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2013/04/30

初午まつり「火伏せの虎舞」 (前編)





宮城県北部の加美町中新田地区は三つの酒蔵の街、ここに古くから伝わる
「初午まつり 火伏せの虎舞」が、初午の日(29日) に行われました。
 お囃子にのって、色鮮やかな山車と虎が町内を練り歩き、各家々の防災と
家内安全を祈るお祭りですが、昨日は天候にも恵まれて、メイン会場となる
中新田花楽小路は多くの人で賑わいました。
 虎舞い演舞はいくつかの会場で行われましたが、それぞれ雰囲気が異なり
ますので、2回に分けてご紹介します。 (太鼓のバチの形が面白ですネ!)
 前編はメイン通り「寅や」の高屋根に登り、そこで繰り広げる勇壮な舞いと
言いたいところですが、このグループは腰が引けてお座り状態でした。

【初午まつり「火伏せの虎舞」の由来】 (お土産の説明書きを転記)
今から約六百五十年前、春先に大火の多かった加美町中新田で、虎の勢い
を借りて風をしずめ、火伏せを祈念したのが起源。
 中新田城主、大崎氏の始祖、斯波家兼公が奥州管領として中新田に城を
築き、住民を守るため「雲は龍に従い、風は虎に従う」の中国故事にならって
城の氏神として城内に稲荷明神を祀り、毎年初午の日(4月29日) に奉納し
たのが始まりと言われております。

2013/04/29

花と蝶「タンポポとキタテハ」




仙台市周辺の野山も、野鳥たちの鳴き声で一気に賑やかになってきましたが、
この時期一番助かるのは被写体の数です。
 この日も野鳥を撮りながら、途中から蝶を追いかけており、佐保山林道の
周囲に咲き始めたタンポポに集まる子たちと遊んでおりました。
 今回は3種類を登場させましたが、最後はやや地味な「キタテハ(黄立翅)」
をご紹介いたしましょう。

【「キタテハ(黄立翅)」の特徴】
タテハチョウに分類されるチョウの一種、名前の通り翅の表が黄色の蝶です。
 成虫の前翅長は25~30mm、翅の縁に大小の突起があり、先がとがって
います。 翅の表側は前後とも黄色で、褐色の縁取りと黒い斑点があります。
また、後翅の表の黒斑の中には水色の小さな点も見られます。
 夏に発生する成虫(夏型)はくすんだ黄色で、縁取りや斑点が黒っぽいが、
秋に発生する成虫(秋型)は黄色の部分が鮮やかな山吹色で、褐色の縁取り
が薄く、黒い斑点も小さいようです。

ちなみに、春先に見られる子は成虫で越冬した子で、“秋型”なんですよネ!!
(今回は枯れ葉ばかりなので、おまけの小さな春ちゃんは「スミレ」です!!)

2013/04/28

「オヤジに舌打ちする生意気なやつ!!」



青葉山公園でアカゲラとのラッキーな出会いがあり、この日はメタボ解消のため、
上機嫌で公園をもう一周することにしました。
 さて、竜ノ口渓谷から流れ出る小川の脇を通り抜けて、第3コーナーを廻った
ところで、笹藪からチャッチャッを更に甲高くした、チェッ!チェッ!の声が聞こえ、
振り返ると茶色い小さな塊り、この日二度目のラッキー鳥との出会いでした。

【「ヤブサメ(藪雨)」の特徴】
全長10.5cmと超小型の鳥で、頭から上面は淡い茶褐色で、下面はさらに薄い
色合いのおチビ鳥です。
 ウグイスやムシクイ類に似ていますが、体が小さくて尾羽が短く、眉斑は汚れた
ような白色、同じ大きさのミソサザイと比べても尾の長さが違います。
 繁殖期のオスは、「シシシシシ…」と尻上がりになる、虫のようなか細い声で囀り
ますが、地鳴きはウグイスに似てチャッ、チャッです。
 夏鳥として屋久島以北に渡来し、丘陵から低山の下生えのある暗い林に暮らし
ますが、茂みの枝から枝を移動して餌の虫を探し、地面に下りることも多いので、
なかなか出会いのない子です。

最後になりますが、「チェッ!チェッ!」はこの子の警戒音だったんですよネ~!!

2013/04/27

「オヤジも歩けばアカゲラに当たる!!」



我が鳥撮りの世界は、計画性ゼロ、技術力ゼロ、いつも頼りにしているのは、
AFモードと連写、そしてその日の光線任せという他力本願です。
 もっぱら「犬も歩けば棒に当たる」と「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」を念仏
代わりの野鳥盗撮ですが、そんな私でもこの日はビックリでした。
 ここは青葉山公園テニスコート脇の雑木林ですが、野鳥が見えないので、
せめてリスでもと思いながら、ボォーッ!と頭上を眺めていると、すぐ後から
木を叩く音がします。
 いつもは首が痛くなるような高さの「アカゲラ(赤啄木鳥)」ですが、この時
の高さはせいぜい4~5mで目の前の木、撮れる時には撮れるんですね!!

「おっちゃん、それはちゃうで~!!」
「あまりにも、哀れな後姿なんで!!」
「ちょびっと、同情のコンコンや!!」    (それはそれはありがとさん!!)

2013/04/26

花と蝶「タンポポとクジャクチョウ」




仙台市周辺の野山も、野鳥たちの鳴き声で一気に賑やかになってきましたが、
この時期一番助かるのは被写体の数です。
 この日も野鳥を撮りながら、途中から蝶を追いかけており、佐保山林道の
周囲に咲き始めたタンポポに集まる子たちと遊んでおりました。
 今回は3種類登場しますが、二番目はやや大きい「クジャクチョウ(孔雀蝶)」
をご紹介いたしましょう。

【「クジャクチョウ(孔雀蝶)」の特徴】
タテハチョウに分類されるチョウの一種で、名前の通り翅の表側にクジャクの
飾り羽のような、大きな目玉模様(眼状紋)を持つのが特徴です。
 成虫の前翅長は26~32mm、4枚の翅にある目玉模様は、水色の小さな
斑点を含んだ黒い大きな斑紋で、その周囲を黄白色の環、さらに外側を黒の
環が囲んでおります。
 この目玉模様は鳥類などの天敵から身を守る効果があると考えられている
ようですが、果たして役に立つのでしょうか。
 一方、翅の裏側は暗い褐色で、細かい縞模様がたくさん走っており、枯れ葉
や樹皮に止まって翅を閉じると、擬態となり周囲との見分けがつきません。

2013/04/25

花と蝶「タンポポとトラフシジミ」



仙台市周辺の野山も、野鳥たちの鳴き声で一気に賑やかになってきましたが、
この時期一番助かるのは被写体の数です。
 この日も野鳥を撮りながら、途中から蝶を追いかけており、佐保山林道の
周囲に咲き始めたタンポポに集まる子たちと遊んでおりました。
 今回は3種類登場しますが、最初はおチビの「トラフシジミ(虎斑小灰蝶)」を
ご紹介いたしましょう。

【「トラフシジミ(虎斑小灰蝶)」の特徴】
日本全土に分布するシジミチョウの一種で、翅の裏は白~明灰色の縞模様で、
後翅舌部にオレンジ斑と尾状突起を持ちます。 この羽裏の縞模様からトラフ
という名前が付きました。
 翅表は黒地で、オスは中心が青紫色に輝き、この子も飛んでいる時はキレイ
なブルー色を見せてくれましたが、花に止まると一度も翅を開いてくれません。
 蛹で越冬するため成虫は春早くから見られ、夏の終わりにかけて2回発生
します(寒冷地では6月羽化し年1回発生)。
 夏発生型は翅裏の白色にグレーがかかるため、名前の由来であるトラフ模様
は埋没気味になります。

2013/04/24

今季の夏鳥「センダイムシクイ(仙台虫喰)」





先日は広瀬川の夏鳥を紹介しましたが、市街地周辺の山々にも夏鳥が
一気に飛来し、だいぶ賑やかになってきました。
 その代表が、この「センダイムシクイ(仙台虫喰)」で、全長13㎝ほど
のウグイスの仲間です。
 名前の由来は、「チヨ、チヨ、ビー」と鳴くために、「千代虫喰」が「千代
虫喰(せんだいむしくい)」になったという説と、この鳴き声を歌舞伎の
「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」に出てくる「鶴千代君」と聞いて、
「仙台虫喰」になったという説があります。
もちろん私には、「焼酎一杯グィ~!!」と聞こえるんですけどネ~!!

  その1、「おっちゃん、こんちわ~!!」
  その2、「きれいにとってや~!!」
  その3、「くるっとまわるで~!!」
  その4、「ほんじゃあ、さいなら~!!」

実は、帰りに「オオルリ(大瑠璃)」も撮ったのですがボケボケでした!!

2013/04/23

広瀬川河畔の「銭形平次捕物帖」







10日程前にシベリアに帰ったオオハクチョウたちですが、実はちょいとブログに
は相応しくない、悲しい出来事がありました。
 幼鳥の一羽が、飛翔中に電線に翼をひっかけて大怪我をし、その子のために
親鳥たちも数日ここに留まっていたんです。
 今日は、そんな「翼の折れたエンジェル事件」を、夏鳥の「ツバメ(燕)」さんたち
に、分かりやすく演じていただきましょうか。

【広瀬川河畔の「銭形平次捕物帖」】
1、「む、むっ!、ツバメ界のイイ男・大川橋蔵とは、おいらのことさ!!」
2、「お~っ!、親分!親分!、てえへんだ~!!」
3、「河畔で傷を負っていた白鳥麗子が、悪人どもにかどわかされそうや!!」
4、「ほらっ!、銭形の親分、どこぞに連れていかれまっせ!!」
5、「黙ってこのまま、見逃して良いんですかい!!」
6、「八五郎、よう見てみい!、あれはな、助けているんや!!」 「んっ!!」

と言うことで、翼が折れて北へ帰れなくなった“白鳥麗子ちゃん”は無事救出され、
野生動物保護のNPO法人に引き取られることとなりました。
心配をされていた多くの皆様、まずは、めでたし!!めでたし!!の報告でした。

そして今、広瀬川の水面を滑るように、ツバメとイワツバメが飛び交っています!!

2013/04/22

仙台に眠る「鹿児島県人七士の墓」





昨晩はNHK大河ドラマ、綾瀬はるかちゃんの「八重の桜」でしたが、今日はそんな
時代に心を飛ばしてみたいと思います。
 実は、先日ご紹介した「瑞鳳殿」の手前にある「正宗山 瑞鳳寺」は、藩祖政宗公
の菩提寺として、寛永14年(1637年)、二代忠宗公によって建立された御一門格
寺院です。 御本尊は釈迦、文珠、普賢の三体で平泉毛越寺より遷したもの、梵鐘
は忠宗公の寄進によるもので県指定の文化財でもあります。
 さて、このお寺に意外な人たちのお墓があります。
      「鹿児島県人七士の墓」
「瑞鳳殿」の奥には戊辰戦争で亡くなった仙台藩士並びに関係者、2,600名の
弔魂碑がありますが、こちらは西南戦争に関係する方々のお墓なんですよね。

【仙台に眠る「鹿児島県人七士の墓」】  (説明書きを転載)
明治10年西南戦争に従軍し戦後官軍に投降した西郷軍は、国事犯として全国の
監獄署に護送された。 宮城県には椎原国幹(西郷隆盛の叔父)以下305名が
県監獄署に収容された。
 国事犯達は、自ら宮城県内の開発を願い出て、仙台、塩釜、野蒜、雄勝等で開
墾作業や築港工事に従事し、明治初期の宮城県の開発に大きな役割を果たした。
このうち13人は獄中で病のため歿してこの地に葬られた。
現在7基を残し6基は遺族に引き取られたという。 心から冥福を祈る。
                                  みちのく宮城鹿児島県人会

2013/04/21

今季最後の雪見風呂…(?)





4月21日は、JR熊ヶ根駅で解散後、いつもの立ち寄り湯 「作並温泉“一の坊”」
に向かいますが雪はさらに強くなり、ワクワク・ドキドキのドライブを楽しみました
が、僅か10分程で目的のホテルにご到着です。
 さて、こちらの日帰り入浴は10時からですので、くつろぎサロンで一時間近く
スタンバイとなりますが、サロンでの珈琲・紅茶などは無料です。
 ご覧のような風景を眺めながら、のんびりと時間待ちをするひと時でした。
そして、二枚目以降が今日の露天そして内湯の風景です。   (甘露!甘露!)

2013/04/19

今日の野鳥「ホオジロ(頬白)」



今日の野鳥は、一年を通してお山で見られる鳥さんですが、何か
クレームがあるようなので聞いてみましょうか。

【僻む「ホオジロ(頬白)」君】
「おいおい、おいらを撮ってから、もう一週間やで!!」
「なんぼなんでも、待たせすぎやないか(?)」
「なに!、顔がボッじゃなかった、バツ印だって(?)」
「そりゃ~!、酷い言いがかりやんか!!」
「以前、白い頬がチャーミングとか言ってたやん!!」
「要は、夏鳥を先に出して、読者狙いやな!!」
「ダメやで、野鳥ブログは鳥さんが主役だで~!!」
「わいらに嫌われたら、もう出てやらんのやど!!」
「おんちゃんの“温泉マルペケ一覧表”と同じやん!!」
「一度ダメの烙印を押したら、№すらふってないやんか!!」
                   (それはごもっともなご忠告で!!)

2013/04/18

「泉ヶ岳のミズバショウ群生地」





今日は、4月13日(土)のカタクリとヒメギフチョウの観察の際、中休みをして
立ち寄った泉ヶ岳山麓、「芳の平湿原」の風景を載せてみます。
 こちらのお花見も今週末に見頃を迎えますので、お近くの方々はぜひぜひ
お出でになりませんか。
 仙台に戻り5年、残念ながら湿地は乾燥化の影響から年々やせ細り、案内
板もやや色褪せてきましたが、せっかくの解説なので転載いたします。

【仙台市指定天然記念物「泉ヶ岳のミズバショウ群生地」】
                              (昭和40年5月30日指定)
ミズバショウはサトイモ科の多年草で、主に本州中部からカムチャッカの山
地や平地の湿原等に生育する。
 宮城県内では、蔵王・栗駒・船形山等の標高400~1200mの湿地に点々
と分布するが、群生地としてはこの泉ヶ岳の他に、白石市の「水芭蕉の森」と
小野田町の「田谷地沼」が知られているに過ぎない。
 ミズバショウは雪解けの頃、葉に先だって花が咲く (この群生地では3月
下旬以降)。 花は非常に小さく、200~300個が一本の花茎の先端に
びっしりとつく。 この肉穂花序を囲むように白色の仏焔苞 (花びらのように
見える苞葉で、仏像の光背に似ているためこの名がある) がつく。
 葉は楕円形で柔らかく、花期の終わり頃からさらに生育を続け、成熟期に
は長さ1mを超える。 地下にはたくさんの根をつけた太い根茎があり、これ
も時には長さ1mを超える。                   (以下省略)

2013/04/17

今季の夏鳥「コムクドリ(小椋鳥)」



日曜日は久々の広瀬川河畔ですが、宮沢橋を過ぎてすぐ、オオハクチョウの群れ
が旅立った事を知りますが、どうも3日前に姿を消したようです。
 この日は快晴、しかも無風状態のポカポカ陽気で、広瀬橋から河原に下りて、下
流域の千代大橋に向かって歩くことにしました。
でもでも、冬鳥が去ったあとには、いよいよ夏鳥のご到来です。
 まずはオオジュリン、次にはノビタキ、川面を滑るようにイワツバメ、そして空には
揚げヒバリ、最後はコムクドリと、夏鳥大歓迎の鳥見となりました。
最近は連作が続いておりますが、今回の夏鳥も三回シリーズでお届けいたします。

【「コムクドリ(小椋鳥)」の特徴】
全長19cmとムクドリよりやや小さく、オスは白い顔に赤茶色の頬、濃紺の背中と
翼の白斑が特徴です。
 夏鳥として、南方から本州中部以北に渡来し、本州中部では山地の、本州北部
や北海道では平地から山地の明るい林に暮らします。
 昆虫やクモなどのほか、木の実や芽なども食べるようです。
そして子育て期の営巣には、樹洞やキツツキの古巣を利用するそうですが、人家
や巣箱にも営巣することがあるようです。

2013/04/16

今季の夏鳥「ヒバリ(雲雀)」



日曜日は久々の広瀬川河畔ですが、宮沢橋を過ぎてすぐ、オオハクチョウの群れ
が旅立った事を知りますが、どうも3日前に姿を消したようです。
 この日は快晴、しかも無風状態のポカポカ陽気で、広瀬橋から河原に下りて、下
流域の千代大橋に向かって歩くことにしました。
でもでも、冬鳥が去ったあとには、いよいよ夏鳥のご到来です。
 まずはオオジュリン、次にはノビタキ、川面を滑るようにイワツバメ、そして空には
揚げヒバリ、最後はコムクドリと、夏鳥大歓迎の鳥見となりました。
最近は連作が続いておりますが、今回の夏鳥も三回シリーズでお届けいたします。

【「ヒバリ(雲雀)」の特徴】
全長17cmとやや大きめの体、その体は淡い黄褐色で、後頭には短い冠羽、喉
から胸への黒い縦斑が特徴の子です。
 早春から夏にかけて、ピィピィピィ、リィリィリィ、またはピチクリピチクリ…などと
聞こえる、複雑で長時間続く囀り飛翔を行います。
 九州以北に主に留鳥として分布するようですが、仙台ではこの季節以外に殆ど
見ることがなく、北から移動してくるものと思われます。
 晴天の空でさえずることから、「日晴」と呼ばれたのが名前の由来で、囀り飛翔
のことを「揚げ雲雀」とも呼ぶそうです。