春を捜して③「ザゼンソウ(座禅草)3態」
仙台市野草園からの最後は、彫刻広場“風の音”を通り過ぎ、“あやめ池”の
水生植物区に咲く「ザゼンソウ(座禅草)」です。
最近の仙台はほとんど雨が降らず、池の水も枯れてしまいましたが、そんな
湿地の中のあちこちに、可愛らしい個性的な姿を見せてくれました。
なお、このエリアの主役であるミズバショウやリュウキンカ、そして周囲の
カタクリやオキナグサなどは4月中旬、シラネアオイ、コマクサ、クマガイソウ
などは5月連休からのお楽しみです。
【「ザゼンソウ(座禅草)」の特徴】
北海道や本州の湿地で自生する多年草で、花序の様子が、僧が座禅をして
いる様子に似ていることからこの名がつきました。
花期は3月下旬から4月中旬ということで、もう少しこの愛らしい姿を眺める
ことができます。
お仲間の「ミズバショウ」は芽を出したばかりで、もう少し先になりそうですね。