さようなら!!「福島・不動湯温泉」!!
昨日のTVニュースで火災を知り、今朝の新聞でも全焼した旅館の姿を見ると、
改めて残念としか言いようがありません。
しかも、宿泊者にはけが人はいなかったものの、従業員のお一人とみられる
ご遺体が発見されるとは、ただただお悔やみの言葉しかありません。
ここは土湯温泉からさらに奥に入った山間に湧く一軒宿で、1~3月は休業に
なる可愛らしい木造のお宿でした。
創業は1917年(大正6年)で、詩人の高村光太郎、智恵子夫妻が泊まった
宿としても知られ、玄関を入った広間には沢山の色紙が飾られていました。
本館の建物の1階には「第一内湯」、急な階段を下りたところには「第二内湯」、
更に外に出た谷底には「混浴露天」と、三つの源泉を持つお宿でもありました。
写真は2009年10月末訪問時のものですが、ちょっと古いですかネ~!!
さようなら!!、100年の歴史と谷底の露天風呂!! (合掌)