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2013/05/18

広瀬川の風景「イワツバメ(岩燕)」



今、太白山で賑やかな子たちが「コサメビタキ」だとすると、広瀬川で賑やかな
集団は、この「イワツバメ(岩燕)」たちでしょう。
 一般的な「ツバメ」の全長が17cmに対し、この子たちは14.5cmと小さく、
二股の長い尾羽も短くて、切れ込みも浅くなっています。
あと、一緒に飛び交っていて違いが分かるのは、白いウエストでしょうかネ!!

【ツバメとイワツバメに見る都会の住宅事情】
人家の軒に巣を作ることから、古くから“幸せを運ぶ鳥”として親しまれてきた
「ツバメ」ですが、都会では最近激減しております。
 それに対し、山地の岩壁などに営巣する「イワツバメ」は、ビルの壁面を崖に
身立て、都会にも進出するようになりました。
 ここ広瀬川には橋が沢山ありますので、橋桁が絶好の住宅地になりますし、
河畔は巣材の調達に、そして狩り場にもなるので沢山の子たちを見かけます。

2013/05/17

広瀬川の風景「ダイサギ(大鷺)」



広瀬川からオオハクチョウやユリカモメが去って一月、5月に入るとサギ
たちが代わる代わる姿を見せるようになりました。
 今日登場する「ダイサギ(大鷺)」は、日本で見られるシラサギ類では
最も大きい子ですが、この時期冬には黄色のくちばしも黒色に、目先は
青緑色に変わり、飾り羽の手入れにも余念がありません。
 仙台港にあるキリンビール仙台工場の混合コロニーも、そろそろ子育
てで賑やかになる季節が近づきました。

2013/05/16

今季の夏鳥「クロジ(黒鵐)の若様」



さて、太白山自然観察の森の夏鳥シリーズも、いよいよ最後となりますが、
今日の夏鳥は「クロジ(黒鵐)の若様」です。
 全長17cmほどのホオジロの仲間で、オスの夏羽は全身、いぶし銀の
ように美しい灰黒色となりますが、メスは褐色味が強いままようです。
 本州中部以北の、特に日本海側の雪の多い地域のブナ林などで繁殖
するようですが、こちらの山里でもたまに見かけます。
黄緑色の「アオジ」とも、姿形や顔つきが良く似ていますよね。
 この時は、ちょっとだけよ!!といった出現でしたが、全体が真っ黒では
なかったので、第一回夏羽の若様(♂の若鳥)のようです。

2013/05/15

今日の夏鳥は「フライングゲット」



AKB48を卒業した前田敦子のモノマネで大ブレイク中の“金太郎”では
ありませんが、今日の夏鳥は「フライングゲット」です。
 この子の正式な名前は「コサメビタキ(小鮫鶲)」といい、今、この森で
一番活発に飛び回っている、全長13cmほどの小さな夏鳥です。
 とまっていた枝から飛び立ち、飛んでいる昆虫を捕らえ、元の枝に戻る
ことから、古くは「小揚がり」の異名があります。
 こうした採食行動を英語でフライキャッチングといい、同様の行動をする
仲間をフライキャッチャーと呼びますが、今の日本ではフライング・ゲット
の方が、分かりやすい表現かも知れませんね。

2013/05/14

「からたちの花」と笊川の風景



夏鳥の世界がまだ続きますので、今日はコーヒーブレイクといたしましょう。
 今日のタイトル「からたちの花」は、北原白秋作詞、山田耕筰作曲の日本
の童謡ですが、今、太白山自然観察の森の林道の畑にも咲いています。
 そして、林道沿いに流れる笊川の水も温み、ご覧のように小魚たちも岩陰
から顔を出し、春になったと思うべな~♪♪

【北原白秋作詞「からたちの花」】
  からたちの花が咲いたよ
  白い白い花が咲いたよ

  からたちのとげはいたいよ
  青い青い針のとげだよ

  からたちは畑の垣根よ
  いつもいつもとほる道だよ

  からたちの秋はみのるよ
  まろいまろい金のたまだよ

  からたちのそばで泣いたよ
  みんなみんなやさしかったよ

  からたちの花が咲いたよ
  白い白い花が咲いたよ

明日からは、ブンブン飛び交う「コサメビタキ」と、ちょっとだけよの「クロジ」です。

2013/05/13

今季の夏鳥「センダイムシクイ(仙台虫喰)」②



太白山自然観察の森で、今一番賑やかなのが「センダイムシクイ(仙台虫喰)」です。
 この日も、あちこちから「焼酎一杯ぐい~!!」の鳴き声が聞こえてきますが、
トンボの沢のモミジの木には、丁度狩りの真っ最中の子がいました。
高さが2~3mぐらいで近くだと、愛らしい眉毛もキレイに写せるんですよね。

【大サービスの「センダイムシクイ(仙台虫喰)」】
「おっちゃんもヒマやな~!!、また来たんかい!!」
「何、ムシクイなら虫をとって見せろって!!」
「そんなの訳ないけど、おっちゃんの腕がどうかな(?)」
「じゃ~!!、行くで~!!」
「ほれ!!、撮ったか~!!」
「どれ、どれ、見せてみ~!!」
「まあ、そんなもんかいな!!」
「でも、ちょっと小物やったな!!」
「折角だから、いつもより大きくアップしてや~!!」
「何せ、お客様は神様やからな!!」           (至れり尽くせりで、ペコリ!!)

2013/05/12

今季の夏鳥「オオルリ(大瑠璃)とキビタキ(黄鶲)」②





9日、太白山自然観察の森で次に出会った子が、メジロとカワラヒワですが今回の
投稿はパスをして、「オオルリ(大瑠璃)とキビタキ(黄鶲)」パート2です。
 この子たちは、夏の彩りを求めて、ついつい♂を追いかけてしまいますが、今日
はペアでご登場いただきましょう。
 こう言っては失礼ですが、とちらの鳥さんも地味で色合いが似ており、突然二人
をお見かけしたら、どちらがどちらか見分けがつきません。

【お二人の若奥様からクレーム!!】
「あんな~!、おっちゃん!!」
「生臭い人間の尺度で、物を言ったらあかんで~!!」
「そう、そやで~!!」
「ちゃんと、傍にダーリンがいるんやさかいな!!」
「んだ!、んだ!」 (あっ、いかん訛ってきよった!)
「それも、よう見てみい!、イケメンやろ~!!」
「イケメンやろ~!!」
「しかも、めっちゃラブラブや!!」
「うちだってラブラブや!!」
「おっちゃんとこ、仮面夫婦だって聞いたで~!!」
「なん(?)、仮面夫婦って(?)」  「シィ~!!」
                              (無言で、すごすご退散です!!)

2013/05/11

今日の野鳥「マヒワ(真鶸)」



9日、太白山自然観察の森で最初に出会った子が、この「マヒワ(真鶸)」ですが、
コナラの木ではほとんどが枝被りや葉隠れ状態なので、昨日(10日)の広瀬川
河畔の子たちに代役をお願いいたしましょう。
 こちらでは、河畔のヤナギの花が実を結んでおり、6羽ほどの小さな群れが
お食事中でした。
 さて、広瀬川河畔ではこの5年間の堆積土砂撤去作業で、中州や寄州の木々
もその多くが伐採されてしまいましたが、北へ帰るこの子たちにとっては貴重な
栄養源なんですよね。

2013/05/10

「新緑の太白山と先住民たち」




昨日(9日)は鳥撮り日和、太白山自然観察センター前のコナラの大木には、
北へ帰るマヒワの群れがお食事中で騒がしく、やや前に進むとオオルリの♂、
そしてコサメビタキやキビタキの出現と続きます。
 終盤には、鳴き声だけのコマドリや、ちょっとだけよ!のクロジなども相手
をしてくれ、いつもながらの楽しい「一人鳥見の会」でした。
 でもでも、最後の〆のご挨拶には、ニホンカモシカも久々の登場で、賑や
かな新緑の太白山となりました。

【ニホンカモシカとカキドオシの共通点】
本日のグリコのおまけ「カキドオシ(垣通し)」は、日本全土の道端などに自生
する多年草で、茎は長く横に這い、ところどころから根を下ろします。
 横枝は多少立ち上がることもあり、葉は長い柄があって、睡蓮の葉のような
円形から狭い扇形を切り取ったような形です。
 開花期はこの時期(4~5月)で、花は葉腋から出て、薄い紫色から紅紫色
で斑点があります。

隣接地から垣根を通して侵入してくることが、「カキドオシ(垣通し)」の名前の
由来となっていますが、この子もニホンカモシカも、昔からこの地に暮らして
おり、我々人間の方が、どこからか垣根を越えて侵入してきたんですよね。

【お詫びと訂正】
ここに掲載した花の名前は、正しくは「ラショウモンカズラ(羅生門葛)」でした。
文章はそのまま残しますが、お詫びと訂正をいたします。  (5月11日22時)

2013/05/09

今日の野鳥「ホオアカ(頬赤)」



昨日は太白山山麓の鳥たちをご紹介しましたが、広瀬川河畔の鳥たち
も賑やかになってきました。
 以前、広瀬川ではツバメ、コムクドリ、ノビタキ、そしてヒバリといった
夏鳥をご紹介しましたが、河原では今、「アオジ」や「ホオアカ」そして
「イソヒヨドリ」などの留鳥に交じり、あの「オオヨシキリ」の行々子い囀り
もいよいよご到着です。
 今日はそんな中から、ほっぺたを赤くして囀る、「ホオアカ(頬赤)」の
愛らしい姿をご覧いただきましょう。

【「ホオアカ(頬赤)」の特徴】
全長16cm、赤褐色の頬と白い胸にある黒と褐色の横帯、灰色の頭で、
ほかのホオジロ類と見分けることが出来ます。
 九州以北に留鳥として分布し、本州中部以南では高原、北日本では
平地の草原に住みますので、広瀬川でも見ることができます。
 ただし、北の子たちは冬は暖地に移動して越冬しますので、この季節
にこんな姿で見かけることが多いですね。

2013/05/08

今季の夏鳥「オオルリ(大瑠璃)とキビタキ(黄鶲)」





ご覧の鳥さんたちは、湯めぐりに行く前日(今月2日)に、太白山自然観察の森で
出会った子たちです。
 この日は予告記事の通り、センダイムシクイやエゾムシクイの囀りが賑やかで、
コサメビタキがブンブン飛び交っておりました。
 今ではオオルリも囀るようになりましたが、この時はどちらも無言で動くため、
追いかけるのに多少苦労をしました。
 次回は証拠写真ではなく、綺麗に撮ってあげたいのですが、分かってくれない
かな~!!、この気持!!
(なお余分かも知れませんが、鳥さんの名はそれぞれ体の色合いの通りです!!)

2013/05/07

立ち寄り湯「吹上温泉“間欠泉露天風呂”」





鳴子温泉郷から国道108号線(仙台・秋田ライン)を、北に12kmほど行くと
鬼首(おにこうべ)温泉郷があります。
 複式火山(カルデラ)として知られる荒尾岳の山麓には、33もの源泉が湧き、
これが古くから玉造八湯と呼ばれる鬼首温泉郷です。
 のどかな山間を歩けば至るところに熱泉が流れ、立ち上る湯煙が全国屈指
といわれる源泉と湯量の豊富さを物語っています。

この温泉郷の中心になっているのが「吹上温泉」で、ご覧の15分おきに15m
ほどの湯柱が吹き上げる間欠泉(入場料400円、9時~16時半、無休)や、
大小の源泉が湧く渓流沿いを散策できる「地獄沢」、亜硫酸ガスが噴き出す
「荒湯地獄」など、自然の荒々しさとパワーを見せつける観光スポットが点在
しております。

【見せたがりやの湯“間欠泉露天風呂”】
実は、この間欠泉のすぐそばに「足湯」、そしてこの「間欠泉露天風呂」があり、
タオルを持参していれば自由に入浴できます。
 ただし、ここは観光スポットの真っただ中!!
間欠泉が吹き上げるのを待つお客たちは、必ず隙間から中を覗き込みます。
せっかく入場料も払ったのですから、ナイスパディーを見せちゃいましょうか。

なお、どうしても間欠泉に入浴したい方は、こちらの温泉をご利用ください!!
  http://blogs.yahoo.co.jp/hitounimegumare/11811394.html

2013/05/06

連休中は近場の湯「中山平温泉“仙庄館”」





今回のプチ湯治に選んだ「中山平温泉」は、鳴子温泉から国道47号線を山形県
新庄方面に向かい、鳴子峡を越えた先にある鄙びた温泉地です。
 温泉宿は国道沿いや、国道から山道を下り、陸羽東線の線路を越えた大谷川
沿いにぽつぽつと点在していますが、今回は妻や娘夫婦が一緒ということもあり、
鉄筋コンクリート造りの“仙庄館”を予約しました。

このお宿は、大谷川沿いにある見晴らしの良い露天風呂や、貸切露天が売りで、
泉質は単純硫黄泉の乳白色の湯ですが、季節や時間に関係なく、淡い緑色から
乳白色、無色透明まで変化を繰り返す湯めぐりも楽しめます。
でも当日4回、翌朝も3回入浴すれば変化が分かりますが、普通の人はネ~(?)

周辺の桜はやっと開花、ご覧の通り“花見風呂”とはなりませんでした。 (残念!)

2013/05/05

今日の名湯「東鳴子温泉“馬場温泉”」





鳴子温泉郷の中でも最もマニアに好まれる「東鳴子温泉」は、以前「大沼旅館」
と「高友旅館」をご紹介いたしました。
 そんな中でもさらにマニア垂涎の湯が「馬場温泉」で、もちろん旅館の中にも
男女別浴室はありますが、とっておきの共同浴場の湯をご紹介します。
 民家の庭先にある事を知らなかったら立ち寄らない内緒の湯で、基本的には
地元の方向けの共同浴場、建物の入口には入浴時間9時~5時、大人300円、
子ども100円、料金は旅館の受付へ、との表示がありました。

【湯小屋が国指定文化財になった共同湯】
2枚目の写真は手前に改築された湯小屋、奥に母屋を入れてみましたが、昭和
初期の建物には、何か威厳さえ感じられます。
 実はその母屋と改築前の湯小屋、物置や蔵等をセットにして、国指定文化財
の指定を受けており、簡素な湯小屋には、20m先の母屋の裏に湧く“馬場乃湯
1号”が引き込まれております。

お湯は源泉温度46.5℃の純重曹泉で薄い黒褐色、湯口からジャプジャプ流れ
込むお湯は浴槽を満たし、どこから入っても熱い!の一言です。
 しばらくかけ湯で体を慣らして浴槽に身を沈めると、まもなく体中が泡に包まれ、
泡の弾ける音と湯の香りに顔がほころんでしまいます。
 以前は混浴であった庭の湯小屋も、今は“入浴中”の木札を差し込めば、30分
以内の貸切使用となるようで、何とも贅沢なひと時を過ごせました。