みちのく仙台発!!、名湯秘湯、バードウォッチング、自然観察!!、備忘録
今回の「山形の旅」で選んだ宿は「休暇村羽黒」、珍しく温泉ではない
のですが、最近会員登録をした休暇村協会の施設の一つです。
会員向けの情報誌に記載のお得情報には、一名でも料金そのまま、
のんびり連泊プランは二泊四食で16,000円とか!!
これはもう一人旅には強い味方で、カメラを二台抱えてスタートです。
1、 二日目の早朝は、鳥の鳴き声で目を覚まし
2、 敷地内の散策路をのんびり、ぶらぶら!!
3、 月山への道は、未だ2合目で通行止めとか
4、 「二夜の池」の枯れ木に野鳥が欲しい!!
5、 こんな広大な敷地は贅沢そのものでした
6、 月山の湧水に孟宗竹を沈めた「竹炭の湯」
7、 旅の疲れはシンプルな浴室で充分癒され
名湯秘湯・野鳥盗撮・自然観察、それに奥州歴史の旅の4点セットで、
久しぶりに羽を伸ばした三日間でした。
今回の旅の〆に選んだのは「月山志津温泉」、古くは出羽三山詣での宿坊
が立ち並び、多くの参拝客で賑わったと言われております。
その月山山麓の「六十里越」と呼ばれた街道筋に、平成元年に開湯した
新しい温泉で、温泉街を更に進んだ夏スキーのメッカ「月山スキー場」の方
が有名かも知れません。
山形自動車道・月山ICから向かう途中、「弓張平公園」から眺めた月山の
姿(一枚目)は何とも優美で、神仏がお住まいの山そのものでした。
1、 月山志津温泉に向かう途中の風景
2、 9軒の湯宿が並ぶ、静かな湯の街
3、 宿場町の救世主「志津源泉」
4、 絶景の湯宿「つたや」の全景
5、 温泉棟に向かう途中の通路より
6.7、 内湯も露天も独り占め~!!
8、 露天風呂から五色沼と月山を望む
9つある湯宿の一つ「つたや」は、ナトリウム-塩化物泉(食塩泉)の泉質と
絶妙な湯使いもさることながら、この抜群のロケーションが入浴料800円は、
「東北の温泉バカ」には儲けものでした。
昨日、山形の湯めぐりから戻りましたが、それ以前の写真が幾つか残って
いて、今回はそちらから紹介いたします。 だば、声を揃えてご唱和を!!
タヌキのようで、タヌキじゃない♪
ハクビシンのようで、ハクビシンじゃない♪
それは何か、と問われたら♪
アナグマ!、アナグマ!、アナグマ~♪♪
【生きもの哀歌「ニホンアナグマ(日本穴熊)」】
(今回は、蔵王山麓「ことりはうす」の動物図鑑を丸写しです)
かつてアナグマのおもな住処は里山だった。 湧き水から棚田までの水路
にはサワガニ、タニシ、サンショウウオ、アカガエルなどが生息し、雑木の
落ち葉の下にはマイマイ、肥沃な土壌中にはオサムシやミミズも多かった。
秋にはヤマナシやアケビ、熟柿がたわわにつき、食べ物に恵まれていた。
そんな里山も今は開発の最前線。 またたく間に埋め立てられて昔の面影
はない。 稲作で農薬が過剰使用されたのも、アナグマにとっては大打撃
だった。
姿や性格などがそれほど似ているようには思えないのだが、昔からタヌキ
とアナグマはよく混同されてきた。
タヌキは、昔も今も個体数では優勢だから知名度も抜群。 いつもタヌキ
の名声に隠れていたのがアナグマだ。
俗に言う「狸汁」はその最たるもの。 食材はアナグマの肉で、冬籠り前
が最高に美味と言われている。
いつもは鳥撮りが専門ですが、たまにはこんな可哀想な子にも出会います。
今日、皆さんがこの投稿記事をご覧いただく頃には、すでに隣県・山形の
湯めぐりに旅立っております。
最近は鳥さんの世界にハンドルを目一杯切っており、やや温泉から遠ざ
かっていて、温泉仲間には不義理をしておりました。
さて、この日は蔵王山麓の鳥撮りでしたが、日々の疲れが溜まっており、
骨休めに「遠刈田温泉“ゆと森倶楽部”」に立ち寄りました。
やはり、大自然の中の温泉は良いですネ~!!
そんな新緑に囲まれた、今の湯宿の風景をご紹介いたします。
日帰り入浴料1,000円、時間帯は13:00からと、ややハードルは高い
ですが、ここには心癒される緑の空間があります。
なお、お宿の解説と、宿泊客専用の露天風呂は以前の記事をご覧ください。
http://rdsig.yahoo.co.jp/blog/article/titlelink/RV=1/RU=aHR0cDovL2Jsb2dzLnlhaG9vLmNvLmpwL2hpdG91bmltZWd1bWFyZS8zMjYxMjQwNC5odG1s
今季の夏鳥「サンコウチョウ(三光鳥)」との追いかけっこについては、
5/8県民の森のオス、5/10青葉山公園のメスを登場させました。
今のところ善戦空しく、「刀折れ矢尽き」ならぬ「技折れ力尽き」!!、
まずは不本意ながら、第一弾をここで〆させていただきます。
これでも何とか頭から尻尾の先まで、しかし構図もピントもイマイチ
で、日曜の特番としてはご不満かも!!
カメラを担いで散策路を上ったり下りたり、そして待ち伏せをしたり、
でも、この子たちの動きは激しく、毎回空しく頭上を通り過ぎます。
明日からは「山形の湯めぐり!」、心も体もしっかりリフレッシュして、
再度戦場に赴く覚悟でおります。 「だば!、しばしお休みです!!」
県民の森も日増しに新緑が深まり、いよいよ鳥撮りには難しい季節
を迎えました。
休憩と給水に立ち寄った記念館の植栽には、鮮やかなツツジに
今季初見となる「ナミアゲハ(並揚羽)」が吸蜜中です。
ただし、一旦森の中に入るとご覧のとおり葉が生い茂りましたが、
こんなホオジロのサービスも良いものですね。
サンコウチョウを追いかける杉林の谷筋には、「ヤマブキソウ」や
「ミヤマヨメナ(深山嫁菜)」の花が咲いていました。
【今日のウンチク : ミヤマヨメナとミヤコワスレ】
「ミヤマヨメナ(深山嫁菜)」の和名は、深山に生える嫁菜という意味
で、別名を野春菊(ノシュンギク)と言います。
なお、江戸時代以降に作られた「ミヤコワスレ(都忘れ)」は、この
花の園芸種に対する呼び名です。
とか言いながら、私にはそのどちらなのかは識別不能なのですが。