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2012/03/31

春の「秋保、天守閣自然公園」<花木編>



3月30日は、今年一番の暖かな天気予報なので、秋保の「天守閣自然公園」
の散策と「市太郎の湯」、そして「そば処」で〆ることとしました。

【春の「秋保、天守閣自然公園」<花木編>】
まず咲くの「マンサク」や写真の「ロウバイ」は、満開と言うよりは終わりかけで、
「ミツマタ」や「サンシュユ」は花芽が大分膨らみ、来週末には開花しそうです。
 ご覧の「ウメ」の花も、白梅はまだ蕾でしたが、紅梅の一部が咲き始めており、
こちらももうすぐ賑やかになることでしょう。
 この公園の桜の中で毎年一番初めに咲く、「カンヒザクラ」はまだ蕾なので、
「ソメイヨシノ」も「オオシマザクラ」も今年はやや遅くなりそうです。

【嬉しい方からの「春のお便り」】
昨晩パソコンに向かっていると、「京都のアッちゃん」からメールが入りました。
 現役時代の財団の大事なお客様ですが、被災地支援のボランティアとして、
遥々京都から高速バスを仕立てて12時間!、亘理郡山元町のガレキ処理に
来てくれました。
こういう方がおられるので、被災地沿岸部もまた春を迎えられます。 (感謝!)

2012/03/30

春めいた広瀬川河畔と「ベニマシコ」君



3月25日の日曜日は仙台では珍しい休日のバカ陽気で、広瀬川河畔の野鳥
たちも春まじかの雰囲気に嬉しそうでした。
 数日前までいたオオハクチョウは北へ旅立ちましたが、このエリアの留鳥を
中心に、何とも穏やかな姿を見せてくれた生き物たちですが、最後は「イタチ」
君まで友情出演というサービスぶりでした。
ご登場順に紹介をしてきましたが、最後はかくれんぼの「ベニマシコ」君です。

いよいよシリーズも最後となりましたが、この日は好天でしたので、広瀬橋で
引き返さずに河原に下りてみました。
 広瀬橋をくぐり少し下流に進むと、何処からともなくフィーフィーという独特の
鳴き声が聞こえてきます。
 がさごそと動いている雑草地を狙っていると、やっと顔を見せてくれましたが、
これぞ、野鳥ストーカーの醍醐味です。
でも、この表現は誤解されるかも知れませんネ~!!        (おしまい)

2012/03/29

春めいた広瀬川河畔と「オシドリ」君



3月25日の日曜日は仙台では珍しい休日のバカ陽気で、広瀬川河畔の野鳥
たちも春まじかの雰囲気に嬉しそうでした。
 数日前までいたオオハクチョウは北へ旅立ちましたが、このエリアの留鳥を
中心に、何とも穏やかな姿を見せてくれた生き物たちですが、最後は「イタチ」
君まで友情出演というサービスぶりでした。
ご登場順に紹介したいと思いますが、三番手はご不満な「オシドリ」君です。

【春めいた広瀬川河畔とご不満な「オシドリ(鴛鴦)」君】
「ねえねえ、おっちゃん!!」
「この美しいボクが見えへんの(?)」
「ほんとに、ねぇってば!!」
「ほんでもって、ボクの大好物のパンは(?)」
「ほんとにもう!は、こっちの台詞や!!」
「だから、わしは変なパン親爺じゃないんだってば!!」
「でも、そのLLサイズも、お腹の出っ張りも、貧相な顔も、皆同じじゃん!!」
「おい、おい、そこまで言うかよ!!」
「そうか~!、人間って見わけがつきにくい生き物なんだね!!」
「我々の世界だったら、違いがすぐ分かるのにネ~!!」
「ふ~んダ!!」                               (おしまい)

2012/03/27

春めいた広瀬川河畔と「カワセミ」君



3月25日の日曜日は仙台では珍しい休日のバカ陽気で、広瀬川河畔の野鳥
たちも春まじかの雰囲気に嬉しそうでした。
 数日前までいたオオハクチョウは北へ旅立ちましたが、このエリアの留鳥を
中心に、何とも穏やかな姿を見せてくれた生き物たちですが、最後は「イタチ」
君まで友情出演というサービスぶりでした。
ご登場順に紹介したいと思いますが、まずは広瀬川の住人「カワセミ」君です。

【春めいた広瀬川河畔と「カワセミ(翡翠)」君】
「どうした~!、おっちゃん、大丈夫か~!!」
「腰痛がひどいんやて(?)」
「ちょぴっと、心配してるんやで!!」
「また、ええかっこして、頑張ったんやないんか!!」
「ダメやで~!、腰は人間の土台やさかいな~!!」
「しばらくは、養生しいや~!!」
「夜、国分町を飲み歩いたらダメやで~!!」
「行きつけの、ケメ子とも遊んだらあかんで~!!」
「ほんでもって、母ちゃんのおっぱいでもしゃぶってり~!!」
「この通りやさかい、皆もおっちゃん誘ったらあかんで~!!」   (ぺこり!)

2012/03/26

広瀬川の住人 「イタチの最後っ屁」



3月25日の日曜日は、仙台では久しぶりのお散歩日和で、多少の風はあるものの
寒さを感じさせない陽気でした。
 予想はしていましたが、僅か3日前に見たオオハクチョウ13羽の姿は無く、川に
いる冬鳥は、キンクロハジロ、コガモそしてユリカモメの寂しい早春の風景です。
 でも、そんな中で、昨日は珍しい特別出演の住人「イタチ」君が、ポカポカ陽気の
中で、一生懸命毛繕いをしておりました。
私の事は無視しておりましたが、通行人に警戒警報「んっ!」「立っち!」2態です。
(今日は圧縮をやや緩めていますので、右下の虫メガネもご利用ください!!)

【日本に生息するイタチ類】
イタチ属に属する動物は、日本には5種8亜種が生息しますが、内アメリカミンクは
移入種であり、在来種に限れば4種7亜種となります。
 4種の在来種、ニホンイタチ、チョウセンイタチ(自然分布は対馬のみ)、イイズナ、
オコジョのうち、ニホンイタチは日本固有種で、この子もそうだと思われます。
 イタチ類は、オスに比べメスが極端に小柄であることでも知られており、この傾向
は小型の種ほど顕著のようです。
ニホンイタチでは、メスはオスの3分の1であり、この子は男の子なんですよね!!

最後になりますが、昨日はカワセミに始まりオシドリの〆まで、賑やかな野鳥観察と
なりましたが、こちらは明日から4回シリーズでお届けします。

2012/03/25

鳴子温泉 「四つの泉質を持つ老舗旅館」





九州の湯めぐりの前は、地元・鳴子温泉のご紹介をしておりましたが、最後の記事を
載せないまま、九州シリーズに突入いたしました。
 今日は日曜日、改めて鳴子温泉の共同浴場「滝乃湯」と共に、最も古い温泉として
知られる老舗旅館「姥乃湯」をご紹介いたしましょう。

【義経ゆかりの伝承の湯】 (旅館のパンフレットより転記)
古来より湧き出でる「姥乃湯」は、文治元年の源義経が奥州に難を避けた時代から
悠久の時を超えて今に伝えられる名湯です。
ここ鳴子温泉では、「滝の湯」と共に最も古い温泉として知られています。
 <泉質が異なる四つの源泉湯めぐり>
◇ 亀若の湯(単純泉)  … 源泉温度44.2℃、PH6.6 (写真3.4枚目)
◇ 義経風呂(芒硝泉)  … 源泉温度60.0℃、PH7.6 (写真2枚目)
◇ こけしの湯(硫黄泉)  … 源泉温度63.5℃、PH7.1
◇ 露天風呂(重曹泉)  … 源泉温度54.2℃、PH6.2 (写真3枚目右奥) 

旅館部19室、自炊部16室、浴室8(貸切家族風呂1)、鳴子では中規模の湯宿です。 

2012/03/24

岡城址、“荒城の月”の似合う古城



九州の旅の最後に訪れたのが、名曲“荒城の月”を生んだといわれる岡城址でした。
 海抜325mの台地にたつ、800年以上も前の古城ですが、城跡の広さは総面積で
100万㎡、東京ドームの22個分にあたります。 大野川の支流、稲葉川と白滝川が
合流する間の舌状台地上に築かれ、川岸からそそり立つ姿はかつて、「難攻不落」と
言われた天然の要害であったことを感じさせます。

【エピソード1、「竹田と仙台は姉妹都市」】
作曲家・滝廉太郎ゆかりの竹田市と、詩人・土井晩翠を生んだ仙台市は、音楽を通
じて相互に友好を深めようという「音楽姉妹都市」です。
 岡城址には滝廉太郎の銅像もありましたが、その近くには名曲“荒城の月”の歌詞
と土井晩翠の名が刻まれた歌碑もありました。

【エピソード2、「難攻不落の名城とは」】
仙台城も岡城も、自然の地形を巧みに利用した山城で、天然の要害そのものです。
 事実、岡城は豊薩戦争では島津の大軍が岡城を襲いましたが、僅か18歳の城主
が良く守り抜き、落城には至りませんでした。
対する仙台城は、豊臣・徳川の世を渡り抜き、戦いの舞台にはなりませんでした。

【エピソード3、「仙台城はだれのもの」】
現在、仙台城(青葉城)の本丸跡には宮城県護国神社がど~んと鎮座しております。
 それは歴史的な変遷があってのことですが、靖国神社と同様に「天皇・朝廷・政府
側の立場で命を捧げた者」を祭神としており、戦没仙台藩士はここにはおりません。
又、伊達政宗公を祀る神社も、明治初期に北山五山のひとつに移転させられました。
 この護国神社が仙台城址を所有し、観光の収益を独占している問題は異論も多く、
又、最近はやりの歴女が、政宗公を祀る神社と勘違いしているのも悲しい現実です。

仙台城址の風化を日々見ており、名曲“荒城の月”の似合う古城はこちらかな~!!

2012/03/22

冬場のジョビジョビ美人局(つつもたせ)



「なあなあ、おっちゃん!、久しぶりだよな~!!」
「わいのジョビ子にちょっかい出して以来、はじめてじゃんか!!」
「おっちゃん、どこいっとったん!!」
「なんか、やばい橋でも渡っとったんか!!」
「そりゃ~!、男やから色々あるけどな!!」
「そいで、わいのジョビ子のおとしまえはどうつけるんや!!」
  … (しばし沈黙)

「おんどりゃ~!、がたがたぬかしやがって!!」
「冬鳥の分際で、人間脅かすつもりか~!!」
「まして、もうすぐこのショバからいなくなるんやろが!!」
「うちのジョビ子がお世話になりました、いうのが筋やろ!!」
「しばいたるで~!!」
  … (しばし沈黙)

「う~、おっちゃん怖~い!!」
「冗談やがな、わて、小便ちびったやん!!」     (おしまい)

東京・大阪の歓楽街には一杯いるのでしょうが、美人局(つつもたせ)も死語かな!!

2012/03/21

家族湯天国、「お湯の駅“あすかの湯”」



九州の旅の最終日、長湯温泉「丸長旅館」を出た後は、竹田の岡城址に向かいますが、
旅館から車で5~6分、直入町から久住町に入ると間もなく、山中に面白い温泉が二つ
見えてきます。
 その一つ「お湯の駅“あすかの湯”」の大浴場は、男女別内湯に露天が2つずつ付く
ご立派なものですが、ここにも九州名物の家族湯が8室もありました。
 写真上の正面奥が大浴場の建物で、左側が家族風呂棟ですが、ご丁寧にも各部屋
専用駐車場付きで、昔々懐かしのラブホテルを想像してしまいます。
 各部屋には内湯と外湯(露天風呂)があって、源泉かけ流しの湯が湯船からあふれ、
芹川上流部の流れを眺めながら、小鳥の囀りを追いかけるのどかなひと時でした。
(大浴場一人500円、家族湯の一部屋50分1500円は、まあまあのお値段ですね!)
【泉質:ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉、硫酸塩泉】

皆々様には九州の湯めぐりに、10日間に渡りお付き合いいただき感謝申し上げます。

2012/03/20

長湯温泉物語「明け方のラムネ温泉館」





最終日の朝は、「ラムネ温泉館」の早朝入浴(朝6時~7時)に“あかつき突撃隊”でしたが、
この日は霜が降りるほど寒い朝で、しかもオープン10分前に到着してしまいました。
 ありがたいことに5分前には開けてくれましたので、それほど寒い思いはしませんでした
が、この内湯と露天をカメラに収めたいばかりに、物好きなんですよネ~!!
 大浴場には、男女それぞれ、露天に32度の「ラムネ温泉」、内湯に42度の「にごり湯」、
露天横に「高温汗室」(サウナ&シャワー)があります。
 帰りには、暗かった空もやや明るくなりましたので、振り返って写真を撮ってみましたが、
右下の看板の通り、ここにもしっかりと家族湯があり、二つの泉質の湯船があるようです。

【「ラムネ温泉館」の二つの泉質】
◇ 露天「ラムネ温泉」
    含二酸化炭素-マグネシウム・ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉
    泉温…32度、遊離炭酸…1380ppm
◇ 内湯「にごり湯」
    マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉
    泉温…42度、遊離炭酸…911ppm

湯船に人の姿がありませんが、僅か4~5分後には撮影など出来ない状態になりました。

2012/03/19

長湯温泉物語「外湯めぐりの湯の街」





長湯温泉に内湯の旅館が登場したのは昭和30年代後半のことだそうです。
それまで、湯治場としての人気を支えていたのは「外湯」でした。
 その代表格が、この日の夜、旅館を抜け出して入ったお隣の「長生湯」、
そして旅館の対岸にある「天満湯」、さらに長湯温泉のシンボルとして賑わう
温泉療養文化館の「御前湯」でした。
 数多くの文人や温泉の権威をうならせた、日本有数の炭酸温泉の外湯が
眠りにつく寸前、最後の最後まで心も体も優しく包みこんでくれました。
と、思ったら、本当に最後のお客が二人、浴室に飛び込んできましたよ。
最後の写真は、お別れする際の翌朝の記念撮影です。  (感謝!感謝!)

2012/03/19

長湯温泉物語「小さな街に三つの温泉館」





【心を洗う記憶の中の湯治場】  (「万象の湯」のパンフレットより)
長湯温泉に、第三の温泉館が誕生した。
豊饒な流れの芹川下流に、温泉療養文化館「御前湯」。
中流には、高濃度炭酸泉「ラムネ温泉館」。
そして上流の顔となる、温泉伝承館「万象の湯」。
ここに、長湯温泉史“第三章”が始まる。
「現代版 湯治場再生」 ~心を洗う記憶の中の湯治場~

長湯温泉の一番新しい温泉館が、ここ温泉伝承館「万象の湯」ですが、この日は
「御前湯」が改修工事中ということもあり、大変な賑わいを見せておりました。
 お一人様500円の大浴場の賑わいを想像して、我々は家族湯を選びましたが、
1棟50分2,000円はやむを得ないと思いました。
 三つある家族湯には、大浴場と同じ内風呂・露天風呂・ぷくぷくサイダー風呂と
3つの浴槽が並んでおり、ゆったりしたスペースが確保されていました。
 又、お隣にある湯治場棟は全8室、シングルルーム2、6畳和室4、20畳和室2
と、湯治場の客層に合わせた部屋揃いで、宿泊客はその建物内の浴室は勿論の
こと、本館の浴室も全て入湯税だけで利用できるようです。

2012/03/18

長湯温泉物語「ワンコイン共同浴場」





日帰り入浴施設でワンコインと言えば、一般的には500円硬貨をさしますが、
ここ長湯温泉では100円も多いのには驚きです。
 しかも、源泉かけ流しの本物のお湯で、一番上のように「ありがた~い看板」
までかけられておりました。
 ちなみに、上2枚は「千寿温泉」、下2枚は「しず香温泉」ですが、入浴料は
どちらも100円で、お湯はジャブジャブとかけ流しでした。

【ワンコインの湯1、「千寿温泉」】
長湯温泉の入り口、県道30号線沿いにある共同浴場です。 お隣に民家風の
建物があり、家の隣に温泉棟を建てて一般に開放している感じです。
 民家はちょうど改修工事中でしたが、温泉の方は営業しており、長湯最初の
湯がこちらとなりました。

【ワンコインの湯2、「しず香温泉」】
こちらは30号線から温泉街に入って間もなく、交差点角に建つ共同浴場です。
 建物の脇の駐車場は3台で満車でしたが、道路の反対側に1階が駐車場で
2階が休憩所という建物があり、車はそちらに駐車しました。
浴室内に入って驚きです。 湯船の縁も床も析出物でコテコテの状態でした。

2012/03/17

奥武士日誌「おとなの火遊び2」





今年の仙台地方は雪が多く、週末の里山暮らしは今まで休んでしまいました。
 今日の仙台は生憎の小雨でしたが、我が家から30分のドライブのつもりで、
久しぶりに奥武士の小屋に顔を出しました。
 集落からO邸に上る坂道は、まだ雪を被ったままなので、ビニールハウス前
に車を止めさせてもらい、里山暮らしの始まりです。
 まずは、ストーブ内を掃除し火遊び開始、煙突から白い煙も噴き出しました。
周囲の雪かきをしたり、炎をぼんやり眺めたり、そしてお待たせ完成で~す!!