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2013/10/30

今日の野鳥「オオハクチョウ(大白鳥)」





今日は9時過ぎ、前回「コハクチョウ」2羽の飛来を紹介した大沼を覗きに行き
ましたが、水鳥ではあのヒソヒソ話の「オオバン」が一気に増えていました。
 そして、その先の湖面にはハクチョウが6羽、双眼鏡で観察すると、小さいの
が4羽で、2羽が「オオハクチョウ(大白鳥)」でした。
ゆっくり追いかけて行くと、浅瀬で見せてくれた寛ぎのシーンです。

【鳥撮りオヤジのハクチョウ講座】
オオハクチョウとコハクチョウの違いはまず体の大きさで、全長140cmと120
cmの差がありますが、一番見分けやすいのは黒と黄色のくちばしです。
 ペアの3枚のオオハクチョウは黄色部がくちばしの半分より長く、先端が斜め
にカットしたように尖っていますが、4枚目のコハクチョウは黄色部がくちばしの
半分より短く、先端が丸いと言うかタテにカットされています。
 そして、まれな冬鳥として少数が渡来する「アメリカコハクチョウ」は、くちばし
全体が真っ黒で、ここ大沼では5年間に一度しか見た事がありません。

でも、いよいよ冬鳥たちの季節が本格的に始まりますネ!!、 嬉しいネ~!!

2013/10/29

花と蝶「ツワブキとキタキチョウ」





仙台も、この一週間で一気に肌寒くなり、県北部鳴子温泉の景勝地“鳴子峡”では、
紅葉も見頃を迎えたようです。
 そして、蝶たちの姿もだいぶ少なくなりましたが、そんな中で良く見かける蝶々が、
この「キタキチョウ(北黄蝶)」たちです。
 ここ仙台市野草園でも、枯れかけたアザミの花の周りに集団で飛び交っていたり、
10~11月が花期の「ツワブキ(石蕗)」の花にも、蜜を求めて集まっていました。

【「キタキチョウ(北黄蝶)」の特徴と生態】
キチョウはシロチョウ科キチョウ属に分類されるチョウの一種で、草原や畑、道端
や市街地などでごく普通に観察できる子です。
 従来「キチョウ」とされていた種は、キチョウ(ミナミキチョウ、南西諸島に分布)
とキタキチョウ(本州から南西諸島に分布)に分けられることになりましたが、外見
による識別は難しいようです。
 前翅長は20~27mmで、近縁のモンキチョウよりもやや小さく、翅は黄色で、
オスの方が濃い色をしています。
(この写真では、飛んでいる子がメス、花に止まっている子がオスですネ!!)
 前翅、後翅とも外縁は黒色に縁どられ、裏側には褐色の斑点がありますが、夏
型と秋型があり、夏型は外縁の黒帯の幅は広いですが、秋型は黒色の縁が先端
に少し残るか、もしくはまったく消えています。

成虫は年5~6回発生し、越冬も行う子たちのようで、実に元気な子ですよネ~!!

2013/10/27

花と蝶「リンドウとコミスジ」



10月下旬、仙台市野草園の花々も一気に数が減り、秋を代表するお馴染みの
「リンドウ(竜胆)」や、その名を知らない数種類程しか見かけなくなりました。
 そして、蝶たちも一緒に姿を消してしまいましたが、この日は「コミスジ」が一頭、
リンドウの花に絡んでくれました。
 早春から晩秋まで、冬以外は年間を通して見かける地味な子ですが、花も蝶
も寂しくなった今、この子たちの貴重なコラボに感謝です。

【「コミスジ(小三條)」の特徴と生態】
コミスジはチョウ目タテハチョウ科に分類されるチョウの一種で、名前の通りの
翅の模様と飛び方に特徴のある子です。
 日本では、南西諸島以外ほぼ全域に分布しており、成虫は4月から11月迄
長期間見られ、その間に1~4回発生します。
 成虫の前翅長は23~31mmで、翅は横長で黒褐色をしており、白帯が前翅
に一本、後翅に二本斜めに走ります。 翅を開くとこれらの帯模様が「三の字」
に見えるのでこの名がつきました。
 この帯模様以外にも、前翅のやや外側には横長の白斑が並びます。 翅裏も
同じ模様ですが、地色は明るい茶色で、体には緑色の毛が生えています。

飛び方はパタパタと数回羽ばたき、数秒ほど水平に開いて滑空する姿が面白く、
白黒に色分けされた紙切れが風に飛ばされているようにも見えます。
この時期、その翅も二ヶ所傷んでおり、たび重なる台風のせいでしょうかネ!!

2013/10/25

今日の野鳥「水辺のヒソヒソ話し!!」





「なあなあ!、あたいたちを覗き見していた出歯亀オッチャン!!」
「なんか、最近腰痛でダウンしたらしいで~!!」
「ここんとこ、腰を屈めてヨタヨタ歩いとったさかい!!」
「母ちゃんを、交通事故で怪我させたバチかな(?)」
「そう言えば、母ちゃんも腰痛とか言いよったな~!!」
「似た者夫婦って、どの生き物も同じなんやな!!」
「あんた、そんなことを言いながら、よう食いよるな~!!」
「あの夫婦も、二人揃ってデブやから気いつけんと!!」
「そやな~!、メタボは万病の素やからな!!」
「でも、聞き耳を立てている、気色悪いオッサンはだれやろ(?)」

てな話をしているような「オオバン(大鷭)」のご夫婦ですが、ちょっと腰を痛めて
昨日がレントゲン、来週月曜日がMRI検査となってしまいました。
 そんな訳で、Myブログの交信がしばし不定期となることをお知らせ致します。
皆さ~ん!!、健康って大切なんですよネ~!! ( しみ!じみ!)

2013/10/24

立ち寄り湯「宮崎・白鳥温泉“下湯”」





昨日はハクチョウの飛来を記事にしましたが、今日は温泉の白鳥のご登場です。
 ここは鹿児島の湯めぐりの「〆の湯」となった場所ですが、市営の日帰り温泉
に簡易宿泊施設が併設された二つの湯宿があります。
 まずは、眼下にえびの市内を一望できる露天風呂を持つ「上湯」に行きますが、
駐車場は満車で道路にまではみ出しております。
 そんなことで、今回は「下湯」の大浴場と露天風呂にお世話になりました。
杉の大木を使った木造二階建ての受付を通り、裏側の温泉棟に向かいますが、
大浴場では男の子三人を抱えた子育てオヤジが孤軍奮闘しておりました。
 今回は本当に旅の最後の最後、投稿記事にもやや力が入りませんが、どうせ
同じ300円なら、抜群のロケーションの「上湯」なんですよネ~!!

2013/10/21

湯めぐり雑感「高速バスも停まる二日市温泉」





さて、仙台から向かう九州各地への旅は、福岡に前泊または後泊が多いのですが、
今日はそんな時に利用しているホテルと温泉のご紹介です。
 福岡空港を発着する高速バスで、九州自動車道を南下する路線は、二日市温泉
前が最初又は最終のバス停になっております。

そして、二日市温泉の共同浴場と言えば二つ、一枚目の「博多湯」と次の「御前湯」
ですが、のんびりしたい時は「旅館 扇屋」の源泉かけ流しの湯ですね。
 最後は翌朝の風景ですが、扇屋のお隣が我が定宿、「パープルホテル」素泊まり
4,500円、こことご近所で軽く一杯が一番割安なんです。

 (影の声) : 「そんなことを言って、上手くいったことってあったっけ(?)」

なお、一番好きな「博多湯」と、二日市温泉の詳しい解説と写真はこちらで~す!!
   http://blogs.yahoo.co.jp/hitounimegumare/23179906.html

2013/10/20

今日の野鳥「森のデストロイヤー!!」



この日は久しぶりの太白山自然観察の森ですが、シジュウカラやヤマガラ、そして
ヒヨドリ以外の鳴き声は聞こえず、まだ里山に冬鳥たちの到着はないようです。
 シャッターを押さないままのトボトボの帰り道、前方から木を叩く音がしますので、
もしかしたらと思い近づくと、やはり「森のデストロイヤー!!」アオゲラでした。

【「アオゲラ(青啄木鳥)の習性】
本州から屋久島に留鳥として分布し、低山のよく茂った広葉樹林に暮らす、日本
列島固有のキツツキです。
 主に木の幹で昆虫やその幼虫を捕るほか、地上でアリを食べることもあり、また
秋には柿などの木の実もよく食べます。
 オスは赤い頭上が後頭までつながっており、メスの赤は後頭だけなので、この子
はオスの「アオゲラぽんちゃん」でした。

さて、ここは3階建ての「鳥の観察小屋」で、現在は老朽化のため使用禁止なので
被害届けは出されませんが、蔵王山麓の別荘地などでは嫌われ者のようですね。

2013/10/19

今日の野鳥「オオタカ(大鷹)」



昨日は久々の鳥見・鳥撮りでしたが、ヤマガラ君のご忠告の通り、野生の感が
だいぶ鈍ってしまったと痛感するひと時でした。
 我が家から広瀬川の次に近い野草園を観察場所にし、ガマズミやウメモドキ
の赤い実に集まる鳥たちを狙っていましたが、すべてが木々の中に入り込んで
しまい絵になりません。
 その後しばらくすると背後でカケスが騒ぎ始め、もしかするとこちらに来るかと
期待して待ちますが、どうもそれとは違うようです。

「そう!、カケスもカラスの仲間だったんですよネ!!」
 騒ぎが収まらないので芝生広場に上ってみると、樹上にお腹の白い猛禽類が
いるではありませんか。
 でも、その前の枝葉が邪魔をしており、廻り込んでカメラを構えた時には
既に後向き!! 僅か6~7枚の証拠写真に終わりました。

【「オオタカ(大鷹)」の習性】
本州と北海道の低山に留鳥として分布する、猛禽類の代表選手が「オオタカ」で、
主にハトやカモ類などの中型の鳥を捕えて食べております。
 冬には平地の水辺や農耕地、市街地にも現われ、ここ仙台でも広瀬川河畔の
木々にも止まっていましたが、中州の撤去と河畔の木々の伐採により、その姿を
見ることはなくなりました。
 里山の自然のシンボルとして近年注目されていますが、仙台市や国の行政は
この子たちには優しくないようです。
でも、八木山や青葉山では暮らしていますので、是非頑張って欲しいものです!!

2013/10/18

今日の野鳥「人間いくつになっても教育と教養」





いつかはこの日が来ると思っていましたが、ヤマガラ君からキツ~イお小言です!!

  「なあなあ!!、温泉バカのおっちゃんって!!」
  「最近、温泉とお祭りばっかりやんか!!」
  「野鳥盗撮と自然観察はどうしたん(?)」
  「鳥撮りのお友だちもいなくなるで~!!」

  「おっちゃん、いつも言ってたやんか!!」
  「人間いくつになっても教育と教養だ~って!!」
  「要は、今日行く所と今日の用事やろ!!」
  「放っておくと、もう遊んであげへんで!!」

我が年代の“やる気”に必要なのは、今日行く所(教育)と今日の用事(教養)でしたね。

2013/10/17

一番町通りにて「伊達アカ 2013」







先週末12.13日の仙台のイベントは、先に「みちのくYOSAKOIまつり」を登場させ
ましたが、会場を別にして更に2つのお祭りが開催されていました。
 その一つが、2009年10月に第一回目が開催された、東北地区最大のアカペラ
の祭典、「伊達な街四丁目アカペラストリート」、通称「伊達アカ」で、今年は一番町
通りに4つのステージを設けて開催されました。 (出演バンド数122チーム)

更に今年は、ぶらんど~む一番町高層アーケード完成20年を記念し、「ばんぶら
ぁぁとふぇすた」が同時開催され、この通りのマスコットキャラクター「ぶらんど~む・
エモドナル五世」の登場を合図に、突然繰り広げられたストリートパフォーマンスの
“SCAゴスペルアンサンブル”、その踊りと歌声がステキでした。

【“ぶらんど~む・エモドナル五世”とは】
伊達政宗公の時代から一番町に生息していたらしい謎の生物の子孫。 一節には
400年前に支倉常長(慶長遣欧使節)と一緒に欧州から渡来したとも言われる。

五世は、東北を代表するファッション・ブランド街で生まれ育ったため、根っからの
伊達者で、ジャケットとネクタイが大のお気に入り。
街のシンボルである≪支倉時計≫に自分のルーツを感じ、いつも寄り添っていた
ところ、いつのまにか時計と一体化し気持よく寝ていたが、先の大震災でその時計
が倒れた拍子に再び街に飛び出した。 とか(?)

2013/10/16

今日の名湯「鹿児島・丸尾温泉“旅行人山荘”」






自然豊かな霧島連山の南斜面、標高600~900mにかけて北から、新湯、林田、
硫黄谷、丸尾、湯之谷、殿湯、野々湯、関平、栗川などの点在する一大温泉群が
鹿児島を代表する「霧島温泉郷」です。
 なかでも中核にあたるのが、えびの方面と国分方面の分岐点にあたる丸尾温泉
で、宿泊施設も大型ホテルが中心、あちらこちらから蒸気が噴出しています。
 鹿児島の旅で最後に選んだお宿は、その中でも数々の文人墨客ゆかりのお宿、
ここ「旅行人山荘」でした。
 平成11年に、旅人が気軽に霧島に訪れられるようにと、霧島プリンスホテルから
名前を改名し、よりリーズナブルな値段で温泉と料理が楽しめるようになりました。
 お宿の客室はすべて海側に面し、露天風呂付きの2階、広いベランダ付きの3階、
4.5階は窓を開ければ展望台と、顧客の多様なニーズを満足させる設計、そして
4つの露天風呂はすべて貸切制などと、人気の高さを随所に見せてくれました。

【スナップ写真の解説 (掲載順)】
  1、 翌朝、足湯からの帰り道、建物全景を記念撮影
  2、 2階客室の露天風呂と食事処、その下は大浴場
  3、 夕暮れ時「赤松の湯」入口にも火が灯りました
  4、 ポスターなどを飾る貸切露天は感激でピンボケ
  5、 大浴場露天から、夕暮れの錦江湾と桜島を望む
  6、 高級感は無いが、一つ一つの調度品にも気品が
  7、 こんなキレイな喫煙処も見たことがありません!!
      (3.4の二枚は削除しました!!)

9日間に渡る長旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。  (深謝!!)

2013/10/15

立ち寄り湯「鹿児島・日当山温泉“岩戸温泉”」





鹿児島の湯めぐりも終わりが見えてきましたが、二日目のお宿に向かう途中、
天降川が国分平野に注ぎ込んでゆったり流れる住宅地に湧き出ているのが、
西郷どんの湯「日当山温泉」でした。
 ここは鹿児島で一番古い温泉郷と言われ、天降川の両岸に旅館・ホテル
や共同浴場、家族湯など30数軒が散在する湯の街です。
 ナトリウム-炭酸水素塩泉の湯はリウマチや胃腸病をはじめ、色白の美肌
を作るといわれ、昔から女性に人気が高かったようです。

今回はそんな日当山温泉の中から、九州温泉道“八十八湯めぐり”にもノミ
ネートされている、「岩戸温泉」にカーナビを設定しました。
 でも、おや!おや!町中からどんどん外れ、のどかな田園風景に変わり、
何とも庶民的な共同浴場に連れて行かれましたよ!!

でもでも、人も温泉も“見てくれ”だけで評価してはいけません!!
 受付で入浴料300円を払い、ゆったりした脱衣室を通り、大浴場に見えた
のはご立派な岩造りの広い浴槽、そして源泉かけ流しの湯はつるつる感が
直前に入ったお湯ともだいぶ異なります。
 凄い!という表現の泉質と、あの値段では申し訳が無いというお湯でした。
二階の個室での休憩は入浴料込み1,000円、3,500円で素泊まりも可、
お向かいには格安500円~1,000円の家族湯が8つもありました。

2013/10/14

今日の古湯「鹿児島・藺牟田温泉“下ノ湯”」





今、旅のガイドブック等を見ると“藺牟田(いむた)温泉”と言えば、藺牟田湖畔に
建つ公共のお宿「いこいの村いむた池」が出てきますが、元々はこの共同浴場と
数軒のお宿が寄り添う鄙びた湯の街が本家なんです。
 薩摩川内市の山あいにある温泉で、北薩の秘湯として知られ、古くは砂石温泉
と呼ばれていました。

温泉の歴史は古く、約1,000年前から湧出していたと伝えられ、羽に傷を負った
ムササビ(鷹という説もある)が湯を浴びていたことから効能があると考えられる
ようになり、浴槽が設置されたそうです。
 このため羽晒(はざらし)温泉と名付けられ、後に転訛して砂石(さざらし)温泉
となりました。

現在では、藺牟田池周辺が観光地として整備され、藺牟田温泉と呼ばれるように
なりましたが、源泉温度48~60℃、多量のラドンを含む名湯は変わりません。
 ライオンの湯口からはコンコンと源泉が注ぎ込まれ、浴槽は絶えず溢れており
ますが、温泉の成分でライオンの頭は石化しております。
もちろん飲泉可、左右2ヶ所から源泉が注がれ湯温も味も微妙に違うそうですよ。

2013/10/13

「みちのくYOSAKOIまつり 2013」の舞姫たち





東北はひとつを合言葉に、今年も「みちのくYOSAKOIまつり」が昨日、今日の2日間
にわたって開催され、17時過ぎからは表彰チームの披露と総踊りで幕を閉じます。
 このまつりが誕生して16年になりますが、参加チームは年々増え、今年は18都
道府県から180チームが集まってくれました。
 仙台市の地下鉄沿線に、泉中央駅から長町駅まで9会場と、巨大なまつりに成長
したものですが、ものぐさ親爺は勾当台公園駅の3会場を徘徊しておりました。

えっ!、今年は幼な子ばかりを狙っているって!、ならば最後は熟女のご登場!!
今年のポスターになったお姉さまに〆て頂きましょう。  (全モデルさんに感謝!!)