みちのく仙台発!!、名湯秘湯、バードウォッチング、自然観察!!、備忘録
このお宿には、先にご紹介した「御殿湯」 「大湯」を含めて、6つの浴室
がありますが、今回は平日のためお客も少なく、受付にあった「木札」を
抱えて、全て貸切使用となりました。
こうなるとやりたい放題!、浴室撮影も周囲を気にすることなく、堂々
とスッポンポンの変身(変態?)カメラマンとなりました。
【階段を下りると、石組みの「新湯」】 (1.2)
【土蔵の奥には、魅惑的な「蔵湯」】 (3.4)
【遊び心の「亥之助(いのすけ)の湯】 (5.6.7)
ここは金泉堂(旧館)と青根御殿の間に出来た、デットスペースの浴室
で、土日・祝日などお客が多くなる際、二人だけの素敵な空間かも!!
「いつも一緒じゃないと、いゃ~ん!!」
「う~っ!、可愛い奴め!!」
「もう、おっぱいをカプッ!!」
「いゃ~ん!、けだもの~!!」
「でも、そんな貴方も好き~っ!!」
妄想オヤジの、めくるめく青春時代の真ん中が~♪♪
でも、湯あたりするから、自分の部屋に戻ろうっと!!
【今回も楽しませてもらいました!!】 (8.9)
このお宿はお二人でも、独居老人の一人旅でも、平日でも、休前日でも
一人一泊二食15,500円(税別)、このブレない経営姿勢もステキです。
今回のお宿は、久しぶりの青根温泉「湯元 不忘閣」ですが、ここは
“日本秘湯を守る会”現会長のお宿です。
今回は写真が多いので2回に分けて紹介し、細かな説明は館内の
掲示物にお任せ致しましょう。
【有形文化財の歴史建造物】 (1.2)
平成26年に、多くの建造物群が国の有形文化財に登録されました。
【男女別浴槽の「御殿湯」】 (3.4)
慶長十一年、伊達政宗公の青根入湯に際し、当家では殿様専用の
木造浴槽を現在地に建築し「御殿湯」と称した。
以来数百年の間、度々改築し現在に至って居ります。当時の面影
は、窓外の石垣のみで忍ぶべくもありませんが、昔に想いを駆せて
入湯するのも一興かと存じます。
特効 - 脳神経、婦人病、打撲傷 閣主
【頭がよくなる温泉「大湯」】 (5.6.7)
この温泉は享禄元年(一五二八年)当館の祖 佐藤掃部により発見、
浴槽は天文十五年(一五四六年)に蔵王山麓の転石を以てつくられ
当時の石工が、二ヶ年を要したと記録に残っています。
一つ一つの石の大きさ、セメントを使用せずに組合せた技術は、
注目のまとになっています。
伊達六十二万石伊達家代々の殿様を始め、数多くのお客様の頭を
よくした効能を称え天恵に浴せられん事を。 二十代 佐藤仁右衛門
【「金泉堂」のお休み処と振舞い酒】 (8.9)
金泉堂(旧館)は藩政時代、伊達藩主を警護する家臣の控室として
も使用しておりました。
明治三十九年焼失後、翌年復元し後に、川端康成、芥川龍之介、
与謝野晶子、鉄幹夫妻など数多くの文人達が宿泊いたしております。
ここには、振舞い酒「蔵王」の一升瓶と味噌おでんがお迎えです!!
【今日は冒頭、懐かしの早口言葉を一発】
鳥撮りが 鳥撮りに来て 撮りスベリ
泣く泣く入る 鳥バカの声 「ワォ~ン!!」
(正しくは、瓜売りが売れ残って、瓜売り帰るんでしたね)
今回の鳥撮りは、市内部の夏鳥もほぼ一段落したので、宮城県蔵王野鳥
の森自然観察センター「ことりはうす」まで足を伸ばしてみました。
でも、初日は惨敗!!、とりあえず近場の湯に立ち寄り、“ひとり反省会”
が出だしの早口でもない言葉です。
そして二日目は、鳥撮り仲間が考えていることは皆同じで、県民の森で
お会いするAさん夫妻、Sさんとそのお仲間、広い森の中で4人もの仲間
に出会うとは面白いものです。
【遠刈田温泉「トスネット 元気荘」のPR】
遠刈田温泉の中心街からほど近い、静かな木立の中にある「元気荘」は、
もともと警備会社の保養施設を一般開放した穴場の湯です。
一見すると、宿泊施設には見えない外観ですが、客室も広々としており、
何よりも料金設定が魅力です。
一泊二食8,000円(入湯税及び消費税を含む)、日帰り入浴は800円、
ただし入浴のみの場合は600円。
日帰り入浴用の休憩室も完備されており、12:00までの予約があれば、
うどん、そば、丼物の昼食対応も可能です。
今日は時事風刺的な記事になりますが、立場変われば主張も変わるで、
特定の国を非難するものではありません。
ただ、この鳥さんもオヤジも立場は違いますが、物騒な時代になったと
嘆いているだけです。
鳥さんの名は「ユリカモメ(百合鴎)」、冬から夏になると、真っ白い顔に
すっぽりと黒頭巾を被り、あの「鞍馬天狗のおじさん」に変身します。
1)、「く~らまてんぐのおじさんは~♪♪、と!!」
2)、「やっぱ、中国と違うて日本は長閑やな~!!」
3)、「食いモンも美味いし、ここに定住しようかな!!」
4)、「あっ!、やばっ!、ストーカー親爺や!!」
5)、「スクランブル(緊急発進)!、準備完了!!」
6)、「それっ、焼き鳥にされる前に緊急脱出や!!」
(オヤジ) 「そげいに逃げんでも、焼き鳥になんかせ~へんって!!」
「昨日は、横浜中華街展のペキンダックも食ったし ~!!」
【今日のウンチク「スクランブルとは」】
ここで言うスクランブルとは、スクランブルエッグや交差点ではなく、航空
自衛隊の対領空侵犯措置での戦闘機の緊急発進の説明です。
平成25年度の航空自衛隊のスクランブルは、年間810回と一日2回
を上回り、対象国は中国415回、ロシア359回と、24年度からロシアと
中国の数が逆転しています。
今、こうしている間にも、北海道から九州まで日本中到るところで、領空
そして領海侵犯が絶えない時代となりました。
今季は、どうも「花と蝶」のコラボに恵まれず、最後の出会いから
あっという間に半月が経ってしまいました。
今日は太白山麓の林道で出会った、「からたちとミヤマセセリ」
を登場させてみたいと思います。
【日本の唱歌「からたちの花」】
北原白秋作詞、山田耕筰作曲
からたちの花が咲いたよ
白い白い花が咲いたよ
からたちのとげはいたいよ
青い青い針のとげだよ
からたちは畑(はた)の垣根よ
いつもいつもとおる道だよ
からたちはミカン科の落葉低木で、生垣などに良く使われました。
枝には大きなトゲがあり、晩春に白い五弁の花をつけます。
中国原産の花であることから、「唐橘(からたちばな)」と呼ばれ、
これが短くなって「からたち」となったそうです。
以前、ビール工場のサギのコロニーを紹介しましたが、同じ場所で子育て
をしていると思われるのが「コムクドリ(小椋鳥)」です。
この子たちの餌は昆虫やクモなどが主ですが、このコロニーには生魚の
何とも言えない匂いが漂い、虫たちも多く集まっています。
この子たちも顔に似合わず、したたかに生きる術を身につけているので
しょうか。
【「コムクドリ(小椋鳥)」の特徴】
全長19cmとムクドリよりも一回り小さく、羽毛は鮮やかで、色白の端正な
顔立ちをしています。
夏鳥として本州中部以北に渡来し、本州北部や北海道では平地から山
地の明るい林に暮らします。
人家近くにも出没し、広瀬川河畔でも昔は良く見かけましたが、中洲や
寄洲の除去、そして立ち木の伐採により姿を消してしまいました。
渡りの時期には各地で群れが見られ、秋の木の実にもよく集まりますね。
ムクドリの群に混じっていることも良くあります。
大沼界隈の散策では、水辺の他にも農業園芸センターの生垣やヨシ原、
周辺の田んぼも隠れた観察ポイントです。
この日は「オオヨシキリ」の声に誘われて、生垣の周辺を歩きましたが、
あの独特な鳴き声が聞こえてきます。
藪の中をチョロチョロしていたのは、この「エゾムシクイ(蝦夷虫喰)」と
「キビタキのペア」で、この日は風が強く、沼の水面も波立っていました
ので、ちょうど良い被写体となってくれました。
【「エゾムシクイ(蝦夷虫喰)」の特徴】
全長11.5cmほどのウグイスの仲間で、夏鳥として本州中部以北に飛
来し、よく茂った林に暮らします。
センダイムシクイにも良く似ていますが、あちらは「チヨチヨビー!!」、
こちらの子は「ヒッツッキー、ヒッツッキー!」と高く澄んだ声で囀ります。
低い生垣の中だったので、見つけることが出来ました。 (感謝!感謝!)