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2014/09/30

花と蝶「テンニンソウとアサギマダラ」




さて、今回は秋の風景の中に「アサギマダラ(浅葱斑)」を登場させますが、
要はアップにすると、どうしても翅の傷みが分かってしまうからです。
 この日は二頭の姿を見かけますが、一頭は園外に飛び去ってしまい、この
子だけを追いかけることとなりました。

【「テンニンソウ(天人草)」の特徴】
シソ科の多年草で、北海等・本州・四国・九州に分布し、山地の木陰や谷沿
いなど湿った場所に群生します。
 花期は8~10月、高さは50~100cmで、茎の先に花穂を出し、淡黄色
の唇形花をつけますが、何となくブラシのような雰囲気ですよね。
 この花の由来の一説には、葉がコガネムシ類に食い荒らされてぼろぼろに
なる様子を、天人の羽衣(破れ衣)に例えたともいわれますが、定かなことで
はありません。

因みに、周囲に見える赤いボカシは「ツリフネソウ」ですが、この花ももうすぐ
終わりを迎えようとしております。

2014/09/29

今はもう秋「コサメビタキ(小鮫鶲)、4態」






最近は吹く風も肌寒く、みちのくの山里は一気に秋の気配が濃くなり、
栗駒山山頂では紅葉の見頃を迎えたようです。
 あれだけ賑わっていた「タラノキ食堂」も食材が完売し、野鳥たちは
思い思いに暮らし始めました。

今日と明日は、そんな中でオヤジの相手をしてくれた夏鳥たちですが、
下手な作り話じゃなく、「たまにはちゃんと撮りいや~!」、と出てきて
くれたのかも知れません。

トリミング大得意のオヤジも、あの「ありの~♪♪」「ままの~♪♪」を、
口ずさみながら撮ったもので、今回は「見たままの姿」でご登場です。
 可愛らしい姿にも、何か物悲しさを感じるのは、深まる秋のせいで
しょうか、それとも、寄る年波のせいでしょうか。

今日のおまけは「ミヤマガマズミ(深山筴蒁)」ですが、こちらも食べ頃
を迎えようとしております。

2014/09/28

今はもう秋「キビタキ(黄鶲)♂、4態」






最近は吹く風も肌寒く、みちのくの山里は一気に秋の気配が濃くなり、
栗駒山山頂では紅葉の見頃を迎えたようです。
 あれだけ賑わっていた「タラノキ食堂」も食材が完売し、野鳥たちは
思い思いに暮らし始めました。

今日と明日は、そんな中でオヤジの相手をしてくれた夏鳥たちですが、
下手な作り話じゃなく、「たまにはちゃんと撮りいや~!」、と出てきて
くれたのかも知れません。

トリミング大得意のオヤジも、あの「ありの~♪♪」「ままの~♪♪」を、
口ずさみながら撮ったもので、「見たまんまの姿」でご登場です。
 可愛らしい姿にも、何か物悲しさを感じるのは、深まる秋のせいで
しょうか、それとも、寄る年波のせいでしょうか。

最後のおまけは「コマユミ(小真弓)」ですが、一部色づきはじめました。

2014/09/27

今日の野鳥「キビタキ(黄鶲)♀」





期間限定の人気店「タラノキ食堂」も食材が少なくなり、間もなく長期休業
に入ろうとしております。
 団体で訪れていたメジロやヒヨドリの姿は少なく、代わりにホバリングを
しながら枝先の実を食べる鳥をみかけますが、今日から三回シリーズは、
そんな「フライングキャッチャー」と呼ばれる子たちです。

さて、最終回は「キビタキ(黄鶲)♀」ですが、この子はグループの中では
やや色彩があり、他の鳥たちを追い払うのを良くみかけます。

【心ピリピリ!「キビタキ(黄鶲)」姉さま!】
  「なんで、あたいが最後なんねん(?)」
  「おっちゃん、野鳥界の“壇蜜”いうたやん!!」
  「いやや言うのに、お尻を見つめてたやん!!」
  「それが“まゆゆ”とか、“ぱるる”とか!!」
  「おっちゃん、どこまでミーハーでロリコンなん(?)」
  「いい年なんやから、そろそろ大人にならんと!!」
  「神戸の変質者みたいに、性格捻じ曲がるで~!!」

  「ほら、あたいの方が色っぽいやろ!!」
  「可愛いでのうて、キレイと言うてや~!!」

NHKの「吉原同心」も終わり、そちらの姉さまは見られなくなりましたが、
この子は本当に「キビタキ(黄鶲)♀」なのでしょうか。
今季はキビタキとの出会いが少なく、この子の特徴に自信がありません。

2014/09/26

今日の野鳥「コサメビタキ(小鮫鶲)」





期間限定の人気店「タラノキ食堂」も食材が少なくなり、間もなく長期休業
に入ろうとしております。
 団体で訪れていたメジロやヒヨドリの姿は少なく、代わりにホバリングを
しながら枝先の実を食べる鳥をみかけますが、今日から三回シリーズは、
そんな「フライングキャッチャー」と呼ばれる子たちです。

その第二弾は「コサメビタキ(小鮫鶲)」ですが、この子はグループの中で
一番小さく、その分クリクリおメメが大きく見えます。

【「コサメビタキ(小鮫鶲)」の“まゆゆ”】
  「おっちゃ~ん!、可愛く撮ってや~!!」
  「あたい、KSB48の“まゆゆ”言われてんよ!!」
  「なんや、おっちゃん、KSB知らんのか(?)」
  「Ko Same Bitakiの頭文字やんか!!」
  「そうか、最近“ぱるる”ばっか見とるもんな!!」
  「あの子、ちょっと女っぽくなったもんね!!」
  「でも、あたいだって、ほら色っぽいやろ~!!」

この子たちはとにかく動きが早く、小さな体でちょこまかと飛びまわります。
「おっちゃん、動体視力が落ちてきたな~!!」 (シミジミ!!)

2014/09/25

今日の野鳥「エゾビタキ(蝦夷鶲)」





期間限定の人気店「タラノキ食堂」も食材が少なくなり、間もなく長期休業
に入ろうとしております。
 団体で訪れていたメジロやヒヨドリの姿は少なく、代わりにホバリングを
しながら枝先の実を食べる鳥をみかけますが、今日から三回シリーズは、
そんな「フライングキャッチャー」と呼ばれる子たちです。

その第一弾は「エゾビタキ(蝦夷鶲)」、最初はコサメビタキと思って撮った
鳥ですが、写真を整理して良く見ると、縦縞模様の鳥さんでした。

【「エゾビタキ(蝦夷鶲)」の特徴】
全長は14.5cmで、サメビタキやコサメビタキよりやや大きく、雰囲気は
よく似ていますが、下面に明瞭な黒色縦斑があります。
 三列風切外縁や大雨覆先端は白く、これらの特徴が合致すれば、他の
二種と識別は可能です。
 旅鳥として日本に渡来し、平地から山地の林縁や明るい林に、単独又は
小集団で暮らします。
 市街地や公園にも現われ、木の枝先や電線など見晴らしの良い場所に
止まる姿を見ることがあります。
3~4枚目は、バックの木々も色づき始め、いよいよ秋本番となりました!!

2014/09/24

生きもの賛歌「サワギキョウと森のくまさん」





今日は、昨日掲載のアサギマダラを待つ間にお相手をしてくれた、心優しい
クマンバチの「くまさん」ですが、皆さんご一緒にどうぞ!!

【懐かしの童謡 「森のくまさん」】 (アメリカ民謡)
  あるひ もりの なか
  くまさんに であった
  はなさく もりの みち
  くまさんに であった

  くまさんの いうことにゃ
  おじょうさん おにげなさい
  ストーカー おやじが
  いちばん こわいのよ

  スタコラ サッサッサのサ
  スタコラ サッサッサのサ

良い子のみなさ~ん!、正しい歌詞は「スタコラサッサ」を、その上の二行に
差し替えて歌うんですよ~!!
ストーカー親爺は、クマンバチの「熊五郎」と同じで、怖くないんですよ~!!

2014/09/23

花と蝶「フジバカマとアサギマダラ(浅葱斑)」





仙台市野草園の「萩まつり」も、いよいよ本日が最終日となりますが、私の
「渡りをする蝶まつり」も、昨日無事終了することが出来ました。
 長い間引っ張ってきました、花と蝶「フジバカマとアサギマダラ」のセットは、
日本列島を縦断し沖縄や台湾に渡る前、その可憐な姿を見せてくれました。

フジバカマの花は賞味期限ぎりぎり、これまでは午前中が勝負でしたので、
昼からの時間帯に変えたのが良かったようです。
 でも、現われてくれたのは一頭だけで、ここ数年の賑やかさは無く、これ
では出会えなかったのも無理はありません。

そして、この子も14~5分もすると高く舞い上がり、姿を消してしまいました。
後ろがうまく抜けたシーンを掲載し、この子の長い旅の無事を祈ります!!

2014/09/22

「第9回、仙台オクトーバーフェスト」始まる!!







杜の都のビール祭り「仙台オクトーバーフェスト」が錦町公園で始まりました。
今年の開催期間は、9月19日(金)から28日(日)迄となります。
 このイベントの楽しみは「呑ん兵衛オヤジ」が家族帯同でお酒が飲めること、
歌い騒げること、そして会場が醸し出すこの一体感です。
 更に最近では、「伊達美味(だてうま)」と称する、「五橋 周平」 「かぎや」
「たんや善治郎」など、地元の飲食店の食べ歩きも魅力となりました。

なお、今年から一時間半貸切の「桟敷席」が新たに設けられ、昨日は清水の
舞台から飛び降りて、金5,000円也の大盤振る舞いでした。
 皆様には会場の雰囲気だけでも味わっていただきたく、ストーカーオヤジ
渾身のスナッツプをお届けいたします。
(念のためですが、キレイなお姉ちゃんだけを狙ってはおりませんよ!!)

  1)、いよいよ「モッシージャズオーケストラ」の音あわせ

  2)、いよっ!!、司会の可愛い子ちゃんご登場

  3)、さあスタート、我がムニャムニャ大学のOBグループ

  4)、さてさて、会場も盛り上がってきましたよ

  5)、更に会場を盛り上げようと、奮闘する可愛い子ちゃん

  6)、最後はみんな、輪になって踊ろ~♪♪、のフィナーレ

ちなみに、昨日も午前中は野草園ですが、アサギマダラは現われませんでした。

2014/09/21

今日の野鳥「期間限定の人気店“タラノキ食堂”」






昨日は勉強不足とはいえ、大変失礼いたしました。 「この木なんの木はタラノキ」
でしたが、黒く熟した実は、ここ数日で一気に数が減ってしまいました。
 やはり、野の鳥たちは食べ頃を知っていて、一斉に群がるんですネ~!!

そんな期間限定の人気店に集まるのは、上から順に皆さんよくご存知の「ヒヨドリ」
「メジロ」、かご抜け鳥の「ガビチョウ」、そして南に帰る途中の「コサメビタキ」と
「キビタキの♀」です。
 この他に、この木で見かけたのは「コゲラ」と「シジュウカラ」ですが、少し離れた
高い位置には「サンコウチョウ」と、正体不明の鳥さんが虫を追いかけていました。

2014/09/19

今日の野鳥「メジロと山椒の実」




昨日も、フジバカマに飛来するアサギマダラを求め野草園を訪れますが、
又々会えずじまいに終わりました。
 受付嬢にお聞きしてみると、4~5日前に撮られた方がいるようなので、
もう少しねばってみましょうかね。
 そんな散策の途中で出会ったのが「メジロ」くんですが、珍しい場所で
何か探し物をしているようです。

【メジロとオヤジの内緒話】
  「おゃ~!、そんな山椒の実が好物だっけ(?)」
  「まあな!、甘いの辛いのと、好き嫌いはでけへん!!」
  「それにしても、その実を食べるの見たことないな~!!」
    (ドキッ!、ドキドキッ!!)
  「おっちゃんも、人が悪いな~!!」
  「アゲハチョウが卵産んどるの見とったくせに!!」
  「そうか~!、それが探し物なんだ!!」 「ふ~ん!!」

  「いいかおっちゃん、二人だけの内緒話やで!!」
  「おっちゃんだって、イクラだ、タラコだ、正月はカズノコだ、」
  「キャビアは高いから、トンブリで我慢やって言っとるやん!!」
  「アゲハチョウのおばはんに、言いつけたらアカンで~!!」

でも、「内緒話は蜜の味」、この世では一番拡散する代物なんですよね。
お口直しに今日のおまけは、フジバカマとメスグロヒョウモンのメスです。

2014/09/18

花と蝶「マツムシソウとウラギンヒョウモン」





季節の花々も少し紹介したいと思いますが、今、野草園で蝶たちに人気なのが、
ミヤギノハギとこの「マツムシソウ(松虫草)」です。
 今日は最近めっきり数が少なくなった「ウラギンヒョウモン」とのコラボですが、
この子は皆さんの目を和ませてあげようと言ってるようでした。

【「マツムシソウ(松虫草)」の特徴】
北海道から九州に分布する多年草で、山地の草原に生育します。
 草丈は50~90cmで、夏から秋にかけて美しい淡青紫色の花を咲かせます。
花は頭状花序で、花の大きさは直径4cmほどです。
 マツムシ(スズムシ)が鳴く頃に咲くことが和名の由来という説がありますが、
真偽の程はさだかではありません。
 各県のレッドリストにも指定されている日本の固有種で、初秋を感じさせる
可憐な花ですよね。

なお、街中で見られる同様の花は、属名の「スカビオサ」という名前の園芸品種
で、近縁種の「セイヨウマツムシソウ」であることが多いようです。

2014/09/17

今日の野鳥「ヨシゴイ(葦五位)の親子」





昨日は、4日ぶりに「ヨシゴイ(葦五位)」の子育てを観察に行きますが、
子どもたちはどんどん大きくなっております。
 でも、幼鳥たちは人間への警戒心が薄いので、静かに見ているだけ
でも面白いんですよネ~!!
今日はそんな親子の姿を、お得意の4コマ漫画風にまとめてみました。

  1、(セガレ) 「あっ!、おいらのことバカにしてるな~!!」

  2、(セガレ) 「ほれ!、首だってこんなに伸びるんや!!」

  3、(オヤジ) 「もう!、あのバカそんな自慢しやがって!!」

  4、(オヤジ) 「こうなりゃ!、一旦ここから脱出やんか!!」

ここ大沼湖畔の観察エリアでは、5羽の幼鳥がすくすく育っていますが、
この日姿を同時に見たのは3羽でした。
 この対岸のヨシ原にも時々出没しますが、そちらはいつも鳴き声だけ
で姿は見せてくれません。 でもどちらも元気に育ちますように~!!

2014/09/16

今日の野鳥「オオタカ(大鷹)」




さて、今日は鳥さんの世界に戻りますが、大震災以降久々に訪れた蒲生干潟は、
少しずつですが自然が戻りつつあるようです。
 鳥たちはまだまだ少ないですが、干潟に向かう途中の電柱には「ノスリ」が、
海岸線を歩くと沼の対岸の枯れ木には「ミサゴ」、そして「ミサゴ」の去った木の
下の方に「オオタカ(大鷹)」を見つけます。

何年掛かるか分かりませんが、野鳥たちの楽園「蒲生干潟」が元の姿に戻りますように!!