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2014/10/31

蒲生干潟の秋から冬といえば!!






昨晩七時半、いつものようにベランダで煙草をふかしていると、頭上の三日月
の脇を、白鳥が13羽鳴きながら通り過ぎて行きます。
 ここで、「秋から冬といえば」の後編を思い付きますが、昨日は三日間の強風
も止み、久々に蒲生干潟を訪れました。
 昨日はシギやチドリも数少なく、養魚場の跡地で出会った子たちは、オオバン、
カイツブリ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、カルガモ、そしてサギたち
でしたが、その中に「スズガモ(鈴鴨)」の群れを見つけました。

【「スズガモ(鈴鴨)」の特徴】
全長45cm、オスは頭部から胸、上下尾筒と尾羽が黒いのですが、メスは頭部
が黒褐色で体は褐色、お腹はどちらも白色です。
 キンクロハジロのオスは頭部には緑色光沢がなく、冠羽があって「寝ぐせ鳥」
と呼んでおりますが、こちらは身だしなみが良くツルリとしております。
 そして、この子たちは灰色の背中なので、キンクロの真っ黒とは容易に見分け
が可能です。 更にこの子たちのメスのくちばしは、基部が白いんですよね。

なお、スズガモの由来は、一斉に飛び立つ時の羽音が、鈴の音のように聞こえ
ると言われておりますが、そんなチャンスには恵まれませんでした。

2014/10/29

広瀬川河畔の秋から冬といえば!!





みちのく仙台は一気に秋を通り越して冬の訪れとなり、一昨日は木枯らし一号、
そして今日は連日の第三号と、外に出ると肌寒さを感じるようになりました。
 蔵王山麓では30cmを超える積雪となり、お山の初冠雪は、今朝正式に記録
されて、蔵王エコーラインの道路閉鎖ももうすぐです。
 サケの遡上もピークを過ぎ、広瀬川河畔では、「ジョウビタキ(尉鶲)」の鳴き声
も、あちこちで聞かれるようになりました。

さあ、いよいよ冬鳥たちとの追いかけっこで、寒さを吹き飛ばしましょうかね!!

2014/10/27

今日の野鳥「小粒でピリリと辛い子」





お食事シーンの最後は、シロハラよりだいぶ前に撮った「メジロ(目白)」ですが、
今はこの山椒の実も無くなってしまいました。
 そして、この子たちと一緒にいたキビタキのご夫婦は、やっと重い腰を上げ南
に旅立ったようです。
 この木も今季、たくさんの出会いをもたらしてくれましたが、もうすぐ葉を落とし
冬籠りの準備となります。

そして、ここ仙台市野草園も12月1日から、来春までの長い冬休みに入ります。

2014/10/26

今季の冬鳥「シロハラ(白腹)」






お食事シーンの第二弾は、いよいよやって来ました冬鳥「シロハラ(白腹)」ですが、
野草園の実のなる木も少なくなり、残った木の実はヒヨドリが独占状態です。
 そんな圧倒的多数の中で、気の弱いシロハラが一羽だけ、キョッ!キョッ!と鳴き
ながら、木の実を食べに訪れておりました。

【冬鳥「シロハラ(白腹)」の特徴】
全長24cm、オスは頭部が灰黒褐色で背や翼は茶褐色、メスは上面が褐色で、顎
のラインが目立ちます。
 胸や脇に橙色味がなく外側尾羽の先に白斑があることで、アカハラやマミチャジと
見分けられます。
 冬鳥として全国に渡来し、積雪の少ない地方で越冬する子ですが、平地から低山
の林に住み、暗い林床や笹薮などの茂みで活動します。
 木の実を食べることもありますが、開けた場所に出てくることは数少なく、主に地上
で昆虫などを捕らえます。

2014/10/25

今日の野鳥「ピンポイント作戦とは」






福島の湯めぐりに行く前日、久々にカメラを担いで野山を散策しますが、
こちらが東屋で休んでいると、目の前でコンコンと木を叩く子がいます。
 お馴染みの野鳥「コゲラ(小啄木鳥)」ですが、何とも器用に木の中の
虫を見つけるんですよね。 これぞピンポイント作戦でしょうか。

最後はお口直しに、可愛らしくポーズをとった姿をお載せいたしましょう。

2014/10/22

今日の名湯「会津東山温泉“向瀧”」










今回の旅のテーマである「とっておきの歴史建造物」!、その二日目のお宿は、
国の重要有形文化財「会津東山温泉“向瀧”」でした。
 見ただけで圧倒されるこの風格に、ついついたじろいでしまいますが、HPで
税込み2万円を切る「お気軽プラン」を知り、迷わず予約を入れてしまいました。

【会津東山温泉と「向瀧」の歴史】  (旅館のパンフレットより一部抜粋)
東山温泉は、天平年間(西暦740年代)僧行基の発見伝説にある、奥州三楽
境の一つに数えられた名湯です。
 江戸時代、東山温泉は天寧寺の湯と呼ばれ、また向瀧の前身は狐湯と称し、
会津藩上級武士の指定保養所となっておりました。
 明治維新の後、明治6年(1873年)に平田家にゆだねられ、以来代々家業と
して、今も変わらぬ湯守の精神で営業を続けています。

  1)、やってきました憧れの湯宿「会津東山温泉“向瀧”」

  2)、正面玄関もゆったりした造りで、期待が高まります

  3)、自然湧出の自家源泉「きつね湯・男性浴室」 (あつ湯)

  4)、豊富な湯量がかけ流し「さるの湯・男性浴室」 (ぬる湯)

  5)、三つある貸切家族湯もすべて源泉かけ流しです
     (お客にお子ちゃま連れが多いのも分かりました!)

  6)、中庭を囲むように建つ宿泊棟、右上の小窓が我々の部屋

  7)、その小窓から中庭をのぞむ風景も素敵です

  8)、カワガラスが飛び交う、すぐ脇の小川にも心和みます

朝のお散歩から戻る際の、おまけの湯宿全景ですが、欄干も木々も素敵でした。

2014/10/21

今日の秘湯「横向温泉“下の湯 滝川屋旅館”」










今回の旅のテーマである「とっておきの歴史建造物」、その初日に選んだ宿が、
ここ横向温泉「下の湯 滝川屋旅館」でした。
 一日二組限定の贅沢さと足元湧出のふんわり風呂とは、そして部屋数が60
ほどもあるのに何故!二組とは、行って!、見て!、聞いて!、初めて分かる
奥の深い世界でした。
 若くして亡くなられたお兄上の思いを引き継ぎ、弟夫婦だけで宿の切りもりを
される中、極上のおもてなしを頂いたお二人に、そして愛すべきワンちゃんにも、
改めて感謝いたします。

  1)、何とも贅沢な風景の中に佇むお宿が見えてきました

  2)、中央が明治期の建物、正面玄関の左右には宿泊棟

  3)、左の明治期の建物は、周囲に柱を立て、梁をめぐらし、屋根をかけ、
     さながら中尊寺の金色堂のような扱いでした

  4)、玄関を入ると大岩が、建物の一部のように威張っています

  5)、入ってびっくり女湯(岩の湯)の脱衣所の正面ですが、
     ここでは、植物までもが共存していました

  6)、更にびっくりの湯船(源泉浴槽)には、湯花がふんわり

  7)、入浴後は、湯花が溢れ出し、こんな風景に変わります

  8)、こちらは三槽に区分された加温の混浴風呂ですが、こちらも
     浴槽の縁から湯玉がぷくぷくと湧き出す足元湯でした

極上の時間を過ごし、最後は、お見送りのワンちゃんにも、さようなら~!!

2014/10/20

今日の秘湯「横向温泉“中の湯旅館”」







今回の福島中通り地方の湯めぐりは、「とっておきの歴史建造物」がテーマでした
が、初日のお宿の前に訪れたのが、同じ横向温泉にある「中の湯旅館」でした。
 こちらは自炊湯治専門のお宿ですが、「マウント磐梯」のすぐ裏手に隠れており、
源泉かけ流し、絶品の湯が僅か300円で楽しめます。
 横向温泉としては、開湯元祖を名乗っており、「マウント磐梯」とは同系列のよう
ですが、浴槽内にはそちらからの源泉も引き込まれておりました。

  1)、純自炊湯治の宿「中の湯旅館」が見えてきました

  2)、昔のハッピには、磐梯荘と中の湯の名が両襟に

  3)、右が昔からのぬる湯、左にはマウント磐梯からの引き湯が

  4)、浴室を出ると、可愛らしい露天風呂もありました

  5)、せっかくですので、お宿の料金表も大公開です

  6)、本館の右には、新しい宿泊棟も建っておりました

何度も通っている幹線から少し外れただけで、そこは別世界の癒しのお宿でした。

2014/10/16

今日の野鳥「アオアシシギ(青足鴫)」







野鳥ブログの皆さんに触発され、昨日は久々に沿岸部へ、台風一過の
蒲生干潟を訪れてみました。
 あの悲惨な光景に、訪れるのも避けていた場所ですが、既に三年半、
少しずつですが自然も回復しつつあります。
 昨日お相手をしてくれたのは、「アオアシシギ(青足鴫)」たちですが、
私のカメラの前に、こんなに近づいてくれたのは初めてです。
 しかもこの日は大サービス、目の前でハゼを捕ってくれ、お食事風景
まで見せてくれました。 (これすべて見たまんまの修正なしです!!)

【「アオアシシギ(青足鴫)」の特徴】
全長35cm、細長くやや上に反り返ったくちばしと、緑青色の長い足が
特徴の子たちです。
 夏羽では頭上から体の上面は灰色、体の上面には黒い軸斑と白い羽
縁があります。
 顔から首にかけて黒い縦斑があり、下面は真っ白で、これがなんとも
キレイでスマートな水鳥でした。

 飛び上がる都度、キヨー、キヨー、キヨー!と可愛らしい鳴き声を発し、
飛翔する白い姿にしばし癒されました。 (感謝!!感謝!!)

2014/10/15

花と蝶「ムラサキツメクサとヒメアカタテハ」




蝶の数もめっきり少なくなった今日この頃ですが、公園の芝生に僅かに咲く
「シロツメクサ」に「ツバメシジミ」が飛び交っておりました。

 そしてこちらは、同じ公園で見かけた「ヒメアカタテハ」ですが、この子は
シロツメクサではなく、「ムラサキツメクサ」の蜜を吸っております。
 この季節にしては翅のキレイな子で、しばらくお相手をして貰いましたが、
周囲を見渡しても、飛んでいたのはこの子一頭だけでした。

【「ヒメアカタテハ(姫赤立羽)」の特徴】
アカタテハに良く似たタテハチョウで、南極大陸を除くすべての大陸に分布し、
現在最も分布が広いチョウの一種だそうです。
 成虫の前翅長は3cm前後、前翅の先端は黒地に白い斑点があり、前翅の
中央部には橙色地に黒の斑点があります。
 アカタテハによく似ていますが、後翅の表側は褐色ではなく明るい橙色で、
黒い斑点が3列に、点線状に並んでいるので見分けができます。

なお、花の方は「ムラサキツメクサ(紫詰草)」と書きましたが、一般的な和名
は「アカツメクサ」とも「赤クローバー」とも呼ばれております。

2014/10/14

花と蝶「シロツメクサとツバメシジミ」





蝶の数もめっきり少なくなった今日この頃ですが、公園の芝生に僅かに咲く
「シロツメクサ」に「ツバメシジミ」が飛び交っておりました。
 残念ながらこの子はメスで、メタリックブルーの翅をしたオスではありません
が、この子たちの幼虫の食草はシロツメクサやカラスノエンドウなどマメ科の
植物です。
 この子も最後の力を振り絞って、越冬して次代へとつなぐ子たちへの準備
にとりかかったのでしょうか。

【「ツバメシジミ(燕小灰蝶)」の特徴】
シジミチョウ科に属する蝶の一種で、名前の由来は後翅にちょこんと見える
尾状突起にちなんでいます。
 前翅長は9~19mmと小粒で、翅の表面はオスが青紫色、メスが黒色で、
裏面はどちらも灰色がかった白色、後翅に橙色の紋をもちます。
 平地の草原や河原、公園などでよく見られ、幼虫で越冬して、一年に4~5
回発生し、3月から10月くらいまで見ることができます。

2014/10/13

今日の野鳥「キビタキ(黄鶲)のペア」







まずは、今日台風が直撃する地域の皆さん、くれぐれもご注意ください。
 さて、仙台市野草園の夏鳥「キビタキ(黄鶲)のペア」ですが、昨日も
まだ仙台に居座っております。

 良く見かけるのは、園内の中央部にある私の背丈ほどの「山椒の木」
ですが、ここは四差路で左に「芝生広場」、まっすぐ下ると「風の広場」と、
一番人通りの多い交差点なんです。

 人通りが途切れたところで、この木の実に飛び込んでくる子たちですが、
相次ぐ台風の到来で、足止めをくっているのかも知れませんね。

2014/10/12

「第17回みちのくYOSAKOIまつり」発進






さて今日は、徘徊老人「ある日の仙台、街中ひとり歩き」の続編となります!!
そしてお待ちかねの、「キレイなお姉さんは好きですか!!」のお時間です。

杜の都・仙台から東北の魅力を発信するこのお祭りも、今年で17回目となり、
全国18都道府県から175チームが参加してくれました。
 地下鉄沿線7会場で開催されるお祭りですが、今回は僅か一会場の、しかも
限られた時間の中で、オヤジの目にとまった舞姫たちです。
いつもながら、決してえり好みしている訳ではありません。 (苦しい言い訳!)

  (陰の声) 「だいじょうぶ、オッチャンの言い訳、誰も信じてへんって!!」

  1)、司会進行役の影に、美声の美女あり!!

  2)、あいゃ~!、ご常連の美女の後ろには、
     こんな、めんこい子を隠してたんだ~!!

  3)、山形の花笠だって、よさこいだよね!!

  4)、こんなムードのある踊りも好きだな~!!

  5)、オッチャン、こんな色っぽい子も好きっ!!

ステージ会場「市民広場」、10:00から11:30までのほんの一コマでした!!

2014/10/11

徘徊老人「ある日の仙台、街中ひとり歩き」






今日、10/11~12は、第17回となった「みちのくYOSAKOIまつり」です!!
札幌単身時代に嵌ってしまったストーカーオヤジは、カメラを短筒に持ち替えて、
朝からいそいそと街中にくりだしました。
 今日の仙台は、台風が接近中とは思えない秋晴れで、どのイベントも大盛況。
藤崎デパートで開催中の、「全国お取り寄せグルメフェア」にも立ち寄りました。
 自宅から各会場をめぐり、往復の総歩数は6,773歩と程よいお散歩でしたが、
仕入れた食材で夜飲んでしまったら同じなんですよね。

  1)、一番町二丁目はヤンマープロデュース「プレミアム マルシェ」準備中

  2)、会場に展示されていた、何ともオシャレな、きょうびのトラクター!!

  3)、市民広場では、北海道学生合同「北人」の演舞が始まりました!!

  4)、地元青葉区の「OH囃子来’S おかわり」 (おはやしらいす おかわり)
     (う~っ!、こんな子たちならオヤジもおかわりした~い!!)

  5)、こちらは同じ一番町、伊達な街四丁目 「アカペラ ストリート」の風景

なお、会場の写真はこれから整理し、「キレイなお姉さんは好きですか!!」は、
明日以降に改めてご披露いたします。
地元で、明日おヒマのある方は、ぜひぜひこの機会に街中においでなんしょ!!