今日の秘湯「高湯温泉“吾妻屋”」
さて、福島の旅の二日目は、吾妻の自然に抱かれたお宿ですが、こちらも
「日本秘湯を守る会」の「高湯温泉“吾妻屋”」でした。
ここは客室が僅か10室という小さなお宿ですが、男女別の内湯・露天・
外湯、それに内湯と露天にはそれぞれ家族湯があり、男女共5つの浴室で
寛げますので、ほぼ貸切状態で湯浴みが楽しめます。
1)、旅館を出た露天風呂の建物(左から女湯、男湯、家族湯)
2)、男性用の露天風呂
3)、露天風呂の向かいにある「お休み処」
4)、露天を通り過ぎ、道路を渡ると「外湯」の建物が見えてきます
5)、男性用の外湯はカメラと共にご入浴
6)、翌朝の温泉街、左が「吾妻屋」、右が以前紹介の「安達屋旅館」
中央奥が薬師様の建物ですが、塵一つない道路がステキです
【源泉かけ流し宣言の温泉地「高湯温泉」】
自然に湧出した温泉水を各浴槽に供給し、溢れ出た湯はそのまま排出する
給湯・排水方法を「かけ流し」と言います。
高湯温泉は地域にある全ての入浴・宿泊施設がこの方法で、循環や加水
・加温、機械を使った「汲み上げ」もしていません。 ここまで純粋な「かけ流
し」温泉は全国的にも大変珍しく、豊富な湯量と徹底した温度管理、それら
を守り続ける地域の「誇り」があるからこそ可能なことです。
平成22年、高湯温泉は東北で初となる「源泉かけ流し宣言」を行い、この
湯と伝統を後世に伝え、より多くのお客様に喜んでいただけるよう努めてい
くことを誓いました。
(「高湯温泉」の紹介パンフレットより抜粋)