蒲生干潟の秋から冬といえば!!
昨晩七時半、いつものようにベランダで煙草をふかしていると、頭上の三日月
の脇を、白鳥が13羽鳴きながら通り過ぎて行きます。
ここで、「秋から冬といえば」の後編を思い付きますが、昨日は三日間の強風
も止み、久々に蒲生干潟を訪れました。
昨日はシギやチドリも数少なく、養魚場の跡地で出会った子たちは、オオバン、
カイツブリ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、カルガモ、そしてサギたち
でしたが、その中に「スズガモ(鈴鴨)」の群れを見つけました。
【「スズガモ(鈴鴨)」の特徴】
全長45cm、オスは頭部から胸、上下尾筒と尾羽が黒いのですが、メスは頭部
が黒褐色で体は褐色、お腹はどちらも白色です。
キンクロハジロのオスは頭部には緑色光沢がなく、冠羽があって「寝ぐせ鳥」
と呼んでおりますが、こちらは身だしなみが良くツルリとしております。
そして、この子たちは灰色の背中なので、キンクロの真っ黒とは容易に見分け
が可能です。 更にこの子たちのメスのくちばしは、基部が白いんですよね。
なお、スズガモの由来は、一斉に飛び立つ時の羽音が、鈴の音のように聞こえ
ると言われておりますが、そんなチャンスには恵まれませんでした。