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2016/05/31

山形の夏鳥「ノジコ(野路子)」







二日目の早朝散歩でお相手をしてくれたのが「ノジコ(野路子)」で、
散策路脇の植え込みで、アップテンポで囀っています。
 色合いもスッキリした子で、もう少し近くで相手をして欲しかった
のですが、間もなく高い小枝に移動してしまいました。

【「ノジコ(野路子)」の特徴】
全長14cm、夏鳥として本州中部から北部の山地に渡来し、明るい
広葉樹林に暮らします。
 頭から後頸と頬は黄緑で下面は黄色、目の上下に白いアイリング
状のものがあり、アオジと識別することが出来ます。

2016/05/30

山の宿&スパ「休暇村羽黒」








今回の「山形の旅」で選んだ宿は「休暇村羽黒」、珍しく温泉ではない
のですが、最近会員登録をした休暇村協会の施設の一つです。
 会員向けの情報誌に記載のお得情報には、一名でも料金そのまま、
のんびり連泊プランは二泊四食で16,000円とか!!
これはもう一人旅には強い味方で、カメラを二台抱えてスタートです。

   1、 二日目の早朝は、鳥の鳴き声で目を覚まし

   2、 敷地内の散策路をのんびり、ぶらぶら!!

   3、 月山への道は、未だ2合目で通行止めとか

   4、 「二夜の池」の枯れ木に野鳥が欲しい!!

   5、 こんな広大な敷地は贅沢そのものでした

   6、 月山の湧水に孟宗竹を沈めた「竹炭の湯」

   7、 旅の疲れはシンプルな浴室で充分癒され

名湯秘湯・野鳥盗撮・自然観察、それに奥州歴史の旅の4点セットで、
久しぶりに羽を伸ばした三日間でした。

2016/05/29

山形の野鳥「キセキレイ(黄鶺鴒)」









こんな雑草地が鳥撮りのフィールドでしたが、月山志津温泉で
湯冷ましに散策した五色沼湖畔、そこで相手をしてくれたのが、
「キセキレイ(黄鶺鴒)」でした。
 しかも、フライング・キャ~ッチのハンティングシーンとは!!
長閑な山間部では、こんな素敵なシーンにも出会うんですよね。

   1、 飛んで火にいる春の虫!!

   2、 こいつめ、ガンつけやがる

   3、 次は、何処行くんかい!!

   4、 おっちゃん、よう見ときや

   5、 そっと、狙いを定めて!!

   6、 う~っ!、美味しそ~!!

   7、 フライング・キャ~ッチ!!

   8、 どや、これで満足かい!!

今回は、圧縮を少しだけ緩めましたので、獲物の姿もご覧ください。

2016/05/28

今日の秘湯「月山志津温泉“つたや”」









今回の旅の〆に選んだのは「月山志津温泉」、古くは出羽三山詣での宿坊
が立ち並び、多くの参拝客で賑わったと言われております。
 その月山山麓の「六十里越」と呼ばれた街道筋に、平成元年に開湯した
新しい温泉で、温泉街を更に進んだ夏スキーのメッカ「月山スキー場」の方
が有名かも知れません。
 山形自動車道・月山ICから向かう途中、「弓張平公園」から眺めた月山の
姿(一枚目)は何とも優美で、神仏がお住まいの山そのものでした。

   1、 月山志津温泉に向かう途中の風景

   2、 9軒の湯宿が並ぶ、静かな湯の街

   3、 宿場町の救世主「志津源泉」

   4、 絶景の湯宿「つたや」の全景

   5、 温泉棟に向かう途中の通路より

   6.7、 内湯も露天も独り占め~!!

   8、 露天風呂から五色沼と月山を望む

9つある湯宿の一つ「つたや」は、ナトリウム-塩化物泉(食塩泉)の泉質と
絶妙な湯使いもさることながら、この抜群のロケーションが入浴料800円は、
「東北の温泉バカ」には儲けものでした。

2016/05/27

今日の野鳥「クロツグミ(黒鶫)2」









昨日はアナグマから先に登場させましたが、その前に出会ったのが、
「クロツグミ(黒鶫)」でした。
 この子は以前、県民の森で餌を探している姿を登場させましたが、
今回は枝止まりの子になります。
 でも、逃げ足の速い森の忍者で、撮影にはいつも苦労しています。
前半四枚は「木陰の子」、後半四枚は「後姿の子」、その速さを理解
いただければ幸いです。

なお、予告編となりますが、明日からは山形県「出羽三山を巡る旅」、
名湯秘湯、野鳥盗撮、自然観察、それに奥州歴史の旅と、四部作を
お届けする予定です。

2016/05/26

生きもの哀歌「ニホンアナグマ(日本穴熊)」







昨日、山形の湯めぐりから戻りましたが、それ以前の写真が幾つか残って
いて、今回はそちらから紹介いたします。 だば、声を揃えてご唱和を!!

   タヌキのようで、タヌキじゃない♪
   ハクビシンのようで、ハクビシンじゃない♪
   それは何か、と問われたら♪
   アナグマ!、アナグマ!、アナグマ~♪♪

【生きもの哀歌「ニホンアナグマ(日本穴熊)」】
        (今回は、蔵王山麓「ことりはうす」の動物図鑑を丸写しです)

かつてアナグマのおもな住処は里山だった。 湧き水から棚田までの水路
にはサワガニ、タニシ、サンショウウオ、アカガエルなどが生息し、雑木の
落ち葉の下にはマイマイ、肥沃な土壌中にはオサムシやミミズも多かった。
 秋にはヤマナシやアケビ、熟柿がたわわにつき、食べ物に恵まれていた。
そんな里山も今は開発の最前線。 またたく間に埋め立てられて昔の面影
はない。 稲作で農薬が過剰使用されたのも、アナグマにとっては大打撃
だった。

姿や性格などがそれほど似ているようには思えないのだが、昔からタヌキ
とアナグマはよく混同されてきた。
 タヌキは、昔も今も個体数では優勢だから知名度も抜群。 いつもタヌキ
の名声に隠れていたのがアナグマだ。
 俗に言う「狸汁」はその最たるもの。 食材はアナグマの肉で、冬籠り前
が最高に美味と言われている。

いつもは鳥撮りが専門ですが、たまにはこんな可哀想な子にも出会います。

2016/05/23

立ち寄り湯「遠刈田温泉“ゆと森倶楽部”」







今日、皆さんがこの投稿記事をご覧いただく頃には、すでに隣県・山形の
湯めぐりに旅立っております。
 最近は鳥さんの世界にハンドルを目一杯切っており、やや温泉から遠ざ
かっていて、温泉仲間には不義理をしておりました。
 さて、この日は蔵王山麓の鳥撮りでしたが、日々の疲れが溜まっており、
骨休めに「遠刈田温泉“ゆと森倶楽部”」に立ち寄りました。
 やはり、大自然の中の温泉は良いですネ~!!
そんな新緑に囲まれた、今の湯宿の風景をご紹介いたします。
 日帰り入浴料1,000円、時間帯は13:00からと、ややハードルは高い
ですが、ここには心癒される緑の空間があります。

なお、お宿の解説と、宿泊客専用の露天風呂は以前の記事をご覧ください。
 http://rdsig.yahoo.co.jp/blog/article/titlelink/RV=1/RU=aHR0cDovL2Jsb2dzLnlhaG9vLmNvLmpwL2hpdG91bmltZWd1bWFyZS8zMjYxMjQwNC5odG1s

2016/05/22

日曜特番「サンコウチョウ狂想曲」





今季の夏鳥「サンコウチョウ(三光鳥)」との追いかけっこについては、
5/8県民の森のオス、5/10青葉山公園のメスを登場させました。
 今のところ善戦空しく、「刀折れ矢尽き」ならぬ「技折れ力尽き」!!、
まずは不本意ながら、第一弾をここで〆させていただきます。
 これでも何とか頭から尻尾の先まで、しかし構図もピントもイマイチ
で、日曜の特番としてはご不満かも!!
 カメラを担いで散策路を上ったり下りたり、そして待ち伏せをしたり、
でも、この子たちの動きは激しく、毎回空しく頭上を通り過ぎます。

明日からは「山形の湯めぐり!」、心も体もしっかりリフレッシュして、
再度戦場に赴く覚悟でおります。  「だば!、しばしお休みです!!」

2016/05/21

今日の野鳥「カンムリカイツブリ(冠鳰)」




野山の鳥たちが続きましたので、湖沼の鳥さんもご紹介いたします。
 Myフィールドのひとつ大沼は、田植えの季節を迎えて満水状態と
なりましたが、周囲の田畑では大震災後の農業用水路と土地改良
工事が始まりました。 (これからは、熊本・大分も大変ですネ!!)

ここ大沼で今見られる水鳥は、カルガモ、カイツブリ、バン、オオバン、
そしてこの「カンムリカイツブリ(冠鳰)」です。
 ご覧のとおり、お顔立ちは二羽とも夏羽の「ライオン丸」に変身して
おり、今季も微笑ましい子育ての姿が楽しみです。

なお、本日は小休止で、コメント欄は閉じさせていただきました!!

2016/05/20

今日の野鳥「鳥もご馳走もずんだ色」





最近は、なかなか思うようにいかない鳥撮りですが、サンコウチョウも
コルリも失敗続きの日々です。
 ならば、地元名物の“ずんだ餅”、全国的にこの色はウグイス色とか
申しますが、今日は「メジロ(目白)」さんに協力いただきましょう。

今回も圧縮を緩めましたので、鳥さん、背景、ご馳走、全て「ずんだ色」
の世界をお楽しみください。

【今日のウンチク : 仙台と言えば“ずんだ餅”】
“ずんだ餅”は、すりつぶした枝豆を餡に用いる餅菓子で、我が故郷、
仙台名物のひとつです。
 ちなみに、仙台を訪れる観光客のおもてなし集団「伊達武将隊」との
記念撮影の合言葉は、「はい、チーズ」ではなく「ずんだ、もち!」です。

2016/05/19

花と蝶「ミツバウツギとオナガアゲハ」







久々の花と蝶シリーズなので、次は太白山山麓の今の風景を交え、
こちらの「花と蝶」をアップしてみます。

   1、 ヤマフジが山麓の森の緑に色を添えて

   2、 アゲハ蝶も飛び交う季節となりました

   3~5、
      黒いアゲハ蝶の識別は難しいのですが、
      白い帯と長い尾で正体が分かりました

   6、 森の中では「ルリソウ」も顔を出しました

いよいよ、みちのくの里山も春本番、もうすぐ初夏を迎えます。
こちらのサンコウチョウも追いかけますが、なかなか難敵ですネ!!

2016/05/18

花と蝶「ミヤマキリシマとナミアゲハ」






県民の森も日増しに新緑が深まり、いよいよ鳥撮りには難しい季節
を迎えました。
 休憩と給水に立ち寄った記念館の植栽には、鮮やかなツツジに
今季初見となる「ナミアゲハ(並揚羽)」が吸蜜中です。
 ただし、一旦森の中に入るとご覧のとおり葉が生い茂りましたが、
こんなホオジロのサービスも良いものですね。
 サンコウチョウを追いかける杉林の谷筋には、「ヤマブキソウ」や
「ミヤマヨメナ(深山嫁菜)」の花が咲いていました。

【今日のウンチク : ミヤマヨメナとミヤコワスレ】
「ミヤマヨメナ(深山嫁菜)」の和名は、深山に生える嫁菜という意味
で、別名を野春菊(ノシュンギク)と言います。
 なお、江戸時代以降に作られた「ミヤコワスレ(都忘れ)」は、この
花の園芸種に対する呼び名です。

とか言いながら、私にはそのどちらなのかは識別不能なのですが。

2016/05/17

今日の野鳥「クロジ(黒鵐)」









前回登場させた「クロジ(黒鵐)」くんは、いまひとつスッキリしなかったので、
今回は囀る姿を連続で再登場させてみます。
 この日は、散策路に張り出した枝に止まり、「ホ~イチュチュビー!!」と
全身を使い囀ってくれました。

最後の2枚は姿を消す前のオマケですが、大サービスをありがとネ~!!

2016/05/16

今日の野鳥「オオルリの尻尾でプンッ!」







最近は、けたたましく鳴く「コルリ」を追いかけ、「オオルリ(大瑠璃)」
がご不満のご様子です。

   1、 「どげんしたもんじゃろの~って」

   2、 「それは、おいらが言いたいわ!!」

   3、 「せっかくポーズまで決めたのに」

   4、 「まだ、出さへんのかの~!!」

   5、 「もう、いい加減に出さへんと」

   6、 「付き合ってあげへんで~!、尻尾でプンッ!!」

確かに「サンコウチョウ」を追いかけ、「コルリ」を追いかけ、そのうち
この子を余り見かけなくなりました。 ごめんね、ごめんね~!!