、再度ボーリングを行い、2012年夏より営業再開です。
 もちろん営業スタイルは従来通りの「ランプの宿」、お客人を迎えるのは、
宿を包み込む大自然とオーナー夫婦の笑顔です。

現オーナーは四代目で、800年に一度と言われた震災の僅か二年後に
東日本大震災にあい、先代から受け継いでから半分の年数を、この温泉
の復旧復興に費やしておられます。 でも、ご夫婦の笑顔が素敵でしたよ。

2016/10/30

今日の秘湯「新湯温泉“くりこま荘”」





平成20年6月14日、午前8時43分、「岩手・宮城内陸地震」が発生した。
 栗駒山麓に激震が走り、とてつもない規模で大地が動き、変貌した山々、
破壊された森や川が、連日テレビで放映された。
 栗駒山麓で旅館を営んでいた五軒の温泉が大きな被害を受け、中でも
「駒の湯」と湯ノ倉温泉「湯栄館」は土石流に呑み込まれた。

【栗駒五湯、復活の湯に浸る(2)、新湯温泉“くりこま荘】
こちらは高台にある湯宿のお陰で、土石流の被害は免れましたが、当時
は栗原耕栄地区復興の最前線基地となりました。

  1、雪深い地区を物語る建物の造り
  2、100%の源泉が身も心も温めてくれます
  3、外に出るとヒノキの露天風呂
  4、周囲は原生林に囲まれています

【栗駒五湯のひとつ、新湯温泉の歴史】
1720年、江戸中期に開湯した歴史のある温泉地で、硫黄泉で糖尿病の
名湯として知られ、日本古来の湯治文化にこだわる秘湯のお宿です。
 また、栗駒高原は古くから山岳信仰の聖地として知られ、平泉の隠し砦
と言われたことから、義経伝説や阿弖流為秘話とも縁の深い所です。

☆ここでお宿の湯治プランをPR☆
  ◇一泊二日、三食付き 7,000円 (午前中の到着で一食お得)
  ◇二泊三日、六食付き13,000円
  ◇三泊四日、九食付き15,750円
なお、休前日は1,000円増し、一名一室は一泊につき1,000円増し!!

2016/10/29

今日の秘湯「駒の湯温泉“駒の湯”」







平成20年6月14日、午前8時43分、「岩手・宮城内陸地震」が発生した。
 栗駒山麓に激震が走り、とてつもない規模で大地が動き、変貌した山々、
破壊された森や川が、連日テレビで放映された。
 栗駒山麓で旅館を営んでいた五軒の温泉が大きな被害を受け、中でも
「駒の湯」と湯ノ倉温泉「湯栄館」は土石流に呑み込まれた。

【栗駒五湯、復活の湯に浸る(1)、駒の湯】
2015年10月より日帰り入浴再開、入浴料400円、水曜日がお休み

  1、坂を下り目にしたのは、崩落した山肌とむき出しの大地
  2、二本の立ち木の近くが、以前建物があった場所です
  3、平らな空間の一番奥に復活した建物群
  4、食事処と休憩処、おもてなしは温かいキノコそば800円
  5、勢いよくかけ流される復活の硫黄泉「駒の湯」
  6、こちらは可愛らしい女性用の湯小屋

【詳しくはこちらをご覧ください、是非応援、支援のご協力を願えればと】
◇栗駒いで湯、駒の湯温泉公式サイト
   http://komanoyu.net/
◇ブログ「森の温泉~駒の湯通信」
   http://blog.livedoor.jp/komanoyu/

ご夫婦のご努力、そして多くのボランティアの応援支援に感謝の湯でした。
(緑に包まれた桃源郷が復活するには、更に長い長い年月を要します。)

2016/10/23

今日の鳥識「オオアカゲラとアカゲラの違い」





野鳥の数が一気に少なくなった「県民の森」ですが、この日はアカゲラ
のペアが、キョッ、キョッと鳴きながら行動していました。
 でもこのペア、よく見ると種類が違うんですネ!! このペアに子ども
が生まれたら、どちらに似るんだろう(?)    「余計なお世話オヤジ」

【今日の鳥識「オオアカゲラとアカゲラの違い」】

   1~2、「オオアカゲラ(大赤啄木鳥)」の♀

   3~4、「アカゲラ(赤啄木鳥)」の♂

オオアカゲラは全長28cmと、アカゲラの23.5cmよりやや大きく、
くちばしの長いのが特徴です。
 また、背中には逆八の字形の大きな白斑はなく、白い横斑が並び、
顔から胸側には、アカゲラには見られない黒の縦縞があります。
 男女の区別は頭が赤いかどうかで見分けますが、実際は(5)のよう
に遠く、スコープ無しでは見分けがつきません。
(因みに、枯れ木の下にアカゲラ、上の方に隠れているのが大です!)

2016/10/22

花と蝶「花壇の花々とキタテハ」







この日は野暮用で、合間を見て「泉ボタニカルガーデン」を覗き
ましたが、花壇の花々もそろそろ見納めとなりました。
 そんな中でも、被写体になってくれたのが「キタテハ」たちで、
今季はこのシリーズも、この子たちで店じまいかも知れません。

さて今日は昼から大宴会、年寄りグループの秋の芋煮会です。

2016/10/20

グリコのおまけ「ホウボウも竿の誤り」







一昨日は、金華山沖「ワラサのジギング釣り」、前回が4人で一本だった
だけに、この日はそのリベンジでした。
 今日のタイトルは、「弘法も筆の誤り!!」ではありませんが、「本命の
ワラサ」 (出世魚でイナダ40cmとブリ80cmの中間クラス)に混じって、
こんな魚をメンバー2人が釣り上げました。
 私も今回は本命のワラサ2本、小ぶりなイナダ2本、ソウダガツオ1本と
まずまずの釣果で、皆様にも気分良く松島観光をいただきましょうか!!

   1、 「ホウボウも竿の誤り」どす!
   2、 金華山沖からの帰り路で
   3、 我々を追いかけてきた鳥さん
   4、 松島湾内に入って来ましたよ
   5、 仁王島に近づく松島の観光船
   6、 観光船と仁王島のコラボです
       (松島を象徴する島の一つで、仁王様が葉巻をくわえて
       座っているように見えるとか!!)

【美味な食用魚でもある「ホウボウ」】
変わった外見と動作が特徴の海水魚で、頭が大きく、尾に行くにしたがい
細くなる円錐形の体形をしています。
 胸ヒレは半円形で大きく、翼のように水平に広がります。このヒレを使い
脚のように海底を「歩く」ことから、名前の由来は「方々」歩き回ることから
来たとも言われております。
 でも、浮袋でグーグーと音を出して鳴くことができ、ホウボウという名は、
この鳴き声から付けられたという説もあります。

2016/10/19

今日の鳥識「シマイサキの食し方」










干潟の野鳥シリーズで外した「コサギ(小鷺)」さんからクレームです。
 せっかく良いところを見せてやったのに、何故オヤジのウンチクを
載せないのかという苦情でした。  「さてさて、ほんじゃ~の~!!」

【今日の鳥識「シマイサキの食し方」】
 (スナップ1~4)
   せっかく頑張って捕まえた、この日の獲物ですが

 (スナップ5~8)
   こんな事をしたり、放り投げて弄んだりする理由

 (その種明かしは)
今回は圧縮をやや緩めましたので、是非アップでご覧ください!!
高級魚「イサキ」の背びれ同様、チビの「シマイサキ」も凄いんです。
 背びれを立てられると、針のような状態なので、しっかり成仏した
のを、確かめてから食すんですよネ!!  「これで良いかな~!!」

2016/10/18

今日の野鳥「秋色のエゾビタキ(蝦夷鶲)」







16日の日曜日は久々の秋晴れで、布団干しにも鳥撮りにも絶好
の日和となりました。
 まず朝の鳥撮り散歩は、八木山山麓の三神峯公園にしましたが、
この選択は正解だったようです。

 暖かな日差しの中で、最初に出迎えてくれたのがエナガの混群、
その中に一羽「エゾビタキ(蝦夷鶲)」が混じっていました。

【「エゾビタキ(蝦夷鶲)」の「んっ(?)」】
まだ帰らずに、ここで暮らす鳥たちと一緒に行動していましたが、
同一目線の至近距離で相手をしてくれたのは初めてです。
 しかも、ちゃんとこちらを意識しており、「んっ(?)」っと表現した
2回は、最後のご挨拶だったのかもネ!!

2016/10/17

今日の野鳥「秋色のエナガ(柄長)」







16日の日曜日は久々の秋晴れで、布団干しにも鳥撮りにも絶好
の日和となりました。
 まず朝の鳥撮り散歩は、八木山山麓の三神峯公園にしましたが、
この選択は正解だったようです。

 暖かな日差しの中で、最初に出迎えてくれたのがエナガの混群、
平凡な子ですが、このおデコが可愛いんですよネ!!

【この日出会った野鳥たち】
エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、エゾビタキ、ムシクイ一族、
ジョウビタキ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、キジバト、カワラヒワ、モズ、
メジロ、カケス、ガビチョウ、アカゲラ、アオゲラ、の17種

2016/10/16

今日の野鳥「チョウゲンボウ(長元坊)」








蒲生干潟の水鳥たちが続きましたので、第六回目の〆の鳥さんは
「チョウゲンボウ(長元坊)」です。
 今、この地域は震災復旧復興工事が進んでいますが、野原では
この子やノスリなどの猛禽が、工事現場から飛び出してくるネズミ
などを、虎視眈々と狙っております。

可愛い顔をして、ホバリング狩り、やるもんだよネ~!!
五枚目の写真はその現場、トリミング前の堤防工事の盛り土です。

2016/10/15

干潟の野鳥「ダイゼン(大膳)」







ここ蒲生干潟と七北田川河口の復旧復興工事は、まず河口の対岸
が進み、いよいよ干潟と旧・養魚場の境の堤防工事が始まりました。
 このため、養魚場の水が抜かれ、沼の底がむき出しとなり、今季
のカモ一族の飛来はほぼ絶望的となりました。
 そんな干潟の穏やかな風景だけでも、目に焼け付きておきたくて、
今回の「干潟の野鳥シリーズ」といたします。

【その5、干潟の野鳥「ダイゼン(大膳)」】
全長29.5cm、後ろに見えるオオソリハシシギは全長41cmです。
 この子は以前、今日の鳥識「食卓の野鳥」で解説をしましたので、
説明は省きますが、小さな嘴でよくもゴカイを見つけるものです!!

http://rdsig.yahoo.co.jp/blog/article/titlelink/RV=1/RU=aHR0cDovL2Jsb2dzLnlhaG9vLmNvLmpwL2hpdG91bmltZWd1bWFyZS8zNTU0MjIzMC5odG1s

2016/10/14

干潟の野鳥「セイタカシギ(背高鴫)」









ここ蒲生干潟と七北田川河口の復旧復興工事は、まず河口の対岸
が進み、いよいよ干潟と旧・養魚場の境の堤防工事が始まりました。
 このため、養魚場の水が抜かれ、沼の底がむき出しとなり、今季
のカモ一族の飛来はほぼ絶望的となりました。
 そんな干潟の穏やかな風景だけでも、目に焼け付きておきたくて、
今回の「干潟の野鳥シリーズ」といたします。

【その4、干潟の野鳥「「セイタカシギ(背高鴫)」】
全長32cm、淡紅色で非常に長い足と、スマートな体形が個性的な
子で、ほかのシギたちと間違うことはありません。
 オスは夏羽では頭上から後頸が黒く、冬羽ではやや淡くなります。
メスは頭部が白く、体の黒色部は褐色味を帯びます。
 主に数少ない旅鳥として渡来しますが、越冬するものや局地的に
繁殖するものもいるようです。

今回のペアはオス同士かも知れませんが、入浴シーンまでサービス
してくれましたよ。 オイラも早く温泉に行きたいな~!!

2016/10/13

今季の冬鳥「ジョウビタキ(尉鶲)」





最近めっきり肌寒くなりましたが、今季の冬鳥第一号は
広瀬川河畔の「ジョウビタキ(尉鶲)」でした。

この子たちは、野の鳥の中では毎年最初に姿を見せて
くれる冬鳥で、オレンジ色の可愛い子です。

ここは広瀬川河畔の堤防沿いの茂み、できればもう少し
先の方にとまって欲しかったな~!!

この日はオス同士が2人、堤防と河岸の木の間を移動し
ながら、仲良く餌を探しておりました。

2016/10/12

秋の風物詩「サケの遡上と追込み漁」







広瀬川の秋の風物詩と言えば、「サケの遡上と追込み漁」です
が、この日は漁協のメンバーが大活躍中でした。
 せっかく故郷に上ってきたサケを捕獲するのも可哀想ですが、
来年のための人工孵化も大切な仕事です。

 最後は鳥撮りに戻りましたが、木流し堀が流れ込む浅瀬では、
網から逃れたサケたちがバシャバシャしています。
 そして、そんな水辺の小枝では「カワセミ(翡翠)」のオヤジが、
サケたちに同情しているようでしたよ。