みちのく仙台発!!、名湯秘湯、バードウォッチング、自然観察!!、備忘録
蒲生干潟の野鳥たち、〆はやはり、「シギやチドリのいる風景」でしょうか。
このブログでは、ハマシギ、ホウロクシギ、アオアシシギ、キアシシギを
紹介してきましたので、今回は初登場の子たちを並べてみます。
【1、蒲生干潟のシギやチドリたち】
チビの「シロチドリ」が全長17cm位、大型のシギたちは全長40cm、
大きさでは5倍くらいの差があります
(ちなみに全長とは、くちばしの先端から尻尾の先までの長さです)
【2、大型のシギたち】
一番右のくちばしが下向きの子は、周囲の「オオソリハシシギ」とほぼ
同じ大きさなので、「チュウシャクシギ」でしょうか
【3、オグロシギの特徴】
右側二羽のくちばしは真っ直ぐなので、「オグロシギ」のようです
奥の四羽は「オオソリハシシギ」ですね
【4、オオソリハシシギの特徴】
冬羽では灰褐色の子ですが、長くやや上に反ったくちばしが個性的
【5、オグロシギのペア】
夏羽では頭から胸が赤褐色、それが冬は灰褐色に変わるようです
この子たちは、ちょうど季節の変わり目でしょうか
【6、個性のあるツルシギ】
全長32cmとやや小ぶりで、赤いくちばしとスマートな足が特徴です
夏場には全体が黒色に変わり、他のシギ類とは見分け易いようです
実はこれ全て受け売り、シギやチドリは相変わらず苦手なんですよネ!!
先週末から、秋恒例の「第10回、仙台オクトーバーフェスト」が始まりましたが、
シルバーウィークの目玉は、同じ19日からスタートし、中休みを除き4日連続
の【嵐の復興支援コンサート】です。
今日が最終日ですが、動員数は20万人、県内に及ぼす経済効果は93億円
とか、何とも凄い数字になりました。
シルバーはシルバーでも、シルバー世代のオヤジには「秋のビール祭り」です。
ドイツ・ミュンヘンで開催される本場のビール祭りには敵いませんが、みちのく
ならではの食材とアーティストを加え、27日(日)まで開催されております。
1、司会のキレイなお姉さん登場です!!
2、いよいよ、ステージが始まりました
3、一枚は近くで鮮明に撮らないとネ!!
4、平均年齢23歳の楽しいステージでした
5、最後はバンドと一緒に「はい、ポーズ」
昨日は昼のステージで、一時間半の桟敷席(ストーカー席)も2,000円と格安、
午後4,000円、夜6,000円と三段階に変更されていました。
仙台市野草園も秋本番、先週末からは恒例の「萩まつり」もスタートし、
今日が見頃かも知れません。
野の花たちは寂しくなりましたが、今咲いている花々には、多くの蝶
たちが吸蜜する姿も見られます。
今回登場するのは、いよいよ紅葉の始まった「カンボク」と野の花!!、
そして蝶ではありませんが「ホシホウジャク」です。
【カンボク(肝木)って何~に!!】
やや湿った山地に自生する落葉低木で、花期の5~7月には、可愛らし
い白い花を咲かせます。
枝葉は止血剤、果実の汁は目薬になることから、肝要な木という意味
で名付けられました。
【カリガネソウ(雁草、雁金草)の特徴】
全国の山地に自生するシソ科の多年草で、強い臭気があります。
和名の由来は、花の形を雁の飛ぶ姿を見立てたとか、雁金家紋の結
び雁金に見立てたようです。 ちょうど真ん中に一輪咲いています。
【ホシホウジャク(星蜂雀)の特徴】
初夏から晩秋まで発生を繰り返し、市街地でも良く見られるスズメガ科
の昆虫で、正式には蛾の仲間です。
全体にはこげ茶色ですが、後翅のみ黄褐色で飛んでいると良く目立ち、
ホバリングしながら長い口を伸ばして吸蜜します。
蒲生干潟の子その第三弾は、周辺の草原に暮らす「セッカ(雪加)」です。
今季も草原を散策していると、ヒッヒッヒッ!と声はすれども姿は見えず、
草の間をすばやく移動していて、なかなかその姿を捉えられません。
この日は、たまたまペアで飛んでいる小さな子を見つけ、撮った写真を
自宅のPCに落とし込んで、やっとその特徴を確認しました。
「おっちゃん、顔も悪いけど目も悪いな!!」
「いつも鳴いて場所を知らせとるやん!!」
「今日はやっと見つけたようやな~!!」
「でも、ダーリンと一緒やからさいなら!!」
「あっ、あれ~!!、そんなつれないことを言わんと!!」
両足を開き2本の草の茎を掴んでとまる、独特なポーズの「セッカどまり」
今季もそのチャンスに恵まれないようです。 シュン!!
曇天続きの中、蒲生干潟の子その第二弾は「ハジロカイツブリ(羽白鳰)」です。
あの大津波で土台だけになった家々、そして廃墟と化した旧・養魚場の池に、
この日は3羽ほど確認しており、少しでも堤防に近づいてくれるのを祈ります。
【「ハジロカイツブリ(羽白鳰)」の特徴】
全長31cmと、いつも見るカイツブリよりやや大きく、首もやや長め、目の色は
赤色というか橙色といった感じです。
飛翔中は白い次列風切が目立つので、その名が付いたようですが、この子は
池の中を行ったり来たりでした。
夏羽では頭部から首が黒くなり、顔に金栗色の飾り羽がチャーミングな子です
が、是非そんな姿も見たいものです。
そんなことを言ったら、「四季の風」さんがトラバしてくれましたので、どうぞ(↓)
今年で25回目となる「定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台」
が昨日開幕、街中で自然に音楽と触れ合う2日間が始まりました。
今日がその2日目で、徘徊老人はカメラを抱え、いそいそと街中に
くり出しますが、昨日の雰囲気だけでもお楽しみ下さい。
【スナップ1.2】
市民広場では開演と同時に、3.11の鎮魂、祈り、再生、復興を誓い
「ラの音」を一分間鳴らしてのスタート、お向かいの勾当台公園滝前
ステージはお元気な東京のバンドでした。
【スナップ3.4】
駅に向かうクリスロードでは、歌声のステキなアコースティックユニット
千葉の「山ねこ」、山ちゃんと猫好きの女の子のコンビでした。
ラストの曲の〆は爪を立てて、観客も全員で「ニャ~!!」
【スナップ5.6】
仙台駅のペレストリアンデッキ、パルコ前は秋田のゴスペルグループ、
台風の中ようこそおいで下さいました。
【スナップ7.8】
街中の46ステージのほか、10数箇所のタイアップステージがあって、
ここは自宅に戻る途中の「仙台トラストシティ」、洒落た雰囲気です。
全国ニュースでは大騒ぎをしていると言うのに、もう5日も自宅に
引きこもっていたオヤジは、広瀬川経由で近くの野草園へ!!
(いつものことながら、ニュースは最悪な光景がお好きです!!)
「あいや~!!、オヤジ何してんねん!!」
「ブロ友も、皆んな心配してるやろ~!!」
「あたいを覗き込んで、どうするつもり(?)」
「オヤジの好きなセクシーポーズだって!!」
「も~う、付き合ってられないんだってば!!」
カマキリ娘が止まっているのは旬の「ミヤギノハギ」ですが、お近く
にはもう、「ヒガンバナ」も咲き始めました。
【出歯亀オヤジの独り言】
こんな被害が出ているのに、大津波の被災地には、守るべき住人
の少ない大防波堤の建設が進み、戻る人のいない地に避難解除
の指示がなされ、千鳥足的な行政の迷走は続きます。
いやはや!!、 いよいよ!!、 こまった!!、 まいった!!
写真の残りからひねり出したものの、「日本昔ばなし」のタイトルが、
中身は「新・ウソップ物語」になってしまったぞ!!
【第一話、「長元坊(チョウゲンボウ)」】
「昔々あるところに、長元坊という偉いお坊さんがいたそうな」
「村人から慕われたそのお坊さんは、亡くなると鳥になったんだと」
「だから今でも、停空飛翔をして村の人々を見守っているそうな」
「そんな鳥っこさ見たら、両手を合わせて拝むんだぞ」
【第二話、「美佐御(ミサゴ)の悲話」】
「昔々あるところに、美佐御という美しい尼さんがいたそうな」
「噂は当時の都までのぼり、多くの男どもがおしかけたんだと」
「美佐御はそんな世を儚んで、海岸で入水自殺したそうな」
「その時に魂が乗り移った鳥は、海岸や河口で暮らしてるんだと」